NiKKi Fron

~ つなぐ技術で未来をつなぐ ~

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「産業フェア in 善光寺平 2011」出展

2011-10-29 | インポート

 

2011年10月28日(金)、10月29日(土)と

長野市ビッグハットにて開催されました

「産業フェア in 善光寺平 2011」への出展のご報告をいたします。

創業から115年の歴史と伝統を紹介したヒストリーブースと

次世代事業と位置付けて世界に発ししておりますレアプラ®

ご紹介したレアプラ®ブースを展示致しました。

お陰様をもちまして2日間で1,000人を超えるお客様に

お立寄り頂きました。ヒストリーブースでは、麻問屋として創業した

春日商店が日本機材を経て、現在のNiKKi Fronへ

至るまでの歩みをご紹介いたしました。

NiKKi Fronの素材へのこだわりを理解していただけるよう、

その創業のルーツから2つの新規事業まで、時代の変遷に合わせ

事業展開のストーリーを、その時代ごとの主力製品と共に

弊社の歴史と伝統についてのご説明をパネル展示いたしました。

 

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ヒストリーブースを説明する弊社社長春日

 

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ラジオインタビューを受ける弊社社長春日

 

レアプラ®ブースには、それぞれ明確なコンセプトのもと

感性に訴えるような付加価値を高めたレアプラ®を使った

作品を展示いたしました。サイエンス&アートの原点である

レアプラ®の開発コンセプト「美」・「知」・「信」とプロダクトコンセプト

「包」に加え、「日本の伝統と情緒を重んじ、伝統と革新によって

世界観をつくる」という弊社社長の想いを込めた「禅~ぜん~」、

「宙~そら~」というプロダクトコンセプトの作品を展示し、

発祥の地「長野」を大切にしながら、世界へ羽ばたいていこうという

NiKKi Fronの強い想いを表現いたしました。

 

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レアプラ®ブースにて説明する弊社社長春日

 

また、10月29日(土)には13:30より弊社社長春日が

会長を務めるB-cip Nagano(ながのビジネス共創プロジェクト)

のブースにて、講演の時間を頂戴し、「春日秀之の感能の世界」

と題して、春日が価格や技術で差をつけることが難しい時代

において、感性により製品の付加価値を上げる

ことの大切さを語りました。

 

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講演中の弊社社長春日

 

来年初めに弊社社長のプライベートブランド仏国法人

Blanc Bijou(ブラン・ビジュ:白い宝石の意味)がパリの展示会に

レアプラ®の出展を予定しており、その前に長野の皆様に

レアプラ®や弊社の考え方を知っていただく上で

大変意味のある産業フェアとなりました。

これからも日本の伝統、長野の地を大切にし、

従来事業の適正化に取り組むと共に、

世界にも目を向け新規事業を成功させるべく、

社員一丸となって邁進して参ります。


信州日経懇話会にパネリストとして参加

2011-10-27 | インポート

 

2011年10月27日、長野市のホテル国際21にて

日本経済新聞社が主催の信州日経懇話会が行われ、

弊社代表春日が、パネリストとして参加しました。

 

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【参加パネリスト】(左席より)

長野県知事 阿部 守一様

長野経営者協会会長・八十二銀行頭取 山浦 愛幸様

日本銀行松本支店長 和田 季之様

NiKKi Fron株式会社CEO 春日 秀之

 

経営者の学びの場でもある同会では

「長野経済 浮場の条件」をテーマに、新時代を切り開く

方向性や構想、次の時代を見据えた熱い戦略・想いについて、

各界を代表するパネリストが活発な討論を行いました。

 

弊社代表の春日は、産業界の代表として、

先行きの不透明感を強める長野県経済に対し、

中小企業は自立性を高めて下請体質から脱却する必要がある。

今こそ自分たちの技術力の強みを整理・集積し、

製品の研究開発に力を注ぎこむことで今までの

機能性価値の追求の上に、感性価値を積み上げることで

オリジナルブランドを創りあげ、

自立型経営を確立しなければならない。

そして、忘れがちになってしまった日本独特の

伝統文化から発する日本古来の「おもてなしの心」を

もう一度見つめ直すべきではないかという所見を述べました。

 

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そして、研究開発に力を注ぐべきであるとの

認識では一致しましたが、加えて、各パネリストの

方々からは下記のようなご意見がでました。

 

長野県知事 阿部様

長野県は本当の豊かさがあって、持続可能な社会を

つくっていく先進地域にならなければならないと思っている。

長野県の持つポテンシャルを生かして、新しい地域のリーダー・

新しい社会のモデルを長野県からつくっていきたい。

 

長野経営者協会会長・八十二銀行頭取 山浦様

旗印を上げて長野県全体として方向性を統一

していかなければ、何年たってもバラバラということになり、

変化を生む一つの大きな力になっていかない。

 

日本銀行松本支店長 和田様

個別企業の経営者がより強くチャレンジ精神を

発揮していくということで新たな平地が

切り開かれていくはずだと信じている。

 

また、弊社代表春日は、自らモノづくり企業の経営者として

研究開発の強化と世界市場への進出を進める中、

「モノづくりの現場を若年層、感受性の高い世代に

もっと見てもらいたい。モノづくりの素晴らしさや

こだわりを若い世代に感じてもらえるような

現場をつくることが大事なのではないか。

そこで興味や未来を感じなければ研究者や

エンジニアになろうと思わない」という

自らの考えを述べさせていただきました。

 

