日暮らし通信


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今日もまた暑かったです

2014年08月06日 21時18分32秒 | 日暮らし通信
日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

百日紅(サルスベリ)

所沢航空記念公園



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昨日、東京地方は36.1度で今年度最高気温を記録したが、郊外である当地ではそれから2度くらい高いようで、15時庭の寒暖計は38度を指していた

今日も同じように暑いが、じいっと家の中で我慢しているわけにもいかない
13日にはもう迎え盆なので、早めにお墓を掃除することを考えていた

妻が 「私も行きたい」 と言うが、この炎天下では無理なので、妻がDSへ行く今日実行することにした

9時過ぎの広い墓地内には誰もいない

昨年は暑さのため暮石前の青銅製の花受けに縦の割れ目が生じて水漏れとなり使用不能、石屋さんに替えて貰ったアクシデントもあった

今日見ると替えたステンレス製の花受け内の水も蒸発して無く、表面はかなり熱くなっていた

まずは自家のお墓に植えてある低い一本の樹木を刈り込んで剪定したが、この樹木はあまり水気の無いお墓の中でよくも生きているものだと感心する

このように人気(ひとけ)の無いお墓にいると、ふと思うことがあった

 「この私もいつかはこの中に入るのか?」 と妙な気持ちになったが、私のように歳を重ねた者が逝ってもそれは世の習わしだからと諦めもつくだろう

この古く歴史のある墓地はいわゆる土地の人が昔から魂を休めている

各家の墓碑には古い時代からの亡き人の名が刻まれているが、意外と幼子(おさなご)の名が多く、戒名に届かなかった童子(どうじ)童女(どうじょ)の墓碑には哀れさを感じてしまう

かつて医学が発達していない時代に生まれた幼子は不憫であった
一つの(やまい)を超えて次に進む過程のハードルは余りにも高く、越えられずに命を終えた幼子は多かったはずだ

我が家の家系図を見るとやはり童子、童女の名が何人も記されていた
お坊さんに相談すると 「○○家童之霊位(わらべのれいい)」 の位牌を作るようにとの助言があったので、その後は仏壇にその位牌を置いて供養している

今は医学が発達して幼子も命を落とさずに成長することが可能になったが、墓地内の墓碑にもそれは顕著に表れている

剪定後、花を活け、線香を焚いてお墓参りをした

ご先祖さまにたくさんのお願いをしたが 「お前は欲張りだな~」 と怒られるかもしれないが、きっと全部を叶えてくれると期待しています

妻を連れて此処に来るには車でないと無理、お盆は混んで駐車どころではないので
 「お盆明けには妻を連れてお墓参りに来ます」 と、ご先祖さまに約束しました

それにしても暑い、持参した水筒の冷えた麦茶が美味(おいし)かったので 「ゴクん、ゴクん」 と、また飲んでしまった