旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

人生のそばから 鷹巣「いな穂」

2021-02-18 | 旅のアクセント

 秋田県の米代川流域で食用として飼育されている品種が比内地鶏であるならば、
秋田内陸縦貫鉄道を抜けてきた鷹巣駅がある北秋田市は本場と云っていいだろう。
駅から南へ延びるシャッター街を左に折れ、手打そばと比内地鶏の「いな穂」を訪ねる。
大館の蔵・北鹿が復刻米で醸す純米吟醸原酒 "仙台坊主" を味わいながらそばを待つ。
鴨汁よりさらに濃厚なつけ汁 "比内地鶏そば" をズズっと啜る。甘い香りが鼻を突く。
美味いね。ここまで来た価値がある。芳醇な地酒と旨い蕎麦に辿りついて満足の旅だ。

2020/02

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