弊社では、人材の確保と人材から人財への育成が

今後の長野経済を大きく左右するものと考えております。

 

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セイコーエプソン株式会社元会長、

前社団法人長野県経営者協会会長、

安川 英昭様(右)と弊社代表春日秀之(左)

 

現在、年内をめどに敷地内を新しいコンセプトのもと

新しいものづくりのファクトリーの整備を進めているところです。

徐々に、中高生の皆様を主対象としてお迎えし

モノづくりの現場を公開するオープンファクトリーとして

10年、20年後に、長野県を支える研究者や

エンジニアが育つようなきっかけを

ご提供する環境を創って参ります。


産業フェア in 善光寺平に出展いたします

2011-10-24 | インポート

 

お陰様で弊社、NiKKi Fron株式会社は

創業115周年を迎えることが出来ました。

 

今年は、長い間ご支援頂いております皆様に感謝の意を込めて、

弊社ヒストリーブースと、昨年に引き続き弊社の次世代事業として

世界に発信しておりますレアプラ®を展示するブースを設置します。

 

昨年に引き続き、多くのお客様のご来場をお待ちしております。

 

【産業フェア in 善光寺平 2011】

開催: 2011年10月28日(金) 10:00~18:00

              29日(土) 10:00~16:00

会場: 長野市ビッグハット (長野県長野市若里3-22-2)

 

弊社社長春日が会長を務めるB-cip Nagano

(長野ビジネス共創プロジェクト)も同時に出展致します。

尚、10月29日(土)13:30より「B-cipメンバーこだわりトーク」

として、「春日秀之の感能の世界」と題して、春日が

感性価値の大切さを語ります。皆様ご多忙とは存じますが、

何卒ご来臨くださいますようお願い申し上げます。

 

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堂免先生を囲む会

2011-10-15 | インポート

 

本年10月15日、銀座某ホテルでNiKKi Fronグループ

技術顧問であります、東京大学工学部 堂免 一成教授が

今年3月に日本化学会の最高栄誉である日本化学会賞を

受賞されましたが震災の影響で祝賀会が延期になっていたところ、

半年経て「堂免先生を囲む会」という趣旨で祝賀会が開催されました。

 

先生は東京大学 工学部から助手として東京工業大学

資源研究所に移り、42歳の若さで教授に就任され、50歳を前に、

もう一度、一から新しい研究分野にチャレンジするため、

東京大学 工学部へ移られました。

 

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【スピーチされる堂免先生】

 

30年に亘り、一貫して水を光によって機能する触媒で

水素と酸素に分解する研究に携わり、光触媒という

最注目されている新エネルギー創出の分野で

世界的トップランナーとして走り続けておられます。

会には東京工業大学、東京大学で先生にお世話になった、

各方面で活躍する弟子達と各方面の関係する

大学教授など、約90名が集いました。

 

堂免先生がこれまでに発表された論文本数は、

累計で500本以上という数を有し、世界の

光触媒の研究で参考文献として多数引用されています。

先生との昔からの親交の深い先生方や弟子達から、

さまざまなエピソードが披露され、

大変に和やかかつ盛り上がりました。

 

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【写真左より、堂免先生ご夫妻、

東京理科大学 工藤教授、弊社社長 春日】

 

NiKKi Fronブループとしても「エネルギーをつくる」

という分野で堂免研究所と約2年間に亘り研究を

続けており、震災の営業により長野本社ファクトリー内に

既に東大から移管しているラボが、来年から本格的に

堂免研分室として共同研究のため稼動する予定です。

 

堂免先生は、世界中から招待講演を受けられている

お忙しい日々でございますが、是非ともお身体をご自愛いただき、

次はノーベル賞へ目指して頑張って頂ければと

NiKKi Fronグループ一同、心より祈念しております。


東京工業大学130周年記念式典に出席

2011-10-09 | インポート

 

弊社社長の母校である東京工業大学が今年130周年を

迎えました。今度、10月9日に開催された記念式典に

ご招待頂き、参加いたしました。

 

祝賀会では同窓会 蔵前工業会の理事長である

前日立製作所会長の庄山様のごあいさつから

始まり、東京工業大学初、IT系ベンチャー企業工業者

会長 ぐるなびの滝副理事長の乾杯のご発声に続き、

終始和やかにすばらしい雰囲気に包まれました。

 

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【蔵前工業会理事長(前日立製作所会長)の

庄山様(写真左側)】

 

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【㈱ぐるなび代表取締役会長/創業者

である滝久雄様(写真左側)】

 

現在、日本のものづくりは大きな転換期にありますが、

従来の成長過程の変遷を謙虚に見直すことで、

新しい可能性が見出せることを歓談の中で感じました。

 

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【弊社社長 春日】

 

ものづくりの蓄積のある日本において、今求められていることは、

世界への表現力です。日本の良さやこだわりを人から人へ

伝えていける「ものづくり」企業が求められています。

 

NiKKi Fronは引き続き、技術をベースに多方面活動により、

「素材へのこだわり」を十分に世界に表現して参ります。