”世の中にはそんな事があるのか?” と、常識では考えられない出来事が起こった
それは山口県下関市の障害者施設に通っていた知的障害者を虐待する映像が内部告発者によって公開されたことだった
顔はマスキングされていてもその職員の言動は明らかに過ぎたる行為で許せない内容だった
そしてこのような事実が浮かび上がってくると、次から次へと市側対応のアンマッチさが目立つばかりになってしまった
この問題、メディアの取材が入らなければ、まだまだ続いていたであろうし、ここでは日常的に施設内で繰り返されていたに違いない
内部告発者が施設の上司、監督する市側にも伝えたようだが、充分な調査もなされずに済まそうとしたことは許されることではない
当然、虐待した当事者や穏便にしようとした関係者を激しく罰することが必要で、虐待した当事者の職員は懲戒免職、そして暴行容疑で逮捕されたが、他の職員も同じような行為をしていた可能性は無いのであろうか?
このような知的障害者の施設に限ったことではなく、高齢者を介護する他の施設でもこれに似たような話を聞いたことがあるはずだ?
おそらくはこのような虐待は他の施設でも起こっていると懸念してもおかしくはないのかもしれない
ところで妻がお世話になっているディサービス施設では大丈夫だろうか?
疑念が増した私は妻に 「怒られたことはないか? 何か言われたことはないか? 何か苛められたことはないか?」 と聞いてみたが、妻は簡単に 「大丈夫」 と答えるので安心するしかない
しかし、私の杞憂も少し度が過ぎているのでは? と反省気味でもある
それにしても問題の映像を見る度に ”こんなことが公然と行われているのか?” と驚くしかない
”弱者には気遣いと、優しさを” と、常人は目線を下げて弱い者たちを見守って欲しいと願っている
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