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戦国夜話11

2014-03-23 06:16:41 | 歴史
それにしても中国地方の戦国史は面白い。

宇喜多直家はじめ陶晴賢、尼子経久、、など悪人どもの巣窟の如き観をなしている。

陶晴賢

尼子経久

特に中国地方で史上唯一、山陰地方から山陽道まで侵攻し巨大な尼子帝国を築き上げた尼子経久は、こんにちけして有名でないが、もっと再評価されてよい対象であろうかと思う。

東で伊勢新九郎こと北条早雲が戦国の口火を切ったのと、時をほぼ移さずに西国で下克上の魁をなした経久。
悪人どもと前途したが、当然かれも単なるその枠に当てはまるような男ではない。

その魅力の余韻は尼子十勇士というロマンを謳った物語として後世の人々を楽しませた。



そんな中国地方を最終的にまとめ上げたのはこの尼子経久や宇喜多直家とともに謀聖、謀将と称される毛利元就であった。

なかでも元就は単に謀の上手い将というよりは一段上の "智将" という評価を与えてもいいかもしれない。


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