NiKKi Fron

~ つなぐ技術で未来をつなぐ ~

www.nikkifron.com

「産業フェアin善光寺平2010」に出展

2010-10-30 | インポート

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20101029日、30日、今年の「産業フェアin善光寺平2010」への出展では、Nikki Fronという独自の商標の代表商品として「レア・プラスチック」の特別展示を行いました。

レア・プラスチックの三つの概念を三つの彫刻にて表現しました。

         

            ~素材へのこだわりの集大成~

ミロのヴィーナス

自然のバランスから永遠の美がうまれる。

顔の縦横やバストとヒップ、へその下の長さと身長の比率など、ほぼ全身が黄金分割比率で構成されている。人々の心をとらえ続ける究極のプロポーションは、確かな数値に裏付けされている。

→美しきバランス経営

フクロウ

サイエンス=知恵を極めるとアートがうまれる。

古代ギリシャでは女神アテナの従者、「森の賢者」と称され、ヨーロッパではしばしば学問の神、英知の象徴とされる。

→知恵ビジネス重視

サンジャック貝

築き上げた信頼の上に信仰がうまれる。

フランス語でCoquille Saint-Jacques(聖ヤコブの貝)ヨーロッパで聖地巡礼の時に胸につける徽章にもなるほど、神聖の象徴とされる。

NikkiFronブランド構築

レア・プラスチックの概念にはNikkiFronの夢と経営理念が宿っている。

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NikkiFronグループ統括の春日秀之より皆様へ>

 NikkiFronは半世紀にわたり蛍石という鉱石から作られる特別な素材により先端材料部品をつくり半導体や自動車の基幹産業向けに供給をしてきました。今後、この素材の可能性を改めて見つめ直し、工業向け先端材料以外の分野で感性にうったえる一般消費者を対象とした商品向けの特別な素材として、特別なグレードを設けました。                

 そのグレードは従来の素材と比較して、素材の外観と質感を重視するためにさらに純度を高め、白さを高めたものです。既に昨年の産業フェアin善光寺平2009にて、この特別なグレードを鉱石からつくられる永遠の白さを持った特別なプラスチックとして「レア・プラスチック」と命名し、Nikki Fronが開発した新素材・新概念として市場にデビューさせました。

 今年は1年を経て様々な業界の方々や素材にこだわる方々からこの素材の可能性として色々なアイデアや提案を頂きましたので、まずはこの素材の誕生をその神秘的で希少性のある鉱石の魅力から伝えることにより、多くの方々に知っていただき、価値を感じていただくために、世界初のレア・プラスチック専用ブースを設けました。「レア・プラスチック」という概念と発想に辿り着くまで、Nikki Fron100年以上に渡り素材を扱い、素材の変遷を経て素材にこだわって新しい価値の創出をすることにより、世界の産業を根底から支え続けてきました。

 Nikki Fronがこの成熟した時代に引き続き素材を究めることで新しい商品価値をつくりあげ、革新性を求められる次世代を自社独自で切り拓いていこうという意志がこの「レア・プラスチック」という表現です。しばらくは「レア・プラスチック」という素材を皆様に知って頂くために、定期的に東京を中心に展示ブースを設ける予定です。そして、十分に色々なお客様のアイデアやご意見を頂いたうえで、この素材の魅力に皆様と共鳴できるような斬新なデザインを融合して商品化をしていきます。

 まだまだ知り得ない「レア・プラスチック」の可能性を発表していきますので、どうぞご期待下さい。なお、東京では11月10、11、12日にビッグサイトで東京初の展示を行います。来年は3月にジャパン・ショップにて展示を予定しています。少しずつ変化し進化していく「レア・プラスチック」を是非肌で感じて下さい。

●地元テレビ局のインタビュー

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●八十二銀行取締役頭取、長野県経営者協会会長、山浦愛幸様

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●弊社会長春日英廣(左)、信州大学学長・山沢清人様(中央)、弊社社長春日秀之(右)

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信州大学繊維学部創立100周年記念式典へ出席

2010-10-23 | インポート

20101023日、日本機材の会社設立のきっかけとなった絹麻パッキングを共同開発した信州大学繊維学部(当時の上田蚕糸専門学校)が創立100周年を迎えられ、記念式典が開催されました。

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 弊社社長も式典に出席させて頂き、戦後日本の産業発展を支え、今尚次世代の先端材料として開発が進む繊維の歴史と未来の可能性を改めて実感致しました。
 繊維業から始まった弊社は、時代が求める素材への転換を成功させることで事業を拡大して参りましたが、今また新規事業の立上げを目指し、CFRPをはじめとする繊維強化プラスチックの開発に注力しております。

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今後も信州大学繊維学部様とは強力な産学連携体制のもと、グローバルマーケットで必要とされる魅力ある素材を開発し、地元産業の発展に貢献して参りたいと思います。


信州大学経済学部で特別講義

2010-10-13 | インポート

20101013日、松本にある信州大学経済学部で、弊社社長の春日が社会人講師として講義をさせて頂きました。

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本講座は社会科学特別講義「経営者と企業」と題し、社団法人長野県経営者協会の協力のもと、毎年県内でも注目される経営者を数名講師として招き、講義してもらうというものであります。本年は全8講義が予定されており、現役の経営者が実際の企業経営体験を直に伝えることで、経済学や経営学を学ぶ学生、あるいは一般受講者の方に「第一線の経営」を知って頂きたいというのが狙いであります。

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8講義の第1回目となる弊社社長春日の講義には、経済学部に在籍する1年生から4年生、および一般受講者の方々も含め、総勢400名という非常に多くの方に受講して頂きました。当初300名ほどの受講が見込まれてはおりましたが、実際は座席を埋めつくし、立ったまま受講される方もいるという状態でありました。また一般受講者の方々の出席も多く、おそらくはご自身でも経営をされている方ではないかという印象でした。

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 90分間の講義中、どの受講者も大変熱心に話を聞いており、夢中でメモやノートを取っていたという様子で、中には配布資料にびっしりと記入している方もおられました。また質疑応答の30分間は、時間一杯途切れることなく質問の手が挙がるという、学問に対する若いエネルギーや情熱といったものを強く感じました。

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  質疑応答の時間も限られ、また講義終了後も学生の方々とお話しする時間がなかったことが残念ではございましたが、弊社の提案する今後のビジネスモデルについて、皆様の率直なご意見を頂きたいと思います。是非とも学問に情熱を燃やす学生の方々からはホームページを通してメッセージを頂ければと思います。