日暮らし通信


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「日々草」 雑感

2014年08月04日 20時12分47秒 | 日暮らし通信

公園中央にある放送塔下のロータリーから南に向って斜面状の花壇が続いている
この花壇は両側の遊歩道に挟まれていて何ケ所にも区切られて草花が植えられている

この花壇に植栽するのは市内の小学生ボランティアたちで
各一区画ずつをそれぞれの小学校が担当している
毎年ここに植えられるのは赤いサルビアだった
今年も春先にサルビアが植えられたが、異常気象の影響か? 間もなく枯れてしまった
毎年秋口まで真赤なサルビアを鮮やかに楽しむことができたのに? と残念だった

その後植え直しされたのが 「日々草」 だったが
今はその花たちは充分にサルビアに代わる役目を果たしている




  写真説明: 南側から放送塔を望む
  撮影場所: 所沢航空記念公園

夏の鉢植えの草花としてはペチュニア、インパチェンスそして日々草などが定番だが
この咲いている日々草を見ると、ある想い出が蘇る

私は定年退職後から昨年の4月までの10年間ある園芸農家で働いた
在職中から 「定年後は草花を育てる温室の中で働きたい」 との願いを持っていたが
偶然にもある園芸農家のご好意でその願いが叶ったのだ

その園芸農家でも夏の鉢物草花と言えば前述のペチュニア、インパチェンスそして日々草だった
だが例えば温室一棟では約一万~一万五千ポッドを育成する
小さな苗を植え付け、やがて成長して花を付けるが
そんな咲き誇ったたくさんの草花に囲まれて仕事することに満足感を持った日々が続いた
花好きな人にはぜひ見て頂きたい園芸農家の温室は写真のように ”日々草繚乱” です




  写真説明: 日々草が約一万ポッドです
  撮影場所: 志村園芸温室にて

さて、また話を公園花壇に戻しましょう
小学生たちが丹精込めた ”日々草” を見て、暑い夏の涼香としてください












  写真説明: 日々草が真っ盛りに咲いています
  撮影場所: 所沢航空記念公園