黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

住めば都

2022-11-15 | 日記

近くの図書館のシニヤコーナーを物色してたら「老人ホーム八年間の暮らし」の背表紙が目に留まり
近い将来老人ホーム入る事になるのでどんなものかと借りて来た。
本を開くと途端に このホームは伊豆高原にある入居金2千万もする富裕層向け、 読む気にもなれなかったがバラバラとめくりながら目をとおすと矢張り難しいのは他人との関係が目につく。

このホーム自立型で食事はバラエティに富んでるし趣味のクラブや呑み会などあって楽しみは色々あるみたいだけど 悩ましいのはやはり人間関係。 老人ホームに入ってしまえば学歴、財力、出自などの差は無くてあるのは歳の差だけの平等な社会みたいだけど ウマが合う人合わない人もいるもので 気持ちよく挨拶をする人、全くしない人もいれば 今まで笑顔で挨拶して人が今日からしなくなってしまう現象もとか 色々とあるみたいだ。

     

    映画「決断の3時10分」からグレンフォード、ヴァンヘフリン

自分も長い事生きて来て十分に心当たりがあるけど今は開けた世界なので無理に顔を合わしたくなければそれで済む世界、 老人ホームの狭い世界では嫌でも顔を合わせる事になる。 筆者はウマの合わない人でも必ず挨拶をする様にしてるみたいだけどやはりこういう人とは出来るだけ顔を合わさない様にしてるみたいだ。 自分に出来るだろうか。 
 
人様々で食事にしても高額な料理が出て来ても大して旨くないと言う人がいるし 粗末なおかずでも美味いと言って食べる人がいるみたいで自分は朝は納豆ご飯だし昼はパンと牛乳、夜は鯖缶で満足してるタイプ、炊事の設備があれば朝昼は自炊を選びたいところである。
 
80才を過ぎたのでそろそろ断捨離などしてホーム入りの準備をしようと思ってるところで 不安は一杯だけど何とかなるとなるだろう と思ってる所である。  表紙には 住めば都と書いてあった。

    


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