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「強い意志」による09ペナント制覇。

2009-10-16 23:25:37 | 2009年シーズン
2009年のセリーグペナントレースはジャイアンツが3連覇を果たした。
優勝監督インタビューの中で原監督が選手たちを称えた「自立したたくまし選手たち」という言葉。
この言葉、昨シーズンの開幕前から原監督がインタビューでしきりに繰り返していた「強い選手」という言葉に繋がる。
原監督はインタビューの中で「心身ともに強い気持ちをもって闘いに挑んで欲しい。このチームに弱い選手はいらない」と厳しい口調で言い放った。
選手たちに対し、フィジカル、メンタルの両面での強さを求めたのだ。

その宣言どおり、故障や調整不足などで出遅れた選手らにはファームでの再調整を命じ、調子のいい選手を積極的に2軍から上げて即起用するといったスタイルを徹底した。
その典型が二岡ではなく坂本、ヨシノブではなく亀井、の流れではなかったか。
そしてその流れを築いた象徴が、ケガを負っても休まない新たな3番、4番の存在ではなかったか。
小笠原、ラミレスのケガをおして試合に出続ける姿勢。
打てない状況に陥っても決して折れずに短期間で立て直す技術と精神力。
シーズン中、若い坂本、亀井、松本らがそれに引っ張られるようにたくましさを増していった場面を、我々はペナントレースの中で何度も目撃している。

強い身体と、強い精神力。
原監督が求めたこのふたつの条件を、今シーズンは何人もの選手が見事にクリアした。
原監督の強い意志によって決行された一昨年からの「強い選手」育成という流れ。その土台を3番4番が築き上げ、それに引っ張られるように力をつけていった若手と、充分に力を発揮したベテラン勢。
原監督の強い意志の結実が、今シーズンのペナント3連覇という偉業なのである。



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