日暮らし通信


その日暮らしの生活でも、感謝しています

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川沿いで見る果物

2014年08月21日 15時27分49秒 | 空堀川散策

空堀川沿いを歩いていると、咲く花を見るのも楽しみだが
所々に果物(くだもの)()っているのを見るのも楽しみになる

果物の定義は 「食用になる果実」 とのことなので
見ていると 「食べると美味(おい)しそうだ」 と食欲にも(つな)がって余計に興味が湧いてくる

短い時間の散歩だが、見かけた果物を想い出してみましょう

まず最初に目にしたのは柿だった
デジカメのマクロ機能をフルに使って撮りました
よく見るともう熟した色合いになっています
でもまだまだ食べる熟度にはなっていません
食べるならもう少し熟れた色合いになるまで待つことにしましょう




次はブドウです
このような姿のブドウを見ていると勿体無い気がする
以前私が住んでいた家にはブドウ棚が三つあった
種類は 「デラウエア」 「巨峰」 そして妻が好きな 「ナイアガラ」 だった
私は見よう見まねでブドウを育てた
基本的な幾つかの項目を実行することにより
この辺りの民家でもブドウは充分に育つことを実感できた
ホームセンターでブドウ用の袋を買って(かぶ)せると
後は9月に収穫するのが楽しみだった




少し脱線しますが、この画像はかつて我が家で収穫した 「デラウエア」 です
市販品には遠く及びませんが、美味しい味で家族に好評でした
ブドウの持つあの独特の酸味と甘さは果物の中でも最高の味で大好きです




次はミカンなのか? 柚子? なのか、はっきり判りません




イチジクを見ると小さい頃にタイムスリップします
小学生の頃、体が要注意児童だった私を心配した母は
イチジクが生る頃になると必ず 「これを食べなさい」 と私に持ってきました
 「イチジクは体にいいんだよ」 と言うのですが
本当の事を言うと私はあまり好きでは無かったのです
この川沿いでイチジクの実を見ると亡き母を想い出します




散歩の終わり頃に見たのは 「トケイソウの実」 です
あの満開のトケイソウの花姿からは想像もつきません
トケイソウには食べられる種類もあるとのことですが
この写真の実が食べられるかは判りません
この実の所有者の方はこの実をどうするのでしょうか?




私にとって散歩で見る果物はどれもいずれ食べたくなるものばかりです
でもこの写真の果物たちは人の手によって収穫されることもなく
そのまま鳥たちの好物になることでしょう

あの戦後の食が不自由だった頃を想い出すと
人間の食生活も過ぎたるほどの贅沢になってしまいました


 撮影場所: 空堀川沿いにて