日暮らし通信


その日暮らしの生活でも、感謝しています

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ふんわりと 熱気球

2014年08月24日 20時15分23秒 | 所沢航空記念公園

時々園内の広場で 「熱気球係留体験搭乗会」 が行われています

 「AirB 熱気球運営機構」 が運営しているこのエベントは
参加費が中学生以上・二千円、小学生千円
65歳以上と障害者の方は千円とのことです

私も一度は乗ってみたいのですが、それは叶いそうにもありません
写真でその様子を見てみましょう

まずはその遠景です




希望者が搭乗して、バーナーが点火しました




浮き上がりました
搭乗者の方はどんな気持ちなのでしょうか?




地上からだいぶ上がりましたよ




パイロットがバーナーを操作しています
気球本体を制御しているのでしょう




最高高度に到達したようです
係留用の綱がピンと張ってバケットを支えています




少しアップで気球を撮ってみました
これで体験搭乗は終わりです




体験搭乗だから高度は30メートルくらいでしょうか?
でも眺めは良かったに違いありません
私もいつか必ず熱気球に乗ってみたいものです


 写真説明: ふんわり熱気球 (登録番号:JA A1234)
 撮影場所: 所沢航空記念公園 (H260824 撮影)


妻とマグボトル

2014年08月24日 11時04分29秒 | 日暮らし通信
日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

キバナコスモス

空堀川沿いにて



● 写真の上でクリックしてご覧ください ●




常人なら誰でも持っている常識の多くを忘れてしまった妻だから 「何か新しい事」 を教えることなど到底無理なことだと私は思っていた

しかし最近その考えを ”少し修正する必要” があると考えさせられたある出来事があった

7月下旬、私は妻と近くのホームセンターへ行き、散歩の時に使う小さ目のマグボトル (今は水筒と言わないらしい) を買ってきた

マグボトルの一番の定義は 「マグ (カップ) の様に直接容器を口をつけて飲む水筒の魔法瓶」 とのことらしいが私には ”水筒” の呼び名の方が馴染(なじ)みやすい

この厳しい暑さだから散歩の時には妻への水分補給が私にとっては大切な仕事でもあるが、毎度園内で160円のジュースを買っていたが、自販機の数は限られている

それなら自前の麦茶持参で補給回数を増すことにしよう、と考えてのマグボトル購入だった

このボトルは上部のキャップにある ”開く” ための切り欠きを押すと ”ポン” と音がしてキャップが開くようになっている

さてここから私の妻への挑戦が始まった

キャップを開けるための切り欠きは常人なら極全(ごくまった)く普通の親指操作で簡単に開けることができる

しかし妻にとってはこの操作はかなり難しいようで、何回も繰り返し教えても、軽く押せば開く行為ができないのだ

誰でも子供でも簡単に出来る操作が妻には出来ない、しかしそれだから要介護の認定を受けているのだからと、私は特別に苛立(いらだ)つことも無かったが、時間がかかっても自らの手でキャップを開けることを必ず憶えさせたいと願った

自宅に居る時もなるべくそのボトルで水分補給して開け方を教えたつもりだが、なかなか妻には出来そうもない

ボトル購入後、五日が経ってその日も公園を散歩していた

私は路肩に咲いている小さな花を撮ろうと、ボトルを妻に渡して腰を落としてカメラを構えていた

その時 ”ポン” と背後で音がした
驚いた私が妻を見るとそのボトルで麦茶を飲んでいるではないか?
 ”やっと自分でキャップを開けて飲んだ” らしい
そして私の胸には感無量の思いが巡った

私はその音と飲んでいる妻の姿に感動し、思わず涙腺(るいせん)が緩んでしまった

並みの人間なら極普通の行為だが、妻の行為としては大げさな表現だが破天荒(はてんこう)な驚きの光景だった

これからも妻に何かを教える時は 「じっくりと時間をかけて」 教えれば憶えてくれると確信している

経験者でないと ”妻を介護すること” を理解して貰えないだろうが、私の毎日はこのような妻とのやり取りの中で時を刻んでいる

今日のブログタイトルは 「妻とマグボトル」 にしました
このタイトルに秘めた想い出を大切にするつもりです