のぶひさの日記

生きていくのはいろいろあるね。出会いを大切に。また会えるといいね。

ナースあおい<第11話・最終回>

2006年03月21日 | ドラマ感想
第11話「桜・後編~君がいるからがんばれる」

いよいよ最終回。いい話にまとまりました
なんとあの田所(西村雅彦)が「責任は自分にある」というとは!
田舎のお母さんからの電話が効いたんですね。
「あんた昔からやさしいわ。ありがとね」という言葉が母の最期の言葉になってしまったけれど、その言葉がしっかり田所の心の響いたんですね。


「みんなはただこの仕事が好きなんです。夢をもって医師になったんじゃないですか?」というあおい。

「偉くなることが親孝行になると思ってた。なにが人様のためだ。そんなのとっくに・・・。これ(聴診器)を持つのが夢だった。これからも私は上を目指す」と田所は答えました。
せっかく医師になったのに自分の母を看取ることができなかった無念の現れでしょう。
本院から転院してきた患者の急変に迅速に対応してくれたみんな。
本院の偉いおっさんにも桜川のチームワークの良さをほめられて戸惑っていた田所。
だんだん心が揺れています。

とどめは高樹(柳葉敏郎)のこの言葉ですね。
法律とは何か?という本院の偉い人(中丸新将)の質問に
人にはやさしくしなさい、うそをついてはいけません、困った人がいたら助けてあげなさいということ」と答えました。

田所は母の言葉を思い出したのでしょうね。「あんたは昔からやさしいわ」と言ってくれた母。なかなか親孝行できなかったけれど、自分を最後に気にかけてくれた母。
高樹のいうように、あおい(石原さとみ)は「目の前で苦しんでいる人を助けたという単純なもの」かもしれません。

これだけ材料が揃って田所の心が揺れないはずはありません。
浜松内科部長(小野武彦)の言うように、人の命を救うという医者の魂があったのですね。
新病棟のプランも総師長(片平なぎさ)に一任されました。田所ナイス!


あおいの行為は人道的措置として解釈して当然ですよね。
総師長は回復したのだし、法に触れたから即処罰というものではないでしょう。
高樹の言うように、人にやさしく、困った人を助けただけです。そこに処罰はないはずです。
気管挿管は危険な行為だから法は禁止しているのであって、他にとるべき手段がない時にまで積極的に処罰しようとしているわけではないでしょうし、今回あおいに処分が下されなければ晴天会グループの看護師みんなが挿管をやりだすものでもないはずです。

高樹先生もあおいも元通りに働けて、めでたしめでたし。

田所が江藤(八嶋智人)に自分の聴診器をプレゼントするのもなかなかニクイやつですね。研修終わったらクビだって言ってたのに。


北沢くん(小山慶一郎)も無事に看護学校受かりました
一番にあおいに伝えたかったようですね。
気づかないあおいは本当にニブイなぁ
今度はライブ行くね、ブイブイってのは関係ないようですねー。

相変わらず高樹先生は「ケツ圧チェーック」とかいってあおいちゃんのお尻触ってるし!!!オレも触りたい

小峰(杉田かおる)も「目の前にいい女がいるっつーの!」なんて。
再婚相手お探しですかぁ~

総師長も職場復帰で新病棟プランも動きだしたし、本当によかった。

なによりも内科病棟のみんなが信頼関係を気づいてチームワークで仕事をするようになる過程がしっかり全11話を通して描かれていて良かったです。いいドラマでした

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