サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

美しきカナコ。/DINER 第67話 感想(となりのヤングジャンプ掲載)

2019-03-16 | DINER
                             
                            めっちゃ可愛い・・・!









前回、絶対絶命のピンチ・・・!に陥ったカナコ
しかしその暗殺者が想像以上に阿呆だった為(笑)。
難なくピンチを逃れました
正直、
行動理念が意味不明というか、
メガネ掛けててもそりゃ殴るだろ。って思うんですが笑
色々な意味で頭がいかれてる奴なのか、それともそれすらフェイクだったりするのか・・・
一旦収まったようにも見えますが、何気に続きも気になるのが巧いなあ、と。


しかし、今回良かったのはボンベロが怒りを剥き出しにしたとこですね
特に、怒り、、、っていうか制裁の理由にカナコ「も」入ってた所にロマンを感じました
カナコにしてみれば“自分の為に”って部分もあるので内心そこまで悪い気はしてないんじゃないか?と思いつつ、
でも優しいカナコの事だからそれすら許しちゃうんだろうな~、とも
許すっていうか、ちょっと複雑なんですかね
久々に残酷なボンベロに触れるのが怖いのかもしれない

でも、少年編のボンベロを考えると、同僚への危害も激昂の理由に含まれるのは全然不思議じゃない
いつかはそんなボンベロのカナコへの想いも見たいな~、と思いつつ。
結局は今回のバカに「何か」を感じたボンベロが逃がす事に
ボンベロが直接手を下さない事に安心しているカナコの表情が印象的ですが・・・
それもまた何かの兆候だったりするんでしょうか?
それともただの深読みなのか(笑

最後には、矢継ぎ早に新たなる刺客(?)が登場、一体どういう人物なのか、、、期待です!!







それにしても、
今回はカナコが可愛かった・・・!
新衣装が前よりも可愛い上に相変わらずグラマラスで非常にイイですね。
それに、今回は珍しくお風呂シーンがあった上におっぱいまで!?って事で(笑
久々にピンクタイフーンが吹いていた、、、って意味合いでも良かったです
正直グロとエロって相性良いしもっと描いて欲しいな、と(笑
何気に凄いモテそうなルックスしてます。



椎橋寛新連載!「神緒ゆいは髪を結い」 第1話「幻の黒セーラー」 感想

2019-03-15 | 神緒ゆいは髪を結い
                              
                              始まった!









「ぬらりひょんの孫」の椎橋寛さんによる新連載「神緒ゆいは髪を結い」が遂に始まった。
ちなみに平成最後のジャンプの新連載になるらしく、
そう考えるとある意味納得の人選ではないでしょうか。






いきなりですが。
正直前作の読切「いにしえの滅び文」を連載にしたとしてもそれなりのものは出来たと思う
あれはあれでこの作者の王道・・・というイメージで決してクオリティが低かった訳ではない

しかし、あれを連載にしなかった理由も正直分かる
作品の題材としては「和風バトル」という事で、
まあ、
平たく言えば置きに行ってる、、、と捉われかねないですよね
それに、ヒット作の幻影を求めてジャンプで失敗したヒット作家は多いです
梅澤春人の「LIVE」とか某サイレントナイト翔とか、FW陣!とかね。
恐らく、椎橋さんはジャンプの歴史的に考えて、
そういう作品は比較されたり時代が違っていてウケない・・・と判断されたのでしょう(勿論推測です笑)
そこで、今作のような新境地と呼べる“ヒロインコメディ”に着手されたんでしょうね。




ゆいちゃんの友達の奈央が既に可愛い・・・笑



椎橋さんは、
ヒロインのキャラメイクに定評があったイメージです
ヒット作「ぬらりひょんの孫」でもつららを筆頭にカナ、ゆら、羽衣狐・・・と
ヒロイン人気がそのまま作品の人気に繋がっていた節もあったと思うんですよね
そこで、
過去作の焼き直し(まあこういう云い方あんま好きじゃないけど)よりも、
自分の武器である“美少女”を売りにした作品を作ろう、と考えたんじゃないでしょうか
思えば、かの矢吹健太朗さんも全く違ったテイストの作品で見事に2作目のヒットを生み出しましたからね
そういう意味合いでは割と希望の持てる方向転換、とは言える。


