2011年1月20日に、坂城町にある さかきテクノセンターで
「企業と技術のコラボレーション」のテーマでセミナーが開かれ
当社社長の春日が講師としてお招きいただきました。
春日社長は、下請け体質から脱却しようとしている自社を例に
「お客様より開発案件を頂いた際、自社のネットワークで
最適な素材、加工、コストバランスなどのソリューションを
提示できたら競争力があるのでは」と考えるに至った経緯を講義いたしました。
聴講者に語りかける春日社長
大量生産が売りの技術は他国に追いつかれてしまうが、
クラフトマンシップを極めた、心を込める技術は真似されることがない。
日本の伝統や美意識、そして国際社会の中でも優れているといわれる
「技術力、基礎研究力、精度の高い実施力」を強みとして活用し
高付加価値ビジネスに取組むことができるのではないかと提言。
強みを整理しアピールできるようになることで、新しいビジネスモデルを
立ち上げることができると説明いたしました。
会場内に展示したレア・プラスチックに触れる聴講者
刻々と変わってゆく経済環境の中、国際競争に対応するには
日本は地域交流や産学官行などのネットワークに課題があると指摘。
互いの強みを持ち合っての、コラボレーションを提言いたしました。
「待っていてはいけない時代。多少のリスクがあっても、
連携しながら果敢に挑戦すること。
それにより新しいビジネスモデルができるのではないか。
長野県全体でビジネスモデルができることを期待しているし、
皆と作り上げていきたい」
様々な地元企業からの参加者様に
互いの強みを持ち合ってのコラボレーションから
連携を強めたいと呼びかけて講演を終えました。
弊社は、今後も長野を拠点に
ジャパンブランドとしての高付加価値ビジネスの提案をして参ります。