さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、日本国内に17,000以上の店舗を持つ、セブン-イレブンのロゴマークを取り上げます!
日本各地で見かけるセブン-イレブン。日本の情景の中に馴染んでいることから、日本発祥の企業だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、元々は米国を発祥とするコンビニエンスストアです。1927年に氷を販売する「サウスランド・アイス・カンパニー」として創業。
サービス向上のために、午前7時(セブン)から午後11時(イレブン)まで営業を行っていたことが、のちの「セブン-イレブン」という名前につながります。
セブン-イレブンとして創業を開始したのは1946年で、そのころからロゴマークは「7」と「ELEVEN(11)」を使った、今と配色や形も大きくは変わらないものでした。その後、1969年には今もおなじみの、緑の資格にオレンジと赤で配色された「7」の数字、そして緑で書かれた「ELEVEn」のロゴマークとなっています。
ちなみに店舗でよく見かける、ロゴマークの横に伸びているバーは、店舗の幅によってサイズを替えることができるようになっており、幅広い店舗展開を図るための戦略をうかがい知ることができます。
1969年以降、現在も使用されているセブン-イレブンのロゴマークをよく見ると、「ELEVEn」と、最後の文字だけ「n」、つまり小文字表記されていることがわかります。
なぜここだけが小文字の「n」なのか。その理由については諸説あるようですが、ロゴマーク全体の見栄えの問題から、最後の「n」だけをコンデンス体の「n」に変更したという話がよく言われています。
言われてみないとなかなか気づかないものですが、こうした違和感の無さも計算された上でこのロゴマークが作られたなら、かなり完成度が高いロゴマークと言えるのではないでしょうか。
あなたの身近にあるロゴマークにも、こうした秘密が隠れているかもしれませんよ?
ぜひさまざまなロゴマークをチェックしてみてくださいね!最近、メディアで自社商品の見直しが話題になっています。さて・・・。