登山日:2009/9/20
山名:平山
標高:1,771m
場所:遠軽町(旧白滝村)
コース:白滝コース
標高差:721m
ガイド標準時間:登り2時間20分 下り1時間30分 計3時間50分
ガイド評点:50点(初級)
札幌発:2:48
登山口着:7:16
出発:7:30
山頂:9:36
所要時間:2:06
駐車場着:11:42
登山時間:4:12
シルバーウィークの登山は富良野岳に行こうと思ったが前日に張り切りすぎちょっと膝に心配が…
登りに3時間半かかる富良野岳は後日にし夏山ガイドで探す探す
いい山発見!登り2時間半で滝多し花も多し(もうないか)大雪なら紅葉もあるだろうと平山に決定
天気はと…くもりかぁ まあ何とかなるさ この山は稜線に登ったときの景色が素晴らしいとも書いてあり非常に楽しみ
ルートは国道12号から比布で旭川紋別道を無料走行し奥白滝から右折
途中、白滝の道の駅により登山口目指す
まだ先行の車は4台くらい さあ記帳して出発。
登山口からわずか5分でこの滝に着く
工事現場の足場が橋になっており「夫婦の滝」の看板があるがどれ?下流の落ち込みのことかな
いや二つがひとつになるから夫婦だと すると これか~ どっちかとゆうと渓流かと
登山口から15分で顕著な沢を渡るがその奥に「行雲の滝」がある
立派な滝で迫力よりも優雅さを感じる
現在時刻7時45分だが日がささず、かつ空模様が非常~に怪しくなってきた…
暗いカットになったが帰りにもう一度撮影しようと後にする
さらに10分ちょっとで「冷涼の滝」だ
結局登山口から30分以内で看板に出ている3滝をすべて見ることが出来るしまだ道もそんなにハードではない
この滝は水量豊富で豪快で見事だ そして美しさもあるのは苔が実にきれいなのだ
滝の看板とセットで撮影ができ、ちょっとしたスペースがあるので汗のかき始めで最初の小休止にいい場所でもある
この冷涼とゆう名前が実にマッチして素晴らしいネーミングと思ったね
出会った人からもっと紅葉できれいになるとのこと
このころから霧雨になってきた…
冷涼の滝からさらに6~7分で対岸の崖に滝を見る
あまりに遠いのと光がたりなくズームはぼけすぎて出来なかったが肉眼ではきれいに見えた
滝つぼもあるように見える だが川はもっとずっと下なのでさらに滝になって落ちているのではないだろうか
周りの紅葉と相成っていい感じだ まさに登山者への清涼剤だ。
登り始めて40分この辺くらいから紅葉が鮮やかになって来た
特に源流にむかう谷筋のきれいさは目を見張る 雨は相変わらず霧雨が止まずかいた汗とともに体が冷えてきた
道も険しくなってきた
登山口からの標高差と登頂予定時間を見るとゆっくり登れるか急坂を登るかわかるようだが…
小さな沢や湧き水もたくさんあり、たいくつはしないが雨も降り始め疲れが出てきた
やがて左側の沢がぽっかりと開け奥に立派な滝を発見!
登山にくると誰でも遠いが簡単に見れる サイトで見ると数名の人が写真をアップしていた「平山の滝」
この滝は直で落ちたあとに滑滝となり本流に合流している
上から下まで100メートルはあろうか 見える部分で15~20メートルくらい?
先ほどの別沢の滝もそうだがこの川の遡行記録は見たことがないが下から見るのはなかなかいいものだろう
滝の上方はめちゃくちゃ綺麗な紅葉だったしガスも出てきて神秘的な一面もあった
このへんが綺麗な紅葉を見るピークだったようだ 時間を見るとスタートからここまで1時間もかかっていないのだ
このあと倍以上の時間で山頂を目指すが撮影できた滝はここまで
本流には結構な落差の滝も見えたが草木がまだ多いこの時期では撮影までにはいたれなかった
かなり前の爪あとのようだけどこんなのは普通に登山道にあり
入り口に熊注意の看板はなかったがいないはずはないよね
源流域 ここがガイドブックに出ている第一雪渓なのかな
雪なんかどこにもないからわからない てっぺんの赤がきれい
イエロー オレンジ レッド グリーン 登山口からわずかに見えた綺麗な箇所はここかな
ここからがもう上についた気分になったが長かった印象だ
霧雨は相変わらずガスも濃くなってきた 下はまったく見えない この分だと頂上も…
イヤな考えは捨ててひたすら下を見て歩を進める 結構きついなー
そんなとき 最後のハイオトギリかな
次の窪地(第二雪渓か)の岩場の陰でTシャツ、長袖シャツを脱ぎ裸になって別のTシャツとレインコートに着替える
めちゃ気持ち良くてあったかい!ここでもお菓子などで栄養補給しあと少し、あと少しだからと自分に言い聞かせる
雨は小雨に変わっていた 先行の男女2名さんが岩場でナキウサギを見つけたらしい 動いたと言っているが撮影には無理そうだ
ここは素通りし、やっと分岐にでる
実はもし晴れていたら表大雪やニセイカウシュッペ山の大展望がいきなり見えるはずだったのでデジカメを動画にし一歩一歩で少しづつ展望が見える小細工をしたかったが不可能に…
この標識のバックになぁ
右も左も上も下もガスガスガスだ!!
今年から登山を始め、南暑寒岳、オロフレ山、かみふらの岳、上ホロカメットクと
ぜーんぶ ガスで景色なんか一度も見たことがない 日頃の行ないか?しかも2回も雨だ
これが秋の山の怖さか そうか山が初心者の自分に教えてくれたのだなと
ちょっとポジティブにw
それでも山頂標識の前で写真を撮るのはうれしいぞ 釧路から来たご夫妻にシャッターを押していただき
5つめの頂の件と↑の山の呪いの話をしてしまった 1771メートル無事登頂!
分岐から平山山頂や反対側の山へはそんなにアップダウンもなく行けそうだが天候不順のため平山で満足と
稜線上にはこんな感じで春なんかお花畑できれいなんだろうな~
さあ頂上で昼飯食べれる状態じゃないので下山して食べよう 降りるぞ~
下山で一番心配なのが膝を含めた足への負担だ
伝家のスキーストックが威力を発揮し大きな負担がなく沢二股まで降りる
あれれ気がつかなかったよー
チシマノキンバイソウだろうか鮮やかに何株も咲いていた
源流域ならではか 花も見れて良かったよかった!
土や草の上はいいが石の上を歩くときが要注意だ とにかく滑る あわてないでゆっくり降りる
滝が見えてくるともう少しとパワーが出る 水分、お菓子などほおばりながら着実に降りる
雨が本降りになってきた あと一時間がとても長く感じた
ただこれから登る方たちと何人もすれ違いちょっとした挨拶、会話も楽しい
行雲の滝まで来たがもはや撮影レベルの雨ではないのでやむなく帰路に
そして木々の間から車が見えて無事下山 登り2時間5分 下り2時間5分のトータル4時間10分の登山だった
(頂上や下で大休止はしたけどね)
駐車場ビッシリで下の第二駐車場も結構な車だった
この山は滝、花、紅葉、山頂からの展望、他山への縦走など魅力たっぷりなのに比較的登りやすく(自分辛かった…)大人気の山だったんだね
これもいつかリベンジだ
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