ジンクス的に不安なのは、
ヒット作を持ってる作家がヒロインものに挑戦した場合、
かなりの確率でコケている、ということ
北条司「RASH!!」、徳弘正也「Wrestling with もも子」、にわのまこと「BOMBER GIRL」、
佐藤正「ミリンダファイト」、小谷憲一「ウルフにKISS」など・・・
それと、
ヒット作の次が打ち切りだと、そのまんま次も打ち切りで帰って来なくなる作家も多い
例外は和月伸宏さんとかにわのまことさんとかかな・・・?
そういう意味だと、
逆にそういったジンクスを跳ね除けてくれる事に期待してしまうんですが。
正直、神緒ゆいちゃん可愛いしねえ。。笑




斬新な相手役だ・・・笑



ただ、
一応主人公?はゆいだとは思うけど、
視点となるキャラはいかにも椎橋さんのキャラらしい俺様イケメンキャラ
正直、タイトルが神緒ゆいなんで基本はゆいちゃんが天使だったり悪魔だったりする相様を楽しむ漫画なんでしょう
そういう意味では中心がゆいちゃんでそれを見守るのが鍵斗(と、奈央)なんでしょうね
そう考えると、
ラブコメとしても展開していけそうで非常に楽しみです

面白いのは、
リアル天使と悪魔、という物語の図式
こういうのは今まであるようでなかったと思う
いや、厳密に言えば性格チェンジヒロインはいることはいるけど、
最近は全然見なかったな~、というか、容姿まで変わるのは正直面白いですね
正に一粒で二度美味しいヒロインに仕上がっていて期待が持てます

最も個性的なのは、
相手役の男である鍵斗が悪党キャラである上に俺様キャラである、ってことでしょう
普通のイケメンでも優男でもヘタレなのに時々格好良い、というキャラでもない
正にリアルに小賢しい悪党、、、っていうのが新鮮なポイントでした
ただ、
後半では、
ちょっとバカな部分を晒したり、
天然な部分を見せて憎めない一面も披露してたので、
そこまで嫌われキャラってわけでもないのが実に良かったですね
正直、お金持ってるなら獣医雇えば?とは思いましたが・・・(笑)。







正直、
「ぬらりひょんの孫」の路線を捨ててまで挑んだ新境地だけあって、
気合いを込めて作られたヒロイン兼主人公?の神緒ゆいはめっちゃ可愛いです
まず、表紙の時点で可愛いですし(笑
奈央の事を想って(ある意味)健気に暴れて守る黒ゆいも、
誰もバカにせず全肯定してくれる素直で純真な白ゆいも同じくらい可愛い
流石ヒロインに定評のある作家だけあって、
ただ可愛い・・・だけではなく、
美しさも気品も兼ね備えた最高のヒロインを作る事に成功していると思う
その上、おっぱいも大きいし←
何も言う事はないです
奈央とゆいの関係性も好きだし、
極悪人のようでどこか間抜けな鍵斗もなんだかんだ面白い
そういう意味では好感度の高いキャラを作るのには成功している、って言えるでしょう
後は、
椎橋さんが初連載してから11年経ってるので、
今でもこのアナログ感溢れる作画と独特の作風はハマるか否か、という気がします


ぶっちゃけ、
初回のクオリティで言えばぬらりにも引けを取らない(はず)
後は初回のインパクトだったり面白さをどう飛躍させていくかだけ、ですね









個人的には、
今のジャンプは前期の新連載が全部苦戦しているうえ、
前号の新連載に勝てれば割とスタートダッシュには成功するんじゃないか?と思ってます
要するに、ちょっと前のジャンプよりも生き残りへのハードルはやや低くなってるので応援の意味は高い

それと、今のジャンプは女主人公の漫画が普通に続けられている土壌もあるので、
そういう意味合いではチャンスでもあるんじゃないですかね~。
ネタは良いんで、
後は丁寧に転がすだけですね
個人的には鍵斗がどんどん小物化していく流れと、
黒ゆいの暴れっぷりが王道ですが格好良かったです(笑

注文を付けるとしたら、
白ゆいの天使度はもっとあからさまにしていいと思うのと、
黒ゆいのデレ(のようなもの)が欲しい、ってトコでしょうか
好感度の高いキャラを作り出せてはいるので是非頑張って欲しい。応援しています!




