NiKKi Fron

~ つなぐ技術で未来をつなぐ ~

www.nikkifron.com

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  NikkiFronグループ創業115周年記念式典

2011-04-15 | インポート

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 2011年4月15日、長野市内にある犀北館ホテルにて、過去に対して心から感謝することで、未来へ向かって気持ちをあらたにし、新しい挑戦をしていくため、NikkiFronグループ創業115周年の記念式典を執り行いました。

 お陰様をもちまして、弊社は1896年に麻問屋として創業し、素材にこだわりながら、時代に合わせた業種の転換を行い続け、今年で115周年を迎えることが出来ました。これもひとえにさまざまな先人の方々や諸先輩方の並々ならぬ努力とご支援によるものと感謝申し上げております。

 式典では、元花王の会長でNPO法人日本モノづくり学会会長の常盤文克様より「モノづくりのちから-物・人・魂のつながり-」と題した基調講演を賜りました。時代の変化に対応するには、目で見て、心でとらえ考え、行動を起こさなくてはならない。従来の方法にとらわれず、挑戦することが大事である。また、モノづくりには技術だけではなく心が大切であり、モノづくりだけでは売れない。そこにサービスを付加することで、商品にしなくてはならないことをお教え頂きました。

 新たな挑戦に臨む弊社にとりまして、大変心強く支えとなるお言葉を頂戴致しました。

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 また、弊社社長の春日からも、創業115周年を迎え過去を整理しつつ、新たなビジネスモデルを掲げるべく、プレゼンテーションをさせて頂きました。「新しい時代を切り開くNikkiFronグループの挑戦」と題し、過去5年のグループの変遷や新たな3カ年計画などをご説明致しました。

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 今後は次なる創業120周年に向けて、社外からも有識者からアドバイスを頂き、管理関係部門を強化した新体制で臨むとともに、現在の拠点の機能化を進めつつ、次世代のグループとして新しい基幹事業を構築して参りたいと考えております。これまでこだわってきた素材に特化した研究開発体制の強化と、自社ブランドの強化に注力しながら、NikkiFronにしかできない独自の新規事業確立のため、慎重かつ果敢に挑戦して参る所存でございます。

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常盤文克様

  (日本モノづくり学会会長、元花王会長

   日本のものづくり界の重鎮)

小宮山淳様

  (松商学園学園長、元信州大学学長

   長野県のものづくりにかかせないひとづくり、教育界の重鎮)

井水治博様

  (日刊工業新聞社 代表取締役社長

   日本のものづくりを長年にわたり支え、応援しているメディア界の重鎮)  


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2011年 欧米出張レポート

2011-04-08 | インポート

 

2011年3月末~4月初旬にかけ、弊社社長春日が欧米に出張いたしました。

震災後の原材料調達難の懸念を確認する為

現地の原材料サプライヤー様の状況と欧米の市場動向を確認するとともに

新規ビジネスの可能性を調査する目的の渡航でした。

 

まず最初に訪れたフランス滞在中の主な活動は

出展企業が1,000社を超える、世界最大の複合材の展示会

「JEC コンポジット 2011」へ社員研修の一環としての視察と、同展示会にも

出展している最先端技術を保有するフランス企業2社との業務提携です。

 

次に訪れた北米はNikki Fronにとって、PCや携帯電話に使用されるチップ製造に

必要とされる、「鉱石を原料とする高機能な特殊樹脂」を扱っていることもあり、

半導体製造の盛んな北米には多くのエンドユーザー様が存在します。

今回の北米出張を通して、日本の震災によるそれぞれの市場への影響は

コア部品の供給がストップしていることもあり、

想像以上に大きいものであることを実感しました。

現地の企業様から、今後の日本に対してより強く、

リスク分散による危機管理が求められました。

 

この度の出張は、市場動向を直接調査するにとどまることなく、

日本の大惨事が諸外国経済へ与える影響を懸念する企業が多いことから

改めて、日本のものづくりが世界経済の発展にとって重要な位置づけに

あることを実感した、意味深い機会でもありました。

 

フランスのパリで開催されていた「JEC コンポジット 2011」へは

世界の先端技術に触れる機会として、開発技術部の社員数名を同行させ、

最先端の技術とアイディアを学ぶ機会となりました。

 

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出展企業と意見交換をする、弊社社長

 

Nikki Fronは時代の変化とともに素材を発展させ、

115年という長きにわたり日本経済とともに発展してまいりました。

 

2010年に初の海外工場をタイに竣工した弊社ですが、

国内工場では、タイへの生産移管を進めている

GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)素材を

航空宇宙分野などへの適応が進むカーボンに転換予定しています。

 

この度のフランス企業2社との業務提携は、

日本への生産移管を視野に、以前より話し合いの進んでいたもので

CFRP(炭素強化プラスチック)の加工技術の研究開発が目的です。

 

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Roctool、Alex社長と握手する弊社社長。

同社は、特殊成型法による、大量生産を得意としています。

 

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Carbone Forge、Vincent社長と 調印式にて。

同社は、特殊金型による、複雑形状化を得意としています。

 

Nikki Fronは、新時代の素材CFRPの先端成形加工で

世界的に先行している技術を自社に取り入れ

日本では未だ実績のない、CFRPに一貫生産を目指し更なる研究を進めます。

 

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ニューヨーク近代美術館(MoMA)

 

北米の視察先、ニューヨーク近代美術館では、様々な手法を用いた作品を展示。

永久収蔵される芸術作品には、オブジェや絵画だけでなく

従来は、芸術作品としての価値がほとんどなかった工業製品もあります。

 

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新素材で表現したオブジェ

 

これは、日本で古来より大事にされてきた「ものづくり」は

道を極めることにより、芸術の域まで高められることのほんの一例です。

弊社がテーマとしてかかげる「ScienceとArtの融合」が言葉を変え、

「技術」と「職人の技」として表現されていました。

 

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アメリカの文化と活気を体感した、ヤンキースタジアム

(手前より; 米国三菱商事会社SVP大友様、

 弊社社長春日、 ダイキンアメリカVP藤田様)

 

しばしの休憩で立ち寄ったスタジアムでは

東北地方太平洋沖地震とその二次災害に対し

収益の一部が義援金として寄付されることを知らされました。

また、再び戻ってくるであろう日本人観光客に対しても、

「一緒に選手の応援をできる日が来るまでエールを送り続ける」

というメッセージが会場内に流されていました。

 

今回の欧米出張より、全体を通じて実感したのは、

日本のものづくりは、工場設備を移したとしても

簡単にマネをすることのできないものだということです。

 

今、日本は国力を試される、重要な状況に直面しています。

大震災で被災された方々には心よりお見舞い申し上げるとともに、

被災された企業の復興を待ちわびる海外企業の

応援に応える意味でも、従来の経済活動が続けられる地域や企業としては、

できる限り尽力し、さらなる一歩を踏み出してまいります。


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