北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

赤岳(42山目) 小泉岳(43山目) 白雲岳(44山目)

2021年09月10日 20時44分35秒 | 山登り 上川

 

 

登山日:2011/6/26

山名:赤岳、小泉岳、白雲岳
標高:2,078m 2,158m 2,229m
場所:表大雪
コース:銀泉台コース
標高差:580m

ガイド標準時間:登り4時間10分 下り3時間 計7時間10分
ガイド評点:60点(中級)

札幌発:3:16
登山口着:7:07
出発:7:20
山頂:10:55
所要時間:3:35 
駐車場着:14:05
登山時間:6:45


2010年7月に続き2度目の登山である

 

6月最後の日曜日 当初は別の山へ行く予定だったが残雪の多さに危険を感じ、急遽昨年も行った大雪の赤岳~白雲岳を目指し銀泉台へ。



朝も7時なのにこの車 本当に人気のある山だね

 

この山は登山口まで少し歩くが残雪が多く早くも靴を濡らしてしまう 
まさかここまで雪があるとは・・・



とりあえず行き先を変えて良かったのだろう
最初の雪渓までの登りがちょっとの間だけ我慢だ

雪渓に入るとトラバース
ここは気が抜けない



正面には昨年は見えなかったニセイカウシュッペ山から
平山への稜線が見えた

 

第二雪渓をトラバース中に・・・石狩連山がきれいだ



正面に音更山 左にちょっと低くユニ石狩岳
音更山の右が石狩岳

そして右端に小さくニペソツ山

 

 

まず最初の花はエゾイチゲ ほかにもヒメイチゲも
そこかしこに



この雪渓までの登りではコウヨウラクツツジやホソバイワベンケイはこれから色づくかな
ハクサンチドリ、ショウジョウバカマなど

 

キバナシャクナゲ

 

結構いいペースでコマクサ平に到着
咲いているかな?

メアカンキンバイはちょっとだけ早いかな

 

場所はコマクサ平 前回はイワブクロやエゾツツジなど満開であったが
今年は遅れている?早かったのだろう

しかし イワウメは満開! つぼみもまだまだあった

 

ミネズオウもいいねぇ

 

これは?ミヤマキンバイ?

 

 

そして女王 コマクサはやはり早かった・・・


しかし ああ これが精一杯だ 

つぼみでもわずか数株だけ

 

 

場所は大きな雪渓、第三雪渓へ



昨年は左端を登ったが今回のトレースは
ど真ん中を通っているね 角度的に注意の場所あり

やはり左端がいいようだ

 

登りきったところにお花畑
ここは川にゆるやかに水が流れなんともゆったり 

いい休憩場所でもある

 

氷っているし‥‥




ここから最後の第四雪渓を登りきると山頂だ


頂上の岩稜の上に立っている人が見える

右から
烏帽子岳、凌雲岳、北鎮岳、赤岳だ

 

山頂はやはり寒い それでも昨年ほどの風はなく座ってみるととてもいい温度だったのでここで昼食を



凌雲・北鎮


黒に烏帽子

 

それから小泉岳へ向かう
途中ではキバナシオガマやチョウノスケソウが咲くがやはり早すぎた
ホソバウルップソウもこの通りもう少し時間がかかる

 

この赤岳から白雲岳まで 小泉岳を通るルートは大きなアップダウンも樹木もなく実に爽快な稜線歩き



北大雪から東の石狩連山まではきれいに見えたが
トムラウシ山から十勝連山が雲のため見えなかったのが残念!
白雲岳も雪渓が残り雪の中を頂上まで登る

やはりこの眺めを見ないとね

 

白雲岳の肩には有名な幻の湖があるけど6月後半では遅すぎなんだよね
さらに花がずらっと咲く場所だがエゾノツガザクラがやっとこれくらい

やっぱり高山部の花には早かった 残念ばかりの花見だ。

この帰り道が好きだなぁ


白雲はまた来年だな

 

コメバツガザクラ

 

ホソバウルップソウ見たかったな~

 

 

おーニペソツ!

 

最後の花は、まさかウスバスミレが群生しているとは思わなかった
これは6月後半に来て良かったよ

 

駐車場が見えると元気が出る!


最後のトラバースは慎重に


無事に帰還と

 

今回は足慣らしと花がメインで 当日になって行き先を変えた(雪が多いと思ったので)

やっぱり時期が早かった 
今年はすべての山が2週間くらい遅れているような感じがした。

それでも天気が良く、前回より景色も見えたし
なにより7時間の歩きも出来たので良しだね


このコースは毎年の定番コースにしたいくらい
あまりきつくない楽しいコースである


6月26日訪問