ちゅう年マンデーフライデー

ライク・ア・ローリングストーンなブログマガジン「マンフラ」

膠で岩絵具溶きつつラフロイグの刺激に酔う夜オーラはサマータイムを奏で

2009年05月08日 | アフター・アワーズ
 なんと3ヵ月もブログを更新していなかった。仕事が一段落したので、忘れないうちに近況をメモしておこう。

 2月から日本画を始めた。知人が細々と日本画教室をやっていて、おばさん2人と僕の、合わせて3人が生徒という気楽さで通い始めた。3月から岩絵具が値上がりしたので、それを前に始めたのだ。初回にデッサンを持参せよとのことだったので、デッサン力を見るのだろうと、とりあえずテーブルのチューリップを描いていったら、これが初めての日本画の下絵になってしまった。ゆくゆくは屏風か襖に描きたいと思っているのだが、処女作がチューリップというのはちょっと不満。日本画は時間がかかり根気がいる。早く美人画を描きたい。

 長いこと使っていたパイオニアのアンプとボーズのスピーカーのオーディオを買い換えた。たまたま、近所の電器店が閉店セールで、B&WのCM1という小型スピーカーが3割引くらいになっていたので、衝動買い。さらにアンプとプレイヤー一体型のオーラデザインノートが、モデルチェンジを前にネットで4割引だったので、これも衝動買い。それぞれ単体では名機といわれているが、見かけ重視の購入法なので、この組み合わせがいいかどうかは疑問。まだ、値段相応の期待した音にならないからだが、セッティングで随分変わることも分かった。まあ、オーディオは、はまり始めると金食い虫なので、ほどほどにしておこう。

 焼酎やワインの人気に比べ、ウイスキーはすっかり人気がなくなった。自分でもあまり飲まなかったのだが、寝酒に「IWハーパー」をストレート(水で割らない飲み方をニートというそうだ)でやっていたら、これが結構落ち着くし、水割りなんかよりおいしいのだった。そういえば、1年前くらいに買った「ラフロイグ」があったっけと、こちらも封をあけてみれば、独特の薬臭い味に改めて感激し(禁酒法時代に薬屋で売ったらしい)、そうだ、これからはシングルモルトにしてみようと思い立った。なんせ、ワインだと開封したら飲んじまわないといけないし、コストがかかる。シングルモルトなら、ワインほど種類も多様ではないし、何よりゆっくり飲んで楽しめる。シングルモルトに関する本など買ってきて知識を仕入れ、新宿・歌舞伎町の信濃屋に行く。調べて分かったのは、シングルモルトは最近ちょっとしたブームということだった。でも、ワイン、焼酎ブームほどじゃないよね。まあ、シングルモルトは、いわばスコットランドの地酒みたいなもんだから種類も豊富で、それぞれ個性的だ。「ラフロイグ」は最も個性的なアイラモルトの一つだが、信濃屋では、スペイサイドモルトは「バルベニー」、アイランドモルトは「タリスカー」、ハイランドモルトは「グレンゴイン」を購入した。飲み比べてみれば、こんなにも違うのかというほど、なかなか個性的な4本だが、いまのところ「バルベニー」のトロリとした甘い舌ざわりが気に入っている。そんなわけで、まだ飲んだことのないシングルモルトを求めてBAR通いでもしてみようかと思っている今日この頃なのだった。

 そういえば、最近おきにいりのCDは、ビレリ・ラグレーン&シルヴァン・リュックのギターデュオによるアルバム「サマータイム」。チック・コリア「スペイン」、「君の瞳に恋してる」など選曲もよく、高テクニックながらジプシー系の味わいがなかなかよいのだった。
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