米国では、オバマ新大統領が“CHANGE”を掲げて就任します。
2008年、世界中を金融危機が駆け巡り、人類はかつて経験のない
“世界同時不況”に突入しました。
日本も今年は、個人消費の低迷が一段と鮮明になり、
実態経済に更に影響が出て、ありとあらゆる業種が厳しいと予想されます。
この激変の時代、周りの激しい環境変化に対応(変革、変化)出来たものだけが、
生き残っていけると思います。
“不易流行”という言葉をご存知でしょうか?
「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」
松尾芭蕉が、かの有名な「奥の細道」の旅の間に得た概念と言われています。
不易とは、「永遠に変わらないもの、不変のもの」で、
流行とは、「その時々の変化」です。
「不変の真理を知らなければ、基礎が確立せず、
変化を知らなければ新たな進展がない。」
そして、この「不変」と「変化」は全く、逆の概念でありながら、
「本は一つ」であるというものです。
松尾芭蕉は、俳諧に対して説いた概念ですが、
企業が存続していく上でもこの「不易流行」ということは、
相通ずるものがあります。
根本的な不変のものを持ちつつ、企業は環境の変化に果敢に対応し、
変革できてこそ存続出来ます。
私の事務所も、“北極星”を見失うことなく、今年は変革です!