旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

休日はローカル線で 円盤餃子と大七生酛と伊達政宗と 行くぜ東北!

2015-08-15 | 日記・エッセイ・コラム

 上野東京ラインが開通して東北本線の旅は起点の東京駅からスタートできる。っで1本目の快速ラビットに乗車。
中学生ともなると、親父と旅するより仲間とプール?息子にフラれて文字通りの「みちのくひとり旅」なのだ。

快速ラビットは、宇都宮までの110kmを90分で快走する。続く2番手ランナーの黒磯行は2分の待ち合わせだ。

県境まで数駅を残すけどJRの運用は黒磯が関東と東北の結節点、3番手の郡山行は見慣れない仙台支社の車両だ。

「みちのく」の入口は白河だ。奈良時代には関が置かれ、大和と蝦夷との国境の役割を担っていた。
近代において白河小峰城は、戊辰戦争における「白河口の戦い」の舞台となった。

白河駅は三角屋根の木造平屋建て、ステンドグラス、縦長の窓、赤い瓦屋根に白い壁、端正な洋館建築だ。
駅舎には象徴的に「行くぜ東北!」のポスターを掲出している、木村文乃が弾んでいるね。

郡山から乗車した4番手が福島に到着したら、東口の「餃子の照井」に直行する。名物 "円盤餃子" を堪能する。

まるで揚餃子かと思うほどカリカリに焼き上がった円盤のきつね色がキレイだ。冷たい生ビールといただこう。

餃子の匂いを引きずって5番手ランナーの仙台行き、出発前、運転士も車掌もこの暑さにお疲れの様子だ。

駅ビルで仕込んだ二本松は大七酒造の "純米生酛"、主張の強い豊かで厚みのある味わいが仙台までの道連れだ。

槻木で阿武隈急行線、岩沼で常磐線、名取で仙台空港鉄道を合流して本数を増やと、すれ違いは頻繁になり、
車窓も田園風景から一転マンション群が並ぶ都会の風景へと変わっていく。

にぎわう仙台駅から、観光スポットを巡るレトロなバス「るーぷる仙台」で青葉城址へ。
伊達政宗騎馬像は逆光につき後ろ姿で失礼する。政宗公が見つめる先は今や100万都市となった杜の都仙台。
本丸跡の石垣は3.11で崩れたものを3年がかりで旧に復した。研究者や工事関係者のご苦労に頭がさがる。

ところで東北本線には岩切から利府を結ぶ盲腸線がある。利府支線はかつて松島に繋がる本線の一部であったが、
塩釜を経由する新線が完成するとその役目を終え廃止の憂き目に合う。そして現在の区間のみが残ったそうだ。
今では新幹線総合車両センターをはじめとした通勤や通学の足として役割を果たしている。

夕暮れの仙台駅は、家路を急ぐ通勤通学客、首都圏へ戻る出張族や観光客でとても混雑している。
折しも明日は仙台育英VS東海大相模の決勝戦、夜行で甲子園に向かう応援バス受付の列が混雑に輪をかける。
さぁ早くホテルにチェクインして夜の街を探索しようじゃないか。めざすは文化横丁なのだ。

<40年前に街で流れたJ-POP>
時の過ぎゆくままに / 沢田研二 1975



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