日暮らし通信


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我が家の安否確認

2015年06月06日 14時57分42秒 | 日暮らし通信

日暮らし通信
■□ 撮影場所 □■

空堀川沿いにて


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ブルーサルビア


百合遠景




先日、お世話になっているケアマネさんから電話があり、市役所へ提出していた 「高齢者緊急通報システム利用申請」 は不受理になりましたのことだった

私自身はあまり期待はしていなかったが、ケアマネさんがかなり下準備して市役所へ説明をするなどの後押しをしてくれたが、条件に非ずとのことらしかった

私が要介護の妻と暮らすようになってからの一番の悩みは 「もし、私に何らかの異常が生じた場合、妻はそのSOSを外部に伝えることが出来ない」 ことだった

この件については転居以来、私も第一懸案事項として、行政側にも何回も質問したが、現状では私たちの年齢構成では 「安否確認」 については得策な方法が無いことが判った

そこでケアマネさんがいろいろと調べた結果、市にはこのシステムがあることが判ってその利用を薦めてくれた

このシステムは電話回線を使って利用者と民間の警備会社が連携して緊急時に対応するもので、市が一部を補助する緊急システムだった

しかし、我が家のように私が特に異常な身体状態では無いので利用は出来ないとのことらしいが、それと利用申請者が多く、経費も掛るのでかなり絞って利用を受理しているようだ

市では高齢者対策として民生委員や老人相談員による家庭訪問などを行って、高齢者の安否確認を把握しようとしているが、条件が 「75歳以上の独り暮らし」 または 「二人とも75歳以上の夫婦」 なので私たちには該当しない

前述した 「私の一番の悩み」 は今も消えた訳ではないが、行政側の仕事なんて所詮は ”お役所仕事” 、敢て期待することは止めることにした

それにしてもお役所の仕事ってどうして柔軟性に欠けているのであろうか?

それと高齢者への味方だと思っていた民生委員や老人相談員もあまり頼りにならないのが現状だが、私は行政側に過度なサービスを期待しているわけではない

いい策が無い 「我が家の安否確認対策」 だが、私には結論は判っている

それは 「私がいつまでも元気でいること。妻より先に私が逝かないこと」 だと、ありふれた簡単な結論だった