逆転勝利の後の監督インタビューでも笑顔ひとつ見せない原監督。
インタビュー後、記者相手に西村健太朗の二軍降格を発表した。
グライシンガーが戻れば、毎登板不甲斐なさを露呈している西村が、
先発ローテからはじき出されることは容易に想像がつく。
だからどうにかそれまでの間にいい投球内容を披露して欲しい、そう願っていた。
なにがダメなのか。
どこが悪いのだろう。
西村の問題点は何度か記事にしてきた。
西村に右のエースになってもらいたい執筆人。
物凄いボールを投げたりするのに…、どこに打たれる原因があるのか。
実は今日の試合、西村が降板してからのテレビ観戦だったので、
彼の投球内容をしっかり見ていない。
打たれているVTRからの観戦である。
打たれている投球を見る限りではやはり球がアマい。
ボールにあまり力を感じないし、第一、高い。
左打者には、きっちり打たれる。
コントロールだろうか?
あるいは持ち球ひとつひとつの精度の問題か?
そして見ていてよく思う事なのだが、先発投手としての力(ペース)の配分を気にしすぎではないだろうか?
そんな印象を受ける。
そう見えてしまうような、投球に、これは何度も書いていることだが、
どうも先発したときの西村の投球には躍動感がない。
そう思って見ているからそう見えてしまうのかもしれない。
でもそう見える。
彼の性格的な問題か。
もう何年も前から、何度も書いている。
さあ、かかって来い!打てるものなら打ってみろ!的なふてぶてしさ、力強さがない。
だから球にも威圧感が薄いのか?
凄い球、投げるのに。
二軍でリフレッシュして、のようなことを原監督は言っていたようだが(記者の話し)、
西村の問題点はリフレッシュして改善するようなことだろうか。
物凄く期待していると言い切るわりに酷なことを言ってしまう。
だが、彼の潜在能力はこんなものではないはずと思い込んでいる。
それは事実、彼の投げる球もそう証明している。
彼は二軍に落ちて、何を調整すればいいか。
ただファームの試合で数試合か投げ、ブルペンで投げ込み、走り込んで、それでいいか。
もう少し最初からガンガン飛ばすようなパワフルなピッチングを見たい。
あるいは打者のタイミングを外す精度の高い変化球を身につける事が先決か。
どちらかといえば前者の方の西村が見たい。
彼はやはりそういう投手だと思う。
去年、不甲斐ないピッチングをした東野に対し、
解説者の達川氏が翌朝の新聞でこんなことを言っていてこのブログでも取り上げた※。
「東野は覚悟をもってマウンドに上がっているか。」
攻める覚悟、打たれる覚悟、云々。
西村健太朗、何を調整するかが大事だ。
でないと、原監督の言う階段はいつまで経っても昇れない。
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