日暮らし通信


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台風一過後の園内を歩く

2014年08月11日 17時06分51秒 | 所沢航空記念公園

今日は快晴
雲が多いがやはり青い空を見ると気持ちも軽くなる
だが風が強い
園内を歩いているとこの風が心地よく体に吹きつけてくる

しかし妻と園内を歩くのは要注意だ
どの路上にも一面に葉や小枝がばら撒かれたように散乱している
台風11号は予報よりは勢いが無いようだったが
木々にとっては強い風は葉を千切られ、小枝は耐えられずに落ちてしまったのだろう

こんな小さな小枝でも妻が足に引っ掛けるとバランスを崩す
今日私はその散乱物を如何に探知して妻の歩行を助けるかが優先行為だった




 写真説明: 路上に散乱する葉や小枝

池の溜まり場では亀が甲羅の点検整備中
鴨はもっぱら毛づくろいの真っ最中だ

冬の頃は無数に見られた鴨たちも暖かくなると数が減り
今では数えきれるほどに少なくなってしまった

私はいつも不思議に思うのだが
夏場、ここにいる鴨たちだって渡り鳥のはずなのに
どうして北へ向かって帰らなかったのだろうか?
この池が気に気に入ったのか? それとも体力的に無理?
 「そんなことは、どうでもいいでしょう」 と
どっかの鴨さんから声が聞こえたようにも感じましたが




 写真説明: 池のコミュニュケーション広場では仲良しが集合中

また妻が何かを見つけた
見上げると茶色の実が成っている
 「何の実だろう?」 と
この木の幹元を見ると 「トチノキ」 のラベルが貼られていた
そうか 「トチの実」 だと判った
 「トチの実」 は米が取れない地方ではヒエやドングリと共に
飢饉の際の重要な食糧として重宝されたようだ




 写真説明:  「トチの実」 

公園で空を見る一番好きなアングルがこの写真
見上げると放送塔越しに私の視界一杯に青空が迫ってくる
何とも言えない快感が私の気持ちの中に生まれて穏やかになる
可能ならあの雲に乗ってこの放送塔を上から見たいものです
青空は無限に果てし無く、そして雲の広がりも無限にある
小さいのは人間の心だけかもしれない




 写真説明: 青空・雲・放送塔
 撮影場所: 所沢航空記念公園