えぬじぇいの勝手にニュース&馬好き日誌

個人の趣味で気になるニュースを拾ったり、競馬の予想をしたりしてます。

映画観た! ハッピーフライト

2008年12月03日 23時18分35秒 | ムービー
 いきなり夜の暗闇に浮かぶ誘導灯っていうのかな? 滑走路の灯りを見て、ミッドナイトランディングという昔遊んだビデオゲームをふと思い出してしまいました。 さて、例によって(?)映画を観ました。観たのはハッピーフライトという映画です。ウオーターボーイズは観ていないのですが、スイングガールズはまぁまぁ面白かったなぁ…ということで、同じ監督の作品ということもあって、若干期待しておりました。ま、綾瀬はるか様と吹石一恵様が出演しているという時点で、「おっ、観に行こうかなっ!?」と思ってしまいますが、この映画、田辺誠一様のパイロットが主役なのでしょうか? それとも綾瀬はるか様のキャビンアテンダントが主役なのでしょうか? いや、誰が主役かなんて考えるのがナンセンスなのかもしれません。いろんな方々が密接なのかバラバラなのか? とりあえず多くの方々が絡み合った映画なのです。 ストーリーは、
 機長昇格への最終訓練である、乗客を乗せた実機での操縦に臨む副操縦士。その試験教官として同乗する威圧感バリバリの機長。初の国際線フライトに戦々恐々の新人CA。CA泣かせの鬼チーフパーサー。乗客のクレーム対応に追われる日々に限界を感じるグランドスタッフ。離陸時刻が迫り必死にメンテナンス中の若手整備士。窓際族のベテランオペレーション・ディレクター。ディスパッチャー、管制官、バードパトロール…。1回のフライトに携わるまさに多種多様なスタッフ達。そんな彼ら使命はただ一つ!飛行機を安全に離着陸させること。その日のフライトも、定刻に離陸、そのままホノルルまで安全運航!!のはず…だったが…。
 というもの。 ストーリーにも書いてあるように、「のはず…だったが…。」と、あるように、映画ゆえでしょう、快適な空の旅では終わらないのであります。 映画としては、飛行機が一機飛んで着陸するまでを描いておるのですが、飛行機…というかフライトのドラマといえば、ともすればパイロット、もしくはCA(FA)ばかりが脚光を浴びるんですが、この作品では飛行機を飛ばすために関わる地上班の人々。そして実際にフライトを行うパイロットやCAといったクルー。そして管制官などなど、様々な方々がそれぞれの持ち場で奮闘しております。実際に飛行機を一機飛ばす、そして安全に着陸させるという行為に、これほどの苦労があるんだなぁ… …と感心させられてしまいます。 オイラは飛行機というか航空マニアでは無いので、詳しいことはわからに部分も多かったのですが、航空好きな方が観れば、また違った楽しみもあるんでしょうね。 アクシデントがあったものの、終わりよければ全て良しということか、一応ハッピーなフライトで終わっておりました。 ただ終わりの方がやけにあっけなく感じてしまったのが、ちょっぴり残念な気もしますが、あの後ごちゃごちゃストーリーが続くよりはマシなのかな? という気もしないではないなぁ。
 本編は2時間も無いのかな? 緊迫した中にもちょっぴりコメディな要素を忘れない、肩に力を入れなくても見られる、なかなか楽しめる作品ですね。 航空ファンで無くても楽しめる一作です。