環境省が、鮫川村の焼却実証実験の終了前倒しを発表しました。
終了予定は7月末だそうです。当初は10月までとしていましたが大幅に短縮されます。
これまでにもお伝えしているとおり本当の焼却対象物量は環境省発表450トンではなく、240トン程度ですので、本来は昨年秋には終わっているはずでした。しかしあまりに焼却量が少ないと7億円もかける根拠が薄れてしまうため、当初は予定していなかった公共施設の除染を行って無理やり除染ゴミを増やしたのです。しかしそれでもなお10月までの分はかき集めることができませんでした。
もっと大きな理由としては、地権者による仮処分や度重なる刑事告訴を受け全国に汚名を晒したこと、そして今後福島県外5県での最終処分施設や中間貯蔵施設の地権者交渉などにおいてイメージの悪く不都合な事業は早々に終わらせたいという意図が透けて見えます。
今回の発表(クリック⇓で環境省サイトへ)
当初の発表(事業開始前)