アートな気分で田舎とふれあおう

よみがえれ、我が母校の木造校舎よ、ギャラリーに!
「西会津国際芸術村」と周辺の四季を写真と共に紹介します

木造校舎で なつかし雪国ツアー(1日目part2)

2011-02-19 14:06:54 | <イベント>その他
ソリ遊びで冷えた身体を温めようと、校舎の中へ戻ると、
先程かんじき作りを体験した元職員室には、テーブルとイスが並べられ、
交流パーティーの為のお酒やお料理が準備され始めていました。
元家庭科室では、地元のおばちゃん達が郷土食と蕎麦茹での準備をしています。



室内の暖房は石油ストーブだけだと思うけど、外との気温差のせいで
カメラのレンズが曇っていい按排にソフトフォーカスがかかりました。

早速席について一杯やりたいところですが、パーティーは歳の神の後。
歳の神は、夕方5時過ぎから始まりました。



年男・年女や厄年の人、その他希望者が最初に藁に火をつけると・・・



藁と萱でできた神木が一気に燃え上がり、あっという間に火柱が立ちました。
(歳の神の準備の様子は、芸術村のブログをご覧ください。)



すごい迫力、皆一様に炎を見守りました。

そして、炎が少し収まるまでの間、お神酒を頂きました。
お神酒なので、私は遠慮がちにチビチビ頂いておりましたが、
本格的にガッツリ飲んでいる方もいらっしゃったようです。
後からもう一本一升瓶が出てきたので、私もお替りを頂きましたが・・・(笑)
最初のお酒は地元西会津の「会津榮川(さかえがわ)」、
次のがこの辺(新郷)で一番飲まれている喜多方の「夢心」です。



炎が沈下してきたので、この日についたばかりだという餅を棒の先に刺して、
火の中で焼いて今年一年の健康を祈りながら食べました。



餅を食べ終わると、最後に厄年の女性を胴上げして歳の神は終了。

そして、お待ちかね、雪国ツアー参加者と地元の人達との交流パーティーが始まりました。



総勢30名以上、すみません、知っている方以外は誰が誰だかよくわかりませんでした・・・。



まずは、「西会津国際芸術」創設時の元町長からのご挨拶がありました。
元町長が手にされているのは、新しく売り出されるという焼酎ボトルでして、
西会津産の芋で造られた「福島の風 出逢い」という芋焼酎です。
普通の芋焼酎より臭味が少ないとのこと、発売前に試飲させてもらえ光栄です。

そして、この日のスペシャルゲストは、芸術村第一期アーティストのキャスタスさんです。
札幌雪まつりの国際雪像コンクールにリトアニアから参加し、見事優勝を飾り、
リトアニアへ帰国する前に、5年ぶりにここ西会津を訪れてくださいました。


キャスタスの紹介をする芸術村安藤理事長(左)と、通訳をする秋谷事務局長(右)

 
優勝作品の前でリトアニアの国旗を手に受賞を喜ぶメンバーたち(北海道新聞より)




この日のメニューは、地元のおばちゃんたちの手作り郷土料理。
野沢名産の焼麩の煮物、こづゆ、手打ち蕎麦&天ぷら、餅、お漬物など・・・。(お土産の焼麩付)



お酒は、野沢の「会津榮川(さかえがわ)」他、同じ字で紛らわしいけど「榮川(えいせん)」も。
にごり酒?と思ったら、中身は地元の人が持ち寄った自家製ドブロクでした。
お、「越乃寒梅」まである。と思ったら、やはりこれも他の人が持ってきた白いお酒(ドブロク)。
飲み比べると、醗酵具合によって、酸味が強かったりまろやかだったり、それぞれに味が異なります。
もう一本ドブロクがあったようですが、すぐになくなってしまって、そちらは味見できず・・・。

地元の方々が一升瓶持参で参加してくださったお蔭で、沢山のお酒を堪能できました。



宴もたけなわ、雪国ツアーの参加者達がロータスインへ戻る時間となったので、
最後に郷土料理を作ってくれた地元のおばちゃんたちを紹介し、
「ふるさと自慢館」副館長・田崎さんの締めでお開きとなりました。

残された地元のおじさん達と、実家が近所の為自宅宿泊の私は、
職員室のお隣の校長室へ場所を移して、あと少しだけ飲みました。
ロータスイン宿泊の人達は、温泉に入った後にかなり遅くまで2次会をやったようです。



キャスタスからもらったリトアニア国旗と、雪国ツアー参加者に配られた、
西会津町のゆるキャラ“こゆりちゃん”バッジ。