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締め括ったのはゴンザレス。

2008-05-21 23:15:42 | 2008年シーズン
負けないで良かった。そんな試合。交流戦の初っ端は大味な試合内容だったな。
執筆人のテレビ観戦は8対6の2点ビハインドから同点に追いつく場面。同点に追いついたあと、ノーアウト1、3塁で谷のファーストライナーゲッツー、木村拓也センターフライで勝ち越せなかったところで、おそらく追いつかれるか勝ち越されるかは、流れとして想像できた。案の定、次の回にあっさり同点に追いつかれるわけだ。
西村にしても山口にしても、いい球があるにも関わらず、どうも雰囲気に呑まれやすいのか精神的に弱いのか、球のキレやノビ以上に気の弱さのほうが目立ってしまう。西村に大きな期待を寄せ続けている執筆人は、随分前に西村に対し、打てるものなら打ってみろ的なふてぶてしさが欲しいと書いたことがあったが、ふてぶてしさまでは望まないものの、もう少し強気な姿勢があっていい。それだけの球を持っているのだから。
試合は、乱打戦といえば聞こえはいいが、見ようによっては今一つ締まりのない感があったことは否めない。
相変わらずクルーンはヒヤヒヤだったが、ツーベースのあと、暴投ぎみのワイルドピッチの際、カッカしているクルーンのところにファーストに入っていたゴンザレスが素早くマウンドに歩み寄ってクルーンに声をかけた。その瞬間、テレビカメラかベンチの原監督を映すと、原監督がそれに対し賛美するような絞まった表情で二言三言、声をあげた。ほぼ同時に執筆人もこのゴンザレスの行為に対しヨシッ!と声を出した。
こういう場面、あたりまえのように目にする光景だが、前日、乱れ始めたクルーンのもとに歩み寄ろうとベンチを出た尾花ピッチングコーチを来るなと征した経緯があり、ナーバスになりがちなクルーンの現状を考えると、あの場面でのゴンザレスのあの判断は、その日、四安打を放った価値と同等あるいはそれ以上のプレーだったと執筆人はひとつ唸ったのだった。
まあそれにしても、勝ってよかった、そんな試合だったな。


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