ちゅう年マンデーフライデー

ライク・ア・ローリングストーンなブログマガジン「マンフラ」

マッシモ・ファラオのマカロニジャズでモリコーネ。

2007年03月06日 | 音楽
 マッシモ・ファラオ・トリオの「プレイ・モリコーネ」2枚組みがお安くなって1,560円だったので買ってみた。

 もともとは4枚組みのエンリオ・モリコーネのトリビュートアルバムらしいが、これはそれをおそらく編集したもので、なんと韓国版。曲名はイタリア語とハングル表記、ライナーノーツもハングルなので、よく分からないのだが、とりあえず曲名は単語と一部ネットなどで調べて、「荒野の用心棒」「続・荒野の用心棒」とか「ニューシネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」「アンタッチャブル」「ミッション」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」など、有名どころはなんとか10曲くらいは分かったのだが、あとは聴いてみて、あーあ、あれあれ、あの曲なんだっけなーとか、ちょっとくずしているけど聴いたことあるとかで、目下全曲解明するのが目標になっている。

 ほとんどの曲が原曲を活かして弾いているようだけれど、安っぽいエレキ・ギターサウンドのマカロニ・ウエスタンの一曲が軽快なスイングナンバーになったり、まあ、気軽に聴くにはうるさくないアルバムだ。ラウンジ・ミュージックとか、イージーリスニングと片付けるには惜しい。むしろ分かりやすいジャズピアニストといったほうがいい。最近は、もっぱらこのマカロニジャズを電車の中の愛聴版にしているのだった。

 そういえばマカロニ・ウエスタンの命名者はかの淀川長治さん。イタリア製西部劇だからなのだが、撮影はスペインとかユーゴスラビアの南部、正統西部劇と違って、暴力的などといわれたが、そもそも舞台設定がだいたいメキシコかその国境なので、そこからして大分西部劇とは雰囲気が異なっていたのだった。ジャンゴーッ! 

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