黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

ハッカの味

2018-01-15 | 日記

100円均一店をブラついていたら懐かしいサクマのドロップが置いてあるではないか。缶の表示をみたら「サクマ式ドロップス」となっていて100均で売るために安くした商品名だと勝手に考えてしまった。
家で調べたらドロップには「サクマドロップス」と「サクマ式ドロップス」があって本家の番頭が興した会社のが前者で本家の社長の息子が興した会社で売ってるのが後者だそうだ。 ややこしので仲良くして一本化出来ないものかと思うけど世の中そう簡単にはいかないみたいだ。

     

      安井曽太郎「金蓉」をスケッチ

家に帰って早速フタを開けようとしたらキツくて指では空かないので10円玉でこじ開ける。子供の頃はそれほど苦労せず空けられたと思ったけど もう一方の会社がその頃のものではと考えこむ。
ドロップといえばハッカ、白い雪みたいな色のハッカはないかと缶を掻き廻して出てきたのは他より少し小粒のやつ。 口の入れてみると子供の頃しゃぶったのに比べて刺激が弱くて物足りない。 もう一方の会社の味がその頃のものではと考え込む。
そんなわけで比較しなくてはと「サクマドロップス」をスーパーに探しに行ったけど置いてない。 100均にあった式のほうは置いてあって190円の定価が付いていた。
我々の子供の頃には甘いものを食べるのは贅沢で飴玉をしゃぶるのはすごく楽しみなもので 缶に入ったドロップは高級品。 今のスーパーの飴玉コーナーには色んなのがわんさと置いてあって 自分はノドにたんが絡むので ノドスッキリ飴とかビタミンC入りとか刺激のあるのを始終口に入れていてる。 子供の頃に味わったハッカの味が解らなくなってしまったみたいだ。