あと数日で福岡を去ります。
さびぴー
今日は父の知り合いのおば様2人とおでかけしました。
車で。
珍道中も珍道中。
帰ったらなぜかドッと疲れてました。
あんまり歩いてないのにどうしてだ?
理由ははっきりしてます。
車には立派なナビがついてました。
ナビゲーションです。
行き先を入力。
出発です。
運転手のおば様をおば1とします。
助手席に座ったおば様をおば2とします。
ナビの声はナビ。
きみの声はきみ。心の声は『 』を使います。
出発して5分ぐらいたちました。
ナビ「次を左に行きます」
おば2「え?右に行った方がいいやないん?右行こ、右。絶対、こっちから行ったほうがいいんやけ。前行ったことあるし」
おば1「もうまがらないかんのやけど、どうする?」
おば2「右行こ」
ナビの道案内に反して右へまがってしまいました。
ナビは必死にもとの道へ誘導します。
ナビ「300メートル先を左に行きます」
おば2「好かーん、このナビ。私たちをまたあの道にもどそうとしとるわ。まっすぐ行こ、まっすぐ」
おば1「そうやね、まっすぐやね」
ナビとおば様たちの攻防戦は続きます。
ナビ「次を左にまがってください」
おば2「はい、ごめんなさいな、ナビさん。また右行こ、右。でも、どこやろ、こっちの方のはずやのに」
おば1「どうする?」
おば2「右!」
きみ「このナビの意味は何なんでしょうね?」
おば1&2「そうやね、アハハハ」
ものすごい田舎道とか細い道をナビの誘導に反してグルグルしたあげく、ある大通りへ来ました。
そしておば様たちはピンときたようです。
おば2「この道やわー。いやーん、これ、さっきナビが来させようとしてた道やん。なんで最初に言ってくれなかったーん(ナビに対して)」
きみ『なぜってあんた、ナビは悪くないよなー』
おば1「そういや、この先にあるうどん屋さんに、私、友達とよく来るんよ。おいしいんよ、そこ」
おば2「なんで言わんやったん?」
おば1「今日ここ通るって知らんやったもん」
そんなこんなで目的地の神社につきました。
菖蒲(しょうぶ)が見頃だろうということで来たのですが、菖蒲まつりは31日からとのこと。
肝心の菖蒲も2分咲き程度。
でもいい散歩でした。
景色もすばらしかったです。
この時点で1時半です。
そうです、昼ご飯です。
おば2「きみちゃんがアメリカに帰る前にね、たらふくおいしいもの食べてもらおうと思って、お魚のおいしいとこ連れて行ってやるけんね」
おば1「自分で魚とか焼くんよ。おいしいけんね。岩屋ってとこにあるんよ」
おば様たちは以前に行ったことがあるとのこと。
ただ、この時点で二人が知っている情報が少なすぎた・・・
岩屋という場所にあるということと、自分たちで魚を焼くということ。
店の名前は「忘れた」らしい。
ナビにとりあえず「福岡県○○市岩屋」と入れて出発。
岩屋までは着きました。
きれになビーチもありました。
ただ、肝心の店がどうやってもみつからない。
一軒それらしき店をみつけて入ったけど「これ違うわ」といって退散。
この時点で一時間は経過してました。
またドライブしはじめて、おば様1が思い出しました。
「たしか、しおいりの里っちゅうんやなかったかね?」
おば2「そうやったかね」
おば1「とりあえず探してみよ」
道の人に聞いたりしてその里につきました。
なんか綺麗な結婚式場でした。
一応ちょっとしたフレンチレストランもあったんで、
「ここで食べて行きませんか?」と腹ペコだった私が提案。
「そうやね」ということでメニューを見に行ったら、ランチサービスは終了してました。
隣接してた魚と野菜の直売所をちょっと見ました。
手作りパンが売ってました。
でも、おば様の手前、手を出せなかった・・・・
おば様1が携帯で誰かに電話をかけてます。
おば1「わかったー、『海の駅』よ。兄に電話したんよ」
おば2「そうだわ、『海の駅』だ。よかったー。でも、どこ?』
おば1「知らん。ナビに入れてみよ」
ナビの反応はなし。
おば1「その店、2年ぐらい前にできたらしいんやけど、この車、5年前に買ったからやわ、多分」
きみ「お兄さんにもう一度電話して、場所を聞いたらいかがでしょう?」
おば1「さっき、(兄は)寝てて、電話したらおこられたんよ」
きみ「あ、じゃー、だめですね・・・」
おば1「ま、とりあえず出発するか。もうこうなったら、意地でもそこで食べたいけんね」
きみ『さっきのパン、買っとけばよかった。ちくしょう』
また人に道を聞きました。
地図も書いてくれました。
やっと到着。
『海の駅』は海の真横にある、すばらしいロケーションの店でした。
海鮮焼き、海鮮サラダ、イカ刺しを注文。
海鮮焼きとは、カニとかサザエとか海老を目の前の鉄板で焼きながら食べる、というやつです。
魚は新鮮なんで、ものすごくおいしかったです。
ただ、食べている時に手がよごれるし、熱気で暑かった・・・
他の料理も最高でした。
ペチャクチャしゃべってる途中でおば様2が
「今日の反省」と一言。
きみ「何でしょう?」
おば2「もう自分で魚を焼くとこでは食べんこと。焼いてくれるほうが楽やけ」
きみ「!!出発前にしっかり行き先の事を調べるってことじゃないんですね」
おば2「そんなん、私たち、いつもやもん。もう慣れっこよ」
何はともかく、5時にやっとありつけたランチはおいしかったです。
ちなみにその店は岩屋にあったのではなく、芦屋というところにありました。
北九州にきれいな海岸があると生まれて初めてわかったプチ旅行でした。
おば様、どうもありがとう。
北九州弁で書いてみたけど、まちがってるかも。
さびぴー
今日は父の知り合いのおば様2人とおでかけしました。
車で。
珍道中も珍道中。
帰ったらなぜかドッと疲れてました。
あんまり歩いてないのにどうしてだ?
理由ははっきりしてます。
車には立派なナビがついてました。
ナビゲーションです。
行き先を入力。
出発です。
運転手のおば様をおば1とします。
助手席に座ったおば様をおば2とします。
ナビの声はナビ。
きみの声はきみ。心の声は『 』を使います。
出発して5分ぐらいたちました。
ナビ「次を左に行きます」
おば2「え?右に行った方がいいやないん?右行こ、右。絶対、こっちから行ったほうがいいんやけ。前行ったことあるし」
おば1「もうまがらないかんのやけど、どうする?」
おば2「右行こ」
ナビの道案内に反して右へまがってしまいました。
ナビは必死にもとの道へ誘導します。
ナビ「300メートル先を左に行きます」
おば2「好かーん、このナビ。私たちをまたあの道にもどそうとしとるわ。まっすぐ行こ、まっすぐ」
おば1「そうやね、まっすぐやね」
ナビとおば様たちの攻防戦は続きます。
ナビ「次を左にまがってください」
おば2「はい、ごめんなさいな、ナビさん。また右行こ、右。でも、どこやろ、こっちの方のはずやのに」
おば1「どうする?」
おば2「右!」
きみ「このナビの意味は何なんでしょうね?」
おば1&2「そうやね、アハハハ」
ものすごい田舎道とか細い道をナビの誘導に反してグルグルしたあげく、ある大通りへ来ました。
そしておば様たちはピンときたようです。
おば2「この道やわー。いやーん、これ、さっきナビが来させようとしてた道やん。なんで最初に言ってくれなかったーん(ナビに対して)」
きみ『なぜってあんた、ナビは悪くないよなー』
おば1「そういや、この先にあるうどん屋さんに、私、友達とよく来るんよ。おいしいんよ、そこ」
おば2「なんで言わんやったん?」
おば1「今日ここ通るって知らんやったもん」
そんなこんなで目的地の神社につきました。
菖蒲(しょうぶ)が見頃だろうということで来たのですが、菖蒲まつりは31日からとのこと。
肝心の菖蒲も2分咲き程度。
でもいい散歩でした。
景色もすばらしかったです。
この時点で1時半です。
そうです、昼ご飯です。
おば2「きみちゃんがアメリカに帰る前にね、たらふくおいしいもの食べてもらおうと思って、お魚のおいしいとこ連れて行ってやるけんね」
おば1「自分で魚とか焼くんよ。おいしいけんね。岩屋ってとこにあるんよ」
おば様たちは以前に行ったことがあるとのこと。
ただ、この時点で二人が知っている情報が少なすぎた・・・
岩屋という場所にあるということと、自分たちで魚を焼くということ。
店の名前は「忘れた」らしい。
ナビにとりあえず「福岡県○○市岩屋」と入れて出発。
岩屋までは着きました。
きれになビーチもありました。
ただ、肝心の店がどうやってもみつからない。
一軒それらしき店をみつけて入ったけど「これ違うわ」といって退散。
この時点で一時間は経過してました。
またドライブしはじめて、おば様1が思い出しました。
「たしか、しおいりの里っちゅうんやなかったかね?」
おば2「そうやったかね」
おば1「とりあえず探してみよ」
道の人に聞いたりしてその里につきました。
なんか綺麗な結婚式場でした。
一応ちょっとしたフレンチレストランもあったんで、
「ここで食べて行きませんか?」と腹ペコだった私が提案。
「そうやね」ということでメニューを見に行ったら、ランチサービスは終了してました。
隣接してた魚と野菜の直売所をちょっと見ました。
手作りパンが売ってました。
でも、おば様の手前、手を出せなかった・・・・
おば様1が携帯で誰かに電話をかけてます。
おば1「わかったー、『海の駅』よ。兄に電話したんよ」
おば2「そうだわ、『海の駅』だ。よかったー。でも、どこ?』
おば1「知らん。ナビに入れてみよ」
ナビの反応はなし。
おば1「その店、2年ぐらい前にできたらしいんやけど、この車、5年前に買ったからやわ、多分」
きみ「お兄さんにもう一度電話して、場所を聞いたらいかがでしょう?」
おば1「さっき、(兄は)寝てて、電話したらおこられたんよ」
きみ「あ、じゃー、だめですね・・・」
おば1「ま、とりあえず出発するか。もうこうなったら、意地でもそこで食べたいけんね」
きみ『さっきのパン、買っとけばよかった。ちくしょう』
また人に道を聞きました。
地図も書いてくれました。
やっと到着。
『海の駅』は海の真横にある、すばらしいロケーションの店でした。
海鮮焼き、海鮮サラダ、イカ刺しを注文。
海鮮焼きとは、カニとかサザエとか海老を目の前の鉄板で焼きながら食べる、というやつです。
魚は新鮮なんで、ものすごくおいしかったです。
ただ、食べている時に手がよごれるし、熱気で暑かった・・・
他の料理も最高でした。
ペチャクチャしゃべってる途中でおば様2が
「今日の反省」と一言。
きみ「何でしょう?」
おば2「もう自分で魚を焼くとこでは食べんこと。焼いてくれるほうが楽やけ」
きみ「!!出発前にしっかり行き先の事を調べるってことじゃないんですね」
おば2「そんなん、私たち、いつもやもん。もう慣れっこよ」
何はともかく、5時にやっとありつけたランチはおいしかったです。
ちなみにその店は岩屋にあったのではなく、芦屋というところにありました。
北九州にきれいな海岸があると生まれて初めてわかったプチ旅行でした。
おば様、どうもありがとう。
北九州弁で書いてみたけど、まちがってるかも。