日暮らし通信


その日暮らしの生活でも、感謝しています

日頃、見た事・聞いた事・感じた事・そして言いたい事などを発信します

雨の日の空堀川

2015年09月17日 14時12分02秒 | 空堀川散策


今日は朝から本降りの雨が続いている

予想気温も低いとのことなので
DSへ行く妻には長袖シャツを一枚増やして着せたが大丈夫だったろうか?

9時前、降りしきる雨の中、私は長靴履いて空堀川沿いを歩いてみた

左岸を歩きながら前方の少し雨で煙った曙橋付近でも
この雨のお陰で濁った水が勢いよく流れていた




一昨日妻と川沿いを歩いていて気付いたのは都営住宅前庭で
もう金木犀が花を咲かせていたことだった

前庭には何本かの金木犀があるが
この小振りの木だけがもう満開の勢いで咲いていた

私の記憶では 「彼岸花が終わってから金木犀の花が咲く」 と
思っていたのだが、どうも今年はその順序は当てにならなかったようだ

そしてこのように雨が降る中で咲く金木犀の花を撮るのも始めてのことだった




勢いのある雨の降り方の中でも彼岸花は健気(けなげ)に咲いていた

花弁に雨の(しづく)を光らせながら咲く姿は、雨の日だけの特別シーンだ






コスモスもこの雨にも負けずに花びらを一杯開いて勢いを失っていない

上空は灰色の厚い雲。やはりコスモスには秋空が似合うと思った




穏やかに流れている時の河川は静かだが、先日の鬼怒川堤防決壊の被害を想い出すと
やはり激しく雨が降ると空堀川の水位が心配になる

この写真の水位計は大沼田橋の上流近くに設置されているが
私がここに転居してから、何回か激しく雨が降った時でも
この水位計に達したことはないが、それで安心とは言い難い

大きな災害での被害者の方々が
 「もう50年もここに住んでいるが、このようなことは始めて」 との実感は
いわゆる 「想定外の事態発生」 が起こり得るとの注意喚起でもある

水が流れなくなっても心配、そして流れ過ぎて水量が増えればなお心配と
 「一級河川・空堀川」 は、やはりちょっと変わった川である




14時過ぎ、庭の外気温は17度と低く、10月下旬並みの陽気だ

雨はまだ本降りのままで、止みそうな気配はない



    写真説明: 雨の日の光景
    撮影場所: 空堀川沿いにて (撮影: H270917)