西京極 紫の館

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日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

ウィッシュ(吹替版) 監督/クリス・バック&ファウン・ビーラスンソーン

2024年01月09日 20時41分55秒 | 西京極シネマ
【声の出演】
 生田 絵梨花(アーシャ)
 福山 雅治 (マグニフィコ王)
 山寺 宏一 (バレンティノ)
 檀 れい  (アマヤ王妃)

【ストーリー】
どんな願いもかなうと言われているロサス王国。魔法を操り国を治めるマグニフィコ王は、国民から慕われているが、お城で働く17歳のアーシャは、ある秘密を知ってしまう。それは、人々の願いがかなうかどうかを王が決めていること、王は国のためになる願いだけをかなえており、国民が王を信じてささげた願いのほとんどはかなえられることがないということだった。王国の秘密を知ってしまったアーシャは、王を信じて託した人々の願いを救いたいと、夜空の星に祈る。すると、空から魔法の力をもった願い星のスターが舞い降りてくる。(同時上映:『ワンス・アポンア・スタジオー100年の思い出ー』)

【西京極の評価】
ディズニー・カンパニー創立100周年記念作だけあって、ディズニー永遠のテーマである「願えば夢は叶う」を前面に押し出したストーリーになっているのだが、これがどうにも響かない。夢を持つ事には同意出来るけど、同時にみんながみんな夢を叶えられる訳ではない事も知っている。そしてすべての夢が良きモノとは限らないって事も。となると叶えるべき夢を選別しようとするマグニフィコ王の考えにも一理あるよな~とか思ったりする。要するに主人公アーニャの行動に素直に共感出来ないのだ。さらに共産・社会主義的イデオロギーから決別し自由主義への転換にも思える展開は、本当のドラマがこの映画の後に待ち受けている様にも思え、尻切れトンボ感が残っちゃうんだよね。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆☆☆★★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆☆★

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