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ジャイアンツ、後半戦のカギ~その1

2010-07-21 23:58:41 | 2010年シーズン
オールスター前の前半戦が終了した。
ジャイアンツは2位のタイガースに0.5差で辛くも首位をキープ。
いつひっくり返されても不思議でないくらいパワフルでドラマチックなタイガース打線同様、
後半戦に向けた臨戦態勢をきっちり整えて前半戦を締めくくったドラゴンズが3ゲーム差まで迫っている。

ジャイアンツの後半戦に向けたキーポイントをいくつか上げてみる。
まずは一番不安定な投手陣の中にあってもっとも頭数の揃わない先発投手。
前半戦を終え、まともに機能しているのは東野一人と言っていい。
どうにかこうにか工夫して藤井が健闘してくれてはいるがやはり心細い存在ではある。
前半戦終了を待たずに2軍に落ちた西村は言うに及ばず。
ゴンザレスは見るからにカラダが重そうで動きにキレがない。
いくらなんでもあの腹はないだろう。
開幕から稀に見る好調さで今季こその期待が大きかった内海はケガで離脱し復活後はいつもの調子でまったく冴がなく不安定。

5枚のうちまともなのは1枚のみ。どうにかもう1枚が踏ん張ってはいるものの、残りの3枚は先発カードとしては不甲斐なさ過ぎて後半戦への弾みもつかないだろう。
この状態ではどう考えても短期決戦は闘えない。
ペナントは勿論だが、クライマックスシリーズを闘う状況を想定しても、短期決戦でこの投手陣では、破壊力のタイガース、完璧に整った投手布陣のドラゴンズ相手に上をゆくのは至難の業である。
ジャイアンツは後半戦、この投手陣をどう整えてゆくか。

とここで前半戦終了間際に朗報が入った。
後半戦、どうやらここにグライシンガーが間に合うようである。
復調の具合はどうなのかが大きなカギだが、例年の安定感で戻ってくるのなら何とも大きな安心材料になる。
ただ昨年は出来が今ひとつだったから、それを考慮して過剰な期待はかけ過ぎないほうが無難かもしれない。
そう考えると、やはりもう1枚、先発が欲しい。

本当なら、内海か西村がしっかり機能するべきところなのだが、現状では難しいか。

そして攻撃陣に関してはやはり1、2番の復調に尽きるだろう、と勝手に言い切ってしまう。
3割ギリギリまで落ち込んだと捉えるか、それでもまだ3割は打っていると開き直るか。
坂本が上がってくれば松本も引っ張られるような気がする。ちょっと楽観的だが。
この1、2番コンビにリズムが戻れば仮にどこかが詰まっても押し切ってどうにか流れてゆく打線である。
それくらいいいバランスの打線だと思う。それくらいいい1、2番である。

オールスターの中休み。ゆっくり後半戦の展望を練ろう。




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