ブログ、巨人軍。

頑張れ、ジャイアンツ!
頑張れ、日本のプロ野球!

日本シリーズ第5戦、最高の喜び。

2009-11-05 21:46:53 | 2009年シーズン
うれしい。ほんとうに、心からうれしい。
今日の試合に勝ったからではなく、あんな試合が観れたことが、ほんとうにうれしい。これだから野球は楽しい。だから野球が好きなのである。

昨日に引き続き、後半からの観戦だった。
仕事から急いで帰宅して、テレビをつけると、1対0の接戦。
再三書いたが、打ち勝らないと展開的にはやはりキツイ。

そして昨日書いたように、ミス(エラー)が試合の流れを確実に左右する。
2回の古城、小笠原のエラーで失った1点が、結局、後半ギリギリまで重たい。
しかしゴンザレスの落ち着いた投球が、後半へのわずかな期待をどうにか繋いでいたと言っていい。
案の定、8回のジャイアンツの攻撃、死球、牽制悪送球という相手のふたつのミスが、大道の執念の同点打を生む。
身体をひねっただけで足を動かさなかったイ・スンヨプも、死球をもぎ取ったという意味では殊勲であり、1球目で躊躇なく走った代走の鈴木尚も、スペシャリストとしての存在を存分に見せつけた。林の牽制悪送球も、ランナーが鈴木だったからこそ誘発したミス、と言えよう。

それにしても、大道のヒットは、よくセカンドのアタマを越えたと感心する。
前進守備だったとはいえ、セカンドは好守の田中賢だ。VTRのリプレイやスローでは角度的に判りづらいが、おそらく田中のグラブと大道の打球はギリギリだったのではないか。まさに、気持ちで越したタイムリーだったろう。

9回表の高橋の勝ち越しホームランで普通はジエンドの流れだった。
執念の同点打のあとすぐの勝ち越しホームランである。ツーボールからスッと内に入ったスライダーを打ち損じることなく、見事にライトスタンドまで運んだ4番のあっぱれな仕事。これで決着!が、いかにも自然だ。

亀井の同点打も、阿部の逆転打も、劇的、と言ってしまえばそれまでだが、普通ならまずありえないような大逆転劇、それが日本シリーズの競った展開の中で起こり、そのドラマチックなゲームを緊張感の中で観戦することができたというのが、ご贔屓として、野球ファンとして、なによりもの喜びである。

王手をかけて北海道に乗り込める。
これで五分、と見る。
やはり、試合の支配率は、ややファイターズが占めているように見える。
そしてあと2戦、劇場は北海道に移る。
そこに今日の逆転劇を制した勢いとリーチをかけた強みをプラスして五分五分。
とにかく、期待通り、がっぷり四つ。いい試合が観れて、ほんとうにうれしい。


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