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「ものづくり大賞NAGANO2010」の大賞を受賞

2010-05-28 | インポート

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5月26日【ものづくり大賞NAGANO2010】の表彰式がホテル メトロポリタン長野3階浅間において盛大に行われ、株式会社日本機材が栄えある大賞3社に選ばれ表彰されました。

【ものづくり大賞NAGANO2010】の表彰制度は、地元に腰を据え、地域の人たちと連携しながら事業を展開し成果を収めている長野県に関わりのある「ものづくり」企業・団体を広く社会に浸透させ、長野県の基幹産業である製造業を情報発信の視点で応援しようというもので、今回が第1回目でした。

他の受賞2社は㈱サイベックスコーポレーション様(グランプリ受賞)と日置電機株式会社様でした。 今回の受賞は昨年来より当社が推し進めて参りました従来とは違う【レア・プラスチック】などの素材 開発と地元に根ざした産学行の連携活動が審査をしていただいた【ものづくり大賞NAGANO応援懇話会】メンバーの皆様に高く評価していただいた結果であると考えております。  

今回の大賞受賞につきましては、社内での研修を開催するにあたり多大なるご支援を頂いた東京理科大学MOT大学院教授済藤友明先生、故日本機材顧問西村哲明先生、ご推薦頂いた財団法人長野県テクノ財団善光寺バレー地域センターの塚田章芳様、並びにご支援頂きました信州大学様、長野工業高等専門学様、協力企業様、のお力によるものと深く感謝申し上げます。また、大賞の名に恥じぬように地道かつ積極的な活動を更に進める所存でございます。

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東大 堂免研究室で講義

2010-05-26 | インポート

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平成22年度5月21日 東京大学工学系研究科化学システム工学の堂免一成教授の研究室へ訪問し、同研究室ゼミ生の皆様へ、日本機材の取り組みについて講義をさせていただきました。
堂免教授とは、弊社社長の春日が、東京工業大学の大学院に在籍していたころから交流させていただいており、現在も新規複合素材開発のため、定期的に研究室へ訪問させていただいております。


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第5回、第6回、第7回 済藤先生経営講座 

2010-05-19 | インポート

2010年5月14日、当社東京officeにて、第5回、第6回、第7回の済藤先生プロデュースの経営講座が開催されました。今回は公開講座として関係する企業20名様にもご参加頂きました。
日本を代表する企業でその成長期を支えてこられた先生方の大変貴重な講義となりました。

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第5回は「技術者の心構え」と題して講師に元ソニー専務の鶴島先生をお招きして講義をして頂きました。
ソニーが世界に先駆けCDを開発した時の裏話や、製品開発における開発者の思いと市場のギャップ、販売目標日を先に決め何が何でも間に合わせるという手法など、大変貴重なお話を聞かせて頂きました。また、社内関係者には事前に資料を渡し質問票を作成、より理解を深めるためこの質問票によりディスカッションを行いました。

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第6回は「海外ビジネスの心構え」と題して講師に前ホンダ専務の土志田先生をお招きして講義をして頂きました。
ビジネスにおいてもっとも重要なこと、特に海外ビジネスに必要なことはお客様を知り、お客様を研究し、お客様が求めているものを造っていくことである。海外では言葉も、文化も、環境も違うので、人としてその中身で勝負することが大切であるなど、海外ビジネスにおける大変参考になるお話を伺いました。

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第7回は「組織人の心構え」と題して講師に元三菱商事副社長の高島先生をお招きして講義をして頂きました。
三菱商事で重厚長大プロジェクトを進められた経験を踏まえ、大きな企業であっても実働は小さなユニット単位でありその中での指揮系統が重要である。また、魅力的な組織が人のやる気を生み、その結果が組織の勝利につながるなど、あるべき組織、組織人としての心構えについて、大変貴重で参考になるお話を伺いました。


SAMPE Europe 報告

2010-05-10 | インポート

●概要
 先端材料技術協会の学会発表。パリで4月に3日間開催される。同市内でJEC Composite Showも開催される。規模は余り大きくないが、世界各国から発表者や傍聴者が集まり、メディアやインターネットで頻繁に取り上げられる程、注目されている。JEC同様、こちらもCFRPがトレンドとなっているが、CFRP以外の複合材料の発表も幾つかある。手探りの部分が多い印象。
●発表内容(一部抜粋)
>The use of Nano-particules for a new 2part paste adhesive for Aerospace Application / S.Blgim (3M)
 3M社は多くのエポキシ樹脂を開発してきたが、物性の温度依存、特に低温下(-55℃)での物性脆化が大きかった。今回開発した2液性エポキシ樹脂「SW 9373」は温度範囲-55~135℃の間で温度依存による物性低下は無く、宇宙航空用としても非常に有用である。
>Shape Memory Nanocomposite for Changing Shape / J.L.D.Du (吟爾濱工業大学/中国)
 形状記憶樹脂(=Tg以上:弾力性樹脂に変化、Tg以下:形状復元の性能を持つ樹脂)に短炭素繊維を加え、形状の復元具合を確認。従来と余り変わりなく復元し、航空産業でも有用であると結論。樹脂はスチレンベース、エポキシベースを使用。
>Polyimide Nanocoatig for healing Surface of Flaws of Carbon / T.Naganuma(W.P.I Japan)
 表面キズの修復を目的としてポリイミドによるコーティングを行い、ポリイミドの種類によるナノレベルでの修復の優位性を確認した。用いたポリイミドは「PMDA/ODA-dip」「BTDA/MDA-dip」「PMDA/ODA-VDP」の3種。「PMDA/ODA-VDP」はキズに対してモノマーで入り込んでから硬化する為、修復が綺麗に出来る、という内容。
>Hollow Polyacrylonitrile(PAN) and PAN/Carbon-Nanotube-(CNT-)based Carbon Fiber / T.K.Tsotsis
 Hollow PAN(中空PAN系炭素繊維)とCNTとの複合や、中空部にPMMAを入れることで、繊維の強度などを確認し、優位性を確認した。Hollow PANはチューブ状であったり、レンコンのように繊維方向に複数の穴が開いていたりする。
>Advanced Composite Manufacturing Methods and LCA Emission Savings / A.Hodzic
(Sheffield大学/UK 共同研究にボーイング)
 CFRPは金属代替材料として航空機分野等への利用が行われており、燃費低減等の効果を発揮するが、その一方で、生産過程におけるCO2排出やリサイクルの未確立などの問題がある。特にリサイクル問題については、金属材料の場合はほぼ全てリサイクルに回されるのに対し、CFRPはリサイクルが現状不可能である、というLCAの観点に立った報告。

開発技術部開発技術課 渡邉 傑


JEC Composite Show 視察報告

2010-05-10 | インポート

●概要
・世界最大の先端複合材料の展示会で毎年4月にパリで開催される。47000㎡の広さで1000を超える団体が出展する。
・JEC Composite Show(以下「JEC」)のトレンドはCFRP関連の分野。CFRP関連の企業は炭素繊維メーカーから、成形備品メーカー、成形加工メーカーまでレジンメーカー以外は様々な企業が参加していた。他にも、グラスファイバーメーカーも参加している。写真は会場のエントランスと会場内の様子。
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●参加企業
>帝人テクノプロダクツ・東邦テナックス(写真下)
同一ブースにて参加。アラミド繊維と炭素繊維をメインに出展。帝人テクノプロダクツ、東邦テナックスご挨拶させていただいた。
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>東レ、三菱レイヨン
 上記同様、日本の3大炭素繊維メーカーは今回のJECに参加。いずれも大きなブースを持ち製品の発表をしていた。東レ様、三菱レイヨン様ご挨拶させていただいた。

>CARBON COMPOSITES(ドイツ)
 CFRPについては世界指折りの技術をもつグループ。CFRP製の航空機機体や自動車車体など、大型成形品を展示し、注目を集めていた。(写真下)
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>CARBON FORGE(フランス)
 独自の設計と成形方法⇒CFRPプリプレグを切り取って貼り合わせ、熱プレス成形を行うことで、無駄なく、且つ工数を短縮する成形技術を持つ。詳しい内容は映像で明かされなかったが、成形の段階で、後はバリ取りのみという状態まで仕上げる。(写真下)
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>Advanced Composite Group(ドイツ)
 こちらもCFRPについては世界指折りの技術を持ち合わせるグループ会社。写真下のような、非常に完成度の高いバイクを展示するなど、会場の注目を集めていた。
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>SORA COMPOSITES(フランス)
 自動車に特化したCFRP成形を行っており、下写真のようなスタイル良く、完成度が非常に高いレーシングカーを展示していた。こちらも会場から大きな注目を得ていた。
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>The Team(複数企業で合同)
 下の写真で収まりきらなく見ただけでは良く分からないが、大型トラックの荷台を作成、展示していた。左方の波型部分がタイヤの部分になる。炭素繊維メーカー~成形加工企業まで複数企業の合同出展。細かく見ると雑な部分が多いが、かなりインパクトのある展示物となっていた。参加企業は3枚目の写真。
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>ZOLTEK(アメリカ)
上記のトラックで参加していた炭素繊維メーカー(下写真)。現在、東レ、三菱レイヨン、東邦テナックスが大部分を占める炭素繊維シェアに参入し、成果を上げている。東レ様より、「品質は日本製ほど良くないものの、安価である」、との話。
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>G.ANGELONI(イタリア)
 ファブリックを行うが、炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、それらを複合したファブリックも行い、更には繊維にメタリックコーティングをしたものも扱う。折柄も様々あり、バラエティに富む。機能性だけでなくデザイン性も持ち合せる。下写真は炭素繊維とメタリックコーティングした繊維の複合素材で、インパクトは強烈で非常にクールでカッコイイと感じた展示物であった。
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●感想
 昨年秋、日本国内のSAMPE JAPANによる複合材展示会を見学し、CFRPのレクサスが印象的だったが、世界規模、特に欧州では更に上を行くCFRP成形加工技術が多くあり、井の中の蛙を思い知らされ、圧倒された思いであった。CFRP成形加工の世界事情、特に欧州の技術が特に先進していると知れた事は、非常に良い経験であったと感じる。

開発技術部 開発技術課 渡邊 傑