2020年から私立高校の授業料、実質無償化で尾張の志望校選びも変わる

2020年4月から、私立高校に対する就学支援金制度が変わります。

文部科学省の「私立高等学校授業料の実質無償化」リーフレット（令和元年5月）によると、

・年収約910万円未満の世帯・・・一律に11万8800円
・年収590万円未満の世帯・・・・段階的に支援額が加算

となっているのが、2020年からは年収約590万円未満の世帯に対して支援額が引き上げられます。

これによって私立高校の授業料の平均水準まで支援額が引き上げられるので、実質無償化になるのです。

いい私立高校はいっぱいあるけど、授業料やら交通費やらで「高嶺の花」と思っていたのが、そうではなくなります。

こうなると、変わってくるのが志望校選びです。

授業はよくわからないのに宿題だけはいっちょまえに出る高校とか、逆に、平日課題はまったくないのに定期考査はクソゲー並みの激ムズの高校なんてのもあって、高校生には文句ブーブーの高校が結構あります。

西春、江南、一宮南、丹羽などの進学校に行きたいけど、いまいち内申点が足りないという子は、滝、名城大附属、大成などの私立の進学校を選べるようになるのです。

そこまで極端な例はないとしても、尾北、岩倉総合、小牧南、一宮北、犬山などの中堅の公立校よりは、大成、桜花、大同、高蔵、清林館などの私立高校の方を積極的に選ぶという人が、これから増えるかも知れません。

いずれにしても、校風はかな～り大事なので、自分にあった高校選びができるようして欲しいと思います。


江南市のネクサス（勉強のやり方専門塾）は、主に江南高校、一宮南高校、丹羽高校の高校生と、そこを目指す小中学生が通っています。江南市では、西部中、布袋中、古知野中、古知野西小、古知野南小、布袋小、一宮市では西成東中、大口町では大口中の生徒が通っています。


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