MOMO-the blood taker- #006「チーム」 感想(ヤングジャンプ2019年15号)

2019-03-14 | MOMO
                             
                            今週はカラーです!









御子神さんの所属するチームは大分雰囲気が良いらしい
なんだかんだ情の熱い冬樹、
捜査への熱意溢れる中宮、
そして、パクパク物食いながらも冷静な橘さん・・・と早くもキャラ付けに成功している模様
特に真面目なんだか不真面目なんだかよく分からない橘さんは個人的にお気に入りです(笑
割とみんな真剣味溢れつつフランクでもあるのが読んでて楽しい部分ですかね。




橘さん可愛い。



そして、
みんなで正義の為に一丸となって模倣犯、犯罪者逮捕に邁進する相様は読んでてワクワクしますね
奇妙な伏線も張ってありますし、中々今後の展開も楽しめそうではあります
というのも、個人的にこういう刑事もの(?)ってあんまり読まないので、
作者ファンである今作で触れる機会があって新鮮。。というか。

ただ、中宮くんの存在はとても気になります
真面目過ぎるきらいがあるし、
その一方で素直というか、ちょっと可愛くもある一面もあって・・・
もしかして御子神は彼の血に反応してるのかなあ?って少し思ったり、
なんか色々なパターンが考えられますが。。

いずれにせよ、
一筋縄では行かない展開が待ってそうでとても楽しみです
まだ、物語で言えば助走、ポテンシャルの提示段階だと思いますから。







本音を書けば、
既にイイ感じのみんなで、
一つの事件を解決するカタルシスを望みたいところなんですが、
モモちゃんの相様と御子神の発言を考えると一波乱ありそうでもあるんですよね
御子神が彼の血を吸いたくなってるか、それとも身内の誰かが犯人だったりするのか、
大体そのどっちかだと踏んでいるんですけど、
まだボカしつつ描いている印象なのではっきりとした事は断言出来ません
ただ、その分来週以降読むのが素直に楽しみであるのもまた本音

でも、
御子神さんの吸血欲が増してるのは事実だとは思います
みんなでワイワイ仲良くやってるからこそ、その事実が辛いんでしょう
コメディタッチの前半から一気に物憂げな雰囲気に変わる演出がまた秀逸でした
個人的には、
ちょっと中宮くんにBLの匂いも感じてたりするんですが・・・笑
実際どうなんでしょうね?
まあその辺は追々分かって来ると思います
取り敢えず、御子神さんの悲哀が伝わって来る後半の内容もまた良かったですね
このまま今をキープ出来るのか、それとも、全部を失ってしまうのか、、、それもまた見所です!










恋は私が勝つ。/水女神は今日も恋をするか? 12話感想(週刊少年サンデー2019年15号)

2019-03-13 | 水女神&幼ラブ(三簾真也)
                             
                             カワイイ。










でも実際・・・
「アクレアとアシャをくっ付ける為に邪魔だから恋するな。」っていうのは間違ってますよね
恋をするのも、アタックするのも本当は“自由”なはずです
その結果、
玉砕するのも結局は本人の望むところであって、
要するに「自分なりに頑張る。」というのが重要だと思うんですよね。







しかし、
アクレアの夢の為に、
この国の為に、
ハミが余計な存在・・・なのもまた事実
だけど、だからといって恋をする権利まで奪って良い、とは思わない
あくまで恋は平等。
それに、
アシャ「だけが」アクレアをときめかす可能性がある訳じゃない
そう考えると、やっぱりハミにだって「恋をする資格」はあるんじゃないか、と思ってしまう
出来レースではなく、本当に勝ち取った愛にこそ価値は宿る・・・と考えると、
ハミの存在はある種必要不可欠ではあるんでしょうね

何より、ちゃんとハミにも機会を与えてくれる優しい作劇が大好きです。







とはいえ、
今週もアクレア様は天使でした
苦しい時でも笑って、
自分よりも他人の想いを気にして・・・
そりゃハミだって自然に応援してしまいますよね
そう、
アクレアは決して恵まれた才女ではなく、
誰かの幸福の為に自分の身を犠牲にする可哀想な人、、、なのだ
そう考えると、
読者だってアクレアを応援するに決まっている
だからこそ、ハミが余計に不憫に思える。。っていう、
色々な意味で巧い、というかニクい(笑)漫画になっててとても好きなんです
また、ライバルを応援してしまう不器用な人とか大好きなんでね、
その意味でも今週の水女神はとっても面白かったです
ちゃんと「人間」を描いている気がします。


しかし、ラクダに乗ったアクレア様とアシャ、両方めっちゃ可愛いわ・・・!笑







最後、
堂々と恋愛では負けない。と言い切ったハミは確かにイイ女でした
考えてみると、
こと人生に於いて「恋に勝つ。」ってはっきり決意したタイミングが何度あっただろうか
そう考えると、始める前から言い訳をして逃げてるのが浮き彫りになって来たりもするんですが(笑
その分、いつだって健気で恋に一生懸命生きているハミがとっても立派に思えます

というか、今週はハミの表情豊かなリアクションの数々と、
自分がアクレアの立場だったら、、、と妄想するいじらしい部分と、
時折見せる闇落ちの相様と(笑
色々な魅せ方でハミの可愛さを十二分にアピールしていて、
ある意味メインの二人に頼らなくても面白い、って事を証明して見せた割と重要な話数だったようにも思う
個人的には、どうしても諦めきれないくらいに好きな男の子の事を想ってしまうハミがとっても可愛くて大好きです!!







後は、
いつかフユちゃんのメイン回とかやってくれたら・・・!(願望)



本気になれない私。/アクタージュ 第56話「隣の席の君」 感想(週刊少年ジャンプ2019年15号)

2019-03-12 | アクタージュ
                              
                              美人だ。









ひなちゃんがイラついてるのは、
ぶっちゃけ本気になれない自分と彼彼女らを対比してのジェラシーのようなもの・・・でしょう
何事にも冷めてて、諦めてて、中途半端で・・・だからこそ夢を追ってキラキラしている二人を観ていると、
無性にイライラしてしまう、、、のが本音でしょう

でもそれは、
最初から「何か」を放棄してるのと同義で、
ただ、自分が「持ってない」と感じながら頑張るのはしんどくて、
逆に言えばそういうしんどさと向き合うだけの勇気も根性もない自分・・・に、
内心はムカっと来つつそういう感情を夜凪ちゃんたちにぶつけているだけなんだと思う

ただ、夜凪ちゃんも持ってるようで実は持ってない人間だったりもする
そういう事を察せるような人間になれれば。。って所でしょうか。


しかし、
アキラと同じくひなの気持ちも分かりますけどね
人間そんな簡単に器用に生きれるわけじゃないですし、
どうしても比較しちゃうのが心理ですから

でもまあ、
そうやって比較して無駄に苛々したり悲しんだりしている時間こそ最も無駄なことなんですけどね
そういう事に興じてる暇があったら、もっと別の事出来るでしょ、っていう。
ひなちゃんの「成長」もまた今シリーズの“楽しみ”ではありますが。







一方で、
夜凪ちゃんも夜凪ちゃんで間違いを犯していた
映像研究部にプロの機材を持ち込み「プロのやり方」を模倣して映画を撮ろうとしていた
しかし、
それでは普段やってる事の延長線上で、
わざわざ「学校」という舞台でやるべきことではないと思う

それは、
下手でも素人でも“自分たちの力で”撮る事
それが全てだったんですよね
学生の世界に「プロ」を持ち込むことに正直意味があるとは思えない
学生は学生らしく、未熟ながらも一生懸命に、、、それが経験となり血肉となる
それに肌で気付けた夜凪ちゃんも夜凪ちゃんで確かに「成長」しているんでしょうね。







しかし、
景ちゃんが「憧れの女の子」になるのも正直分かるというか、
明らかにきれいだし可愛いしスラっとしてるし凛としてるし・・・で、
主人公でありながら最高のヒロインとしても機能しているキャラクター性が兎角最高でした
これがラブコメだったら吉岡くんが主人公で懸垂しながら告白でもするんでしょうけど(笑)。