先週は3月決算上場会社の株主総会が集中した週でした。
東京電力、関西電力などは、原発問題で紛糾し、
何時間もかかった様子がTV放映されていました。
私も10年ぶりくらいの久しぶりにS社の総会に出席しましたので、
感想なりを述べたいと思います。
リッツカールトン大阪ですので、場所は非常にわかりやすい所です。
梅田駅から地下街を歩いていくと、プラカードをもった人がいます。
「S社 第○○回、定時株主総会 この先250M」
しばらくいくと、またプラカード。
50M置きにプラカードをもった人がいて案内しています。
まるでマンションなどの不動産販売所さながらの光景です。
「ふーん、株主総会も随分変わったもので、親切になったな…」
と感心しました。
会場まで迷うことなく入り、議決権行使書を渡して受付をすませると
株主番号札を手渡され、
ホテルのスタッフが「座る場所をご案内します」とここでも非常に
丁寧な対応です。
10時、定刻になりますと、
議長である社長から総会開始の挨拶、
人事総務部長から議決権の数の確認と、
このあたりは従来と同じです。
最初は報告事項(決算概要)で、
以前なら総会通知書に書いてあることを事務的に議長が読み上げる、
という形だけのものでした。
そう思っていたら、スクリーンが映し出され、
女性のナレータの分かりやすい声で、
プレゼンさながら、画像やグラフを使って決算の概要説明です。
ここでまた「ふ~ん」
と感心です。
説明が終わったら質疑応答です。
昔の総会といえば、初めから答えも用意された質問事項を
従業員株主とかが手をあげて質問するといったものですが、
そんなことは一切なく、挙手して、議長に指名されれば発言できます。
受付でもらった株主番号と、氏名を述べたあと
全く自由な質問が出来るのです。
社長からも、「是非、この際いろんなことを聞いてください」と
質問を促す声があがります。
会社を応援するメッセージや、
現状の海外展開のウエイトと今後の予想、
昨年の大震災などから、災害時の対応、
社会貢献など幅広い質疑応答がありました。
なかには、太陽の活動が与える影響について聞きたいといった、
海外の論文か何かに書かれていた、随分学術的な話を受けての
質問もありましたが、
会社側も不確実な質問、少しピンとのずれたものにも
誠実な対応をされていました。
その後、役員改選などの議決事項を終えて、全ての議題が終了したのは
開始から約2時間後。
半時間から1時間では終わる「シャンシャン総会」
をイメージしていましたが内容の大変濃いものでした。
帰りの際には、お土産までついていました。
ちなみに、アンリ・シャルパンティエのお菓子です(笑)。
年に一度ではありますが、迎えの段階から「WELCOME」で、
きちんと株主と向き合う、「開かれた総会」を感じることができました。
また、機会があれば出席し、次回は質問したいと思います!
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