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東京大学 堂免教授 御来社

2009-12-29 | インポート

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12月25日(金)東京大学教授の堂免一成様と講師の高田剛様が当社をご訪問されました。堂免教授は当社社長春日秀之の東京工業大学大学院在籍中の恩師であり、そのご縁もあり今回のご訪問が実現いたしました。
堂免教授は触媒に関する研究を行っておられ、原子・分子レベルでの基礎的な解析から、燃料電池や水分解のための新しい触媒の開発まで幅広く取り組まれております。
触媒とは、化学反応の速度を速める物質のことです。より高機能な触媒を開発することは、環境・エネルギー問題の解決においても大きな役割を果たすと期待されています。
堂免教授はこの分野で世界的な権威であり、光エネルギーを化学エネルギーへ変換することを目的とした水分解光触媒を中心に、高い機能を持った新しい触媒の開発を行っております。太陽光と水から水素を作ることができれば、真にクリーンで再生可能なエネルギー源となります。
 当社では、堂免教授に当社概要を説明の上、工場視察をしていただき、堂免教授の研究テーマに協力出来るものがあるか、また、当社の研究開発のテーマで協力できるものがないかを見ていただきました。また、当社が進める研究開発について貴重なご意見を聞かせていただきました。

1.日 時:平成21年12月25日(金)
13:00~18:30   
2.場 所:株式会社日本機材 本社穂保工場、大町工場、素材開発センター

<堂免教授のプロフィール>
1953年9月24日生まれ、1976年東京大学理学部化学科卒業後、1982年東京大学理学系大学院化学専門博士課程修了(理学博士)。1982年東京工業大学資源化学研究所(触媒化学部門)助手。1990年東京工業大学資源化学研究所(基礎測定部門)助教授。1994年東京工業大学資源化学研究所(触媒化学部門)助教授。1996年東京工業大学資源化学研究所(触媒化学部門)教授。2004年東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻教授。その間、「GaN:ZnOを用いて可視光での高効率な水の完全分解を世界に先駆けて達成した」(Nature, 2006)他、論文426報、総説著書112報を発表。また、2007年、平成18年度触媒学会賞(学術部門)を受賞。専門は触媒化学、エネルギー変換型光触媒、表面反応ダイナミクス、ナノ材料開発。
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技術会&鈴木進様講演 開催

2009-12-29 | インポート

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12月24日(木)長野市のトイーゴ生涯学習センターにおいて四半期毎に行う当社技術会を2009年の総括として連携する企業と学術・行政機関、及び一部を報道機関に公開でおこないました。今回の技術会では当社の開発テーマが多岐分野に渡ることから技術会の公開を通して地元の企業様、及び学術・行政機関様との連携を強化し最先端産業と研究開発が活発化することが狙いです。最初に当社社長 春日秀之が「2009年の総括と2010年の中小企業に求められる経営革新」と題して講話をさせてもらいました。
次に各担当者の発表に先立ち、長野県地域資源製品開発支援センターの製品開発総合プロデューサー 鈴木進様を講師にお招きして「お客様視点の売れる商品づくり」と題してご講演をしていただきました。最後に当社開発担当者等より10項目の発表を行わせていただきました。
技術会の後に、「中小企業の今後のあり方、デザインの重要性について大変参考又は勉強になりました」、などの感想を多くいただき、最先端産業と研究開発の活発化につながる有意義な発表会になったと考えております。

1.    日時:平成21年12月24日(木)
13:00~14:00   講話  当社社長 春日秀之
14:00~15:00   講演  長野県地域資源製品開発支援センター 鈴木進様
15:10~18:30   各担当者の発表、講評、表彰
2.    場所:長野市生涯学習センター(トイーゴWEST3階)
3.    出席者数:産・学・行関係者様:21名 社員:34名 合計55名

 <御礼>
年末のお忙しい中、ご参加いただきました地元の企業様、及び学術・行政機関様、また、ご講演を賜りました鈴木進様と開催にご協力いただきました関係者の方々に、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
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ドイツ学術交流会の留学生視察

2009-12-13 | インポート

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12月4日(金)に長野商工会議所様のご紹介でドイツ学術交流会(DAAD)主催の研修旅行でドイツ留学生14名による当社工場の視察が行われました。
この視察はドイツ学術交流会の特別奨学金プログラム「日本語学習と企業内研修」によるもので、経済学、自然科学、工学、法学関係の分野で大学を修了して2年以内の若いドイツ人を対象にした奨学金プログラムです。日本、アジア地域のエキスパートを育成することが目的です。また、今回の研修旅行は地方の産業、文化、生活などを短い時間ながら見聞し、日本への知識を深めるものです。
当日は、当社社長の春日秀之が挨拶、会社説明と工場案内を英語で行いました。長野市の位置、伝統などの紹介から当社の取り組む事業、開発内容等、ジョークを交え、友好的に進めることが出来ました。
質疑応答も活発に行われ視察後のアンケートでは多くの方から「とても楽しく、興味深い内容で良い経験になりました」、「心温まるもてなしに感謝します」などの感想を頂きました。長野市の文化、産業について知識を深めて頂くことと日独親善友好のための一助となる有意義な時間を提供することができたと考えております。
また、当社工場視察後は善光寺を見学され、帰路に着かれております。

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