元日にフィンランドの映画を見てきました。
『Fallen Leaves(枯れ葉)』です。
抜けきれない貧困生活の繰り返しの毎日。
そんな中で出会う男女の話です。
レトロな雰囲気でずいぶん前の話かなと思いますが、ラジオから何度も流れてくるニュースはロシアとウクライナのこと。
「どうしてだろう」と思うんですが、フィンランドはロシアと隣り合っているため、そこにいないとわからない空気感があるのだと思います。
どのシーンも色彩が綿密に考えられていてとてもいいです。
監督は小津映画のファンだそうで、「お、ここは小津映画の影響だな」と思うようなシーンもありました。
日本でも公開中だそうですよ。