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その保証会社の地盤の判定は、信用できますか? - 2

2022年02月13日 | 日記

今日の夜中から雪が降るかもしれません。
明日、目が覚めて、外を見たら雪が積もっているかもしれません。
雪が降らないことを願いします。

さて、前回の記事の続きです。地盤保証会社も沢山ありますが、その中の大手の保証会社で、
ほとんど隣り同士の宅地で、地盤調査データも、ほぼ同じにもかかわらず、判定結果が異なり、
地盤補強しない宅地の建物が傾く危険性が考えられます。

地盤保証を付けていても、家は、簡単に新しいものに交換できるものでもなく、修理するのに
期間がかかり、新築後の年数も浅ければ、後悔する場合もありますよね。
車であれば、新車購入後に、数年で修理するようなもので、車より、家は、一般的に価格が高く、簡単に
きれいには直りません。では、どのように地盤判定していくべきなのか? 私の考えを記載します。

建築基準法施行令第38条
建築物の基礎は、建築物に作用する荷重及び外力を安全に地盤に伝え、かつ、地盤の沈下又は変形に対して
構造耐力上安全なものとしなければならない。という法律があります。

一般的に、住宅などの建てる場合、設計や監理は、建築士の資格が必要になり、建築会社に依頼しますよね。
建築士は、国家資格であり、上記の第38条に従い、設計する必要があります。従って、地盤の状況も検討する
必要があます。地盤に関して、専門的な知識が必要になりますので、地盤調査結果に基づき判定をする場合は、
現場の状況確認や建築主(お客様)からの情報、地盤調査会社の意見やアドバイスも取り入れて、最終的に判断します。
つまり、地盤保証会社の保証が無くても建物が傾く事がないように設計する必要があります。
後に、お客様の希望で、万が一の時に、地盤保証も付けたいのであれば、保証料を支払い保証してもらえば良いと思います。
くれぐれも保証があれば、家が傾いても良いのではありませんので、勘違いしている建築会社もあると思いますので、
どういう考えの会社なのかをマイホーム計画の打ち合わせの際に、営業の人に聞いてみるのも良いと思います。

つまり、地盤調査や地盤に関しての評価は、信頼している地盤調査会社の意見を聞いて、疑問があれば、
他の地盤会社や地盤の専門家に聞いてみるのも良いと思います。また、地盤に関しては、地盤品質判定士の
資格者もいますので聞いてみる事もできますよね。
地盤保証会社の中でも地盤調査会社や地盤調査員の考えを確認する会社と全く聞く耳を持たない会社があります。

借入金額も高額で、長期間返済していく事になる大切な「家」という財産、そこで生活してく中で、たくさんの思い出が
生まれ、かけがえのない人生を送る「家」を傾かせないようにしなければなりません。



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