東京へ帰る前日の8月18日、西会津町の温泉保養施設ロータスインへ。
新潟や県内の遠方から来る方もいますが、地元の人が多いようです。
えちごやでお昼にラーメンを食べたばかりだったので、
お風呂に入る前に大広間で横になっていると、
一人で来ているらしいおばあさんに話しかけられました。
これも田舎ならではだと思って、最初は愛想よく答えていたのですが、
話がいつまでたっても途切れない。
(すみません、私ちょっと休みたいんですが・・・。)
延々と続く話に、蕎麦打ち、書道、俳句、旅行など、
かなり多趣味な凄いおばあさんだということがよくわかりました
暫く休んでからお風呂へ行くと、今度は別のおばあさんに話しかけられました。
先ほどと同じように、会話の始まりは「どこから来たの?」
私って、話しかけやすそうな顔をしているんでしょうかね?
一度会話が途切れ、サウナに入った後に冷たい水風呂にやっとのこと腰までつかっていると、
後からやってきたおばあさん、いきなりザブン!と肩までつかりました。(ス、スゴイ!)
そこでまた話しかけられ、話が続きます。
体が冷え切ったので出たいのに、話が終わらない・・・。
やっとおばあさんが水風呂から出たので、私も熱い湯船へ。
しかしまたそこで・・・。今度は、のぼせそうなんですけど!
このおばあさん、私が入る前から、そして2度目の入浴の時にも、
着替えるのが面倒だとかで、ずっと続けて頑張っていました。
ここのお湯は、体の悪い所によく効くんだそう。
日本各地いろんな温泉に行ったけど、ここのお湯が一番いいと、お湯を舐めて見せました。
(ロータスインのお湯は塩化物泉なので、しょっぱい。)
最初の多趣味のおばあさんは、ここに通ってから腰痛が治ったそう。
二人とも80才を軽く超えているようですが、それにしても元気なお年寄りです。
さすが、長寿の町を目指している西会津ですね。
大広間の天井は高くて開放的、ぐるりと囲まれた窓からは深い緑色の景色が見えています。
東京に帰る前に、田舎らしいのんびりとした気分に浸ることができました。
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