のぶひさの日記

生きていくのはいろいろあるね。出会いを大切に。また会えるといいね。

これ以上貧乏になれというのか~

2009年11月26日 | 専門科目
今朝の朝日新聞。

事業仕分け、若手研究者育成費用削減の方向らしい。

蓮舫め。むかつく。

自分ばっかり高い給料もらいやがって。

非正規の若手は大部分が200万円以下の年収なのに、

さらに削るっていうのか?

これ以上貧困に落ちろと。

そもそもわれわれは存在自体が「無駄」なのか。

事業仕分けが身にしみる

2009年11月25日 | 専門科目
こないだ教授連中が「科学技術予算を減らさないでくれ」って声明だしてたけど、違う意味で賛成。

大学や研究機関の予算を減らされると、困るのはわれわれのような非正規の研究者。

教授たちは給料は減らないけど、研究費が減るだけ。

つまり教授たちは普通に食ってはいける。

研究がやりにくいだけ。

ただそれだけ。クビにはならない。


しかし、非正規はまっさきにポストが無くなるよ。

食っていけなくなるよ。

研究どころじゃない。

バイト探さなきゃならなくなる。(ま、たいがい研究とかけもちでバイトしてるんで、バイトを他に探す)

大学教育の大部分を非常勤講師が担っている現実では、

けっこう深刻な問題だと思うけどな。

出版されました

2009年05月16日 | 専門科目
翻訳に参加した本がようやく出版されました。

いろいろトラブルがあって、出版までに5年もかかりました。

第12章のグルジアの死刑について担当しました。

明石書店から出ています。

大きな本屋さんに行ったら、ぜひ手にとってみてください。

法律書の刑法とか刑事政策のところにあると思います。

5歳でも少年院送致? 少年法改正案の法相発言で論議

2007年03月29日 | 専門科目
法相は「(5歳は)少ないであろうとは思いますが、ありえないとは断言できない」と答えた。
<アサヒドットコム、2007年03月29日15時52分>


大丈夫かねこの法務大臣。
5歳っていったら幼稚園児だぜ。
少年院で暮らせるわけないでしょうが!
この法務大臣は5歳が想像できないのでしょうか?

センター英語今年もトラブル

2007年01月21日 | 専門科目
今年もやっちゃったね、さすがソニー。
改良したはずが、不良品なら最近絶好調のソニーですからぁ~。

ICプレーヤーの不具合を訴えた受験生は351名。
その他の事由も含めて、再開テスト(去年こんな用語はなかったぞ)を受けたのは381名(昨年は457名)。

来年はメーカー変えたほうがいいね(爆)

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中学校で授業

2006年12月15日 | 専門科目
きのうはある国立大学の附属中学校で授業をしてきました。
私と弁護士さんとフリーのライターさんの3人で。

45分×2コマの時間をもらってやったのですが、
疲れましたよ~。

正直言ってキツかったです・・・。
中学生の頭の固いことといったら。

どうやら前回の授業では検事さんが授業をしたようなんですね。
そこでできたイメージは「悪と日々闘っている検事さん」なわけですよ。

それで次の授業にやってきたのが私たち。
すなわち、「悪の味方」

このイメージは短い時間では覆すことはできませんでした。

どうやら担当の先生は、ある法案に賛成立場反対の立場の人の意見を生徒に聴いてもらった上で、一月にディベートをしようということらしいんですね。

そこへ私たちは放り込まれたようです。

さらに国立の超エリート校なので、ある一定の経済層の家柄の子どもたちしかいないわけですよ。
これがけっこう大きいのかな。
他者へ想いをはせることができないんです。
もちろんとてもかわいいいい子たちだし、
高校生になればだいぶ変わると思いますよ。
ただ多様性という意味では、地元の公立校にはいろいろな生徒がいるわけで、
生徒にとっては「いろいろな人がいるんだ」ということが肌で感じやすいのかなと思いました。

中高一貫、小中一貫などがブームになっているけれど、
そういう学校はある一定の層の子どもが集まってくるわけで、
もすごく多感な時期に、特定の層の仲間しかできないというのはどうかなと。


こうした出前授業のいい点は、おとなの私たちがすごく勉強になるんですよね。
実際に学校はどうなっているんだろう?というのが目に見えて、楽しかったです。

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少年法審議入り

2006年11月14日 | 専門科目
少年法「改正」案の趣旨説明が衆議院本会議で行われました。

「安全・安心」の枠内で治安対策として議論するのか、
子どもが生まれて成人になるまでの「育ち」や「子育て」の問題として議論するのかではまったく視点が異なります。

成人による犯罪も含めて刑法犯は間違いなく減少に転じていること、
少年犯罪の低年齢化というデータは存在しないことをまず大前提として議論して欲しいです。
その上で、子どもたちの問題行動を明らかにする機関として、
治安維持・犯罪捜査を主な任務とする警察がまず一番にあげられるふさわしい機関なのか?
児童相談所の役割、学校の役割、子育て支援の体制、虐待の問題、格差社会の是正などなど問題は多岐にわたります。

感情的なあるいは治安対策のみの議論ではなく、さまざまな現場の人の声を反映した審議を望みます。

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東京・足立区教委、「学力で予算配分」方針転換

2006年11月08日 | 専門科目
学力テストの結果などから小中学校を分類し、来年度からの予算配分に反映させる方針を決めていた東京都足立区教委は7日、この方針を撤回することを明らかにした。

 ただし、撤回するのは、学校を機械的に分類する方式で、平均点の前年度からの伸び率は考慮するとしている。
内藤博道教育長は7日の区議会で、「区民の意見を受けたが、学校のランク付けという誤解を生みやすいので取りやめる」と述べた。

(読売新聞) - 11月8日3時7分更新

新たな方針では、A~Dの4ランクに分けるのをやめ、各学校から提出される予算の申請に基づいて1校ずつ査定する方法に改めるという。学力テストの結果は、伸び率によって学校に加点する形で予算を上乗せする。加点の点数はあらかじめ決めずに1校ずつ判断する。学校へ配分する予算に学力テストの結果を反映する点は変わらないという。同区教委は、さらに具体的な方法を詰める。

(asahi.com2006年11月08日08時44分)

ランク付けはしないけれども、学力テストの結果は予算に反映させるとのこと。結局のところ予算は税金なわけだから、どこの学校にいくら予算がおりたのかは公開されるはず。そうなったら誰が見ても序列はわかってしまうよね。

そもそもテストの実施権が教員にあるのだとすると、学校としては学力テストに参加しないという選択肢もあるんじゃないのかな。
参加した場合のメリット、不参加の場合のメリットを各校の教員と生徒・保護者で話し合う機会が保障されるべきではないのですか?
だってこれからの学校運営にこの予算が大きくかかわっているわけだから、当然でしょ。

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学力テストで予算に差 足立区教委

2006年11月04日 | 専門科目
都や区が実施する学力テストの成績で、「特色づくり予算」に差をつけるとのこと。

競争させるといいものができるという幻想に基づいている模様。
新自由主義とよばれる風潮ね。
20年遅れでイギリスのサッチャー政権が失敗した政策を追いかけているだけです。

製造業なら売るためにいろいろ工夫して、いい製品ができるというのはわかる。

でも、人格形成とかに「競争」って何???

そもそもeducationの語源educeというのは、

「その子のもっているいい部分を最大限に引き出す」という意味。

それがeducationになって、明治時代に鹿鳴館で舞踏会に明け暮れていた井上馨とかが「教育」という日本語訳をつけたわけ。
「教える」、「育てる」という上から目線ではないのよ、本来は。


東大を頂点とする学力(この文脈では明らかに偏差値であり受験学力)競争というものを無くさないと。
どの子からも偏差値という学力をよい部分として伸ばすのが教育なのか?

政治家や官僚や評論家が都合のいいときにしか、引用しない国連の見解では、

日本の子どもたちは過度の競争にさらされている。是正しなさいと条約に基づく審査で二度も勧告されています。

私たち市民団体・NGO・NPOは協力してこの国連の審査に提出する3度目の報告書を作成していますが、現状は悪化するばかりであるというのが共通の認識です。
競争に敗れた子どもたち、競争に参加できない子どもたちはどうなるのでしょう?
また、この「競争」がいじめや非行を引き起こしていたら?

もうそろそろ競争すれば何もかもよくなるという幻想は捨てて、
子どもたちの声を聴くという方向に転換して欲しいです。

(そもそもテストの実施権は教員にあるのではないですか?
学テ訴訟で過去にさんざん争われたのに・・・)

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高校生文化祭支援企画

2006年08月23日 | 専門科目
ちょっと前の話になりますが、先月の運営委員会で提案してみました。

却下されるかと思ったら、弁護士さんがノリノリであっさりOKに

少年法や非行について文化祭で発表する人たちに資料を提供したり、
相談にのったりしようという企画です。
私立高校なんかだとパネル展示みたいな感じでやることもあるだろうしと思って。

非行の問題って大人があーでもない、こーでもない、困った、弱った、なんていってもどうかと思う。
当事者の子どもたちの意見をきいてみたい。
身近な問題であるからこそ、そこから社会の問題が見えたら面白い。
自分を取りまいている状況が実は社会の大きな問題と無縁ではないどころか、
関係が深いということに気づいたら、彼らはどのような反応を示すのかな。
それが一番楽しみ。「正解」がないからこそ、彼らの反応が楽しみだ。

10月にはずっとやってみたかった出前授業ができる。
友だちがやっててずっとうらやましかったんだ。
今度は自分の番。楽しみです

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決して見捨てないよ

2006年06月09日 | 専門科目
きのうの朝日新聞夕刊一面に私も賛助会員となっているNPOカリヨン子どもセンターがとりあげられていました。

私たちは「決して見捨てないよ」というメッセージのもとで、
行き場を失ってしまった子どもたちに居場所を提供し、まずはほっとして、
これからのことをじっくり考えることのできる環境を設けようということで活動しています。

世の中がどんなに豊かになっても、帰る所がない子どもたちがたくさんいることに本当に驚かされました。
非行少年として補導・逮捕し警察から家庭裁判所に送り、処分を決めて終了というわけにはいかないのです。
でも今の世の中は、そういう流れにのせることを求めているような気がしてなりません。

気に食わないものを目の前から排除し、臭いものに蓋をすることは簡単です。
しかし、それで問題が解決したと考えるのは単純だと思いませんか?
大人たちの思考回路は恐ろしく単純になってはいないでしょうか。

法を犯したらそれなりの罰を受けたり、償いをしなければならないというのは、当然です。
けしからんと言って罰を科すのはその意味ではすごく当たり前のことです。

でも、法を犯すに至った背景をきちんと明らかにし、二度と法を犯さないようにするにはどうしたらいいのか、同じような子どもたちを救うためにはどうしたらいいいのか、ということも考えなければなりません。

「威嚇」で犯罪や非行を防止しようとしても、犯罪や非行の根底にあるのものを解決しない限り意味はなさないと思っています。

行き場を失ってしまった子どもたちの居場所が、全国にできていくといいなと思っています。

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学会です

2006年05月27日 | 専門科目
今日は学会で京都に来ました。

中学の修学旅行以来だから、16、17年ぶりかな。
岐阜から在来線でも1時間40分くらいで、案外近いです。
いつのまにか京都駅が改装されていてきれいになっていました。

京都って自分から行かないと由緒ある建物には出会えないんですね。
大学へ行く途中のバスからの景色は二条城以外は「都市」でした。

今回の学会は出身大学の先生方へのご挨拶が目的。
挨拶を済ませ、お土産を買い、京都滞在はなんと6時間!

思ったよりも京都は都市化されていてごちゃごちゃしていたし、今にも雨が降りそうだったので、観光はせずに帰って来ました(笑)

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高校生と

2006年04月29日 | 専門科目
きのうは高校生と一緒に勉強しました!

ある都立高校の2年生5人が「現代社会」の授業の一環として、
私たちの市民運動の拠点である弁護士事務所にいらっしゃいました。

テーマは「少年非行と少年法」。

どうして同世代の人が人を殺してしまうのか?
刑罰って何?
どうして少年犯罪が多いのか?
少年犯罪のほとんどが高校生なのはどうして?
少年院って何するの?
などなど、みなさんいろいろ疑問を持っているようでした。

2時間弱でしたが、とても楽しかったです
高校生はスポンジのように吸収が早い!
それと高校生の疑問ってストレートだなあという印象を持ちました。問題の核心をついているんですよね。
その疑問にわかりやすく答えるにはどうしたらいいのか
自分自身ももっともっと向上せねばならんと思いましたよ。
(予備校で働いていたころの自分に戻れたようで少し安心もしました。)


今国会で少年法はおそらく改正されます。
私はその改正を阻止するためにある議員さんとも連携して活動しています。
改正内容は、
警察はこんなに困っている、
保護司はこんなに困っている、
裁判官はこんなに困っている、

だから改正しようという内容。つまり「大人はこんなに困っている」という内容。
それに対して私や弁護士という大人たちは
「改正されたら困るぅ~。」と言って、あの手この手で改正を阻止しようとしています。

ふと気づいたのですが、

困っている大人の対立なのではなかろうか?と。

そこには少年法の当事者である「子ども」はまったくの不在です。
「困っている」大人の対立の中に自分もいるだけなのではないかと・・・。

そんな大人になってしまった自分がいるんですよね。ショックです。
本当は子どもたちの声を聴かなければなりませんよね。
非行、教育、いじめ、虐待・・・。
子どもたちに関わることは本人に聴くのが一番!というとても大切なことを忘れそうになっています。
だからこれからは「大切なこと」に向けて活動していきます。
具体的には、中学生や高校生のもっと近くで活動できるように考えています。
秋頃には動きだすかもしれません。がんばるぞ!

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GS450h

2006年04月05日 | 専門科目
レクサスGS450hです。

そんなもの見てる暇あるのかと突っ込まれそうですが、見に行っちゃいました

お台場はどしゃぶりだったので、春休みにもかかわらず空いてました。
あ、メガウェブですよ。行ったのは。

明日はいよいよ岐阜に行きます。レンタカー借りて買い物しまくりの予定。
もはや破産状態です

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頭のいい子の生活習慣

2006年03月20日 | 専門科目
プレジデント Family [vol.2](プレジデント社)の特集です。

なんだかゾッとするのは私だけでしょうか?
灘中学1年全員のアンケートに基づくものだそうです。

第2特集は「息子と娘のハローワーク」
題名を見る限り親子で職業について話し合うのかな?と思ったのですが、甘かったですね。
サブタイトルは

「お金に困らない子に育てたい」


親の期待に常に応えることのできる子はいいんですけどね・・・。

子どもは「客体」であるという考えがこの国ではどんどん強くなっている気がするなぁ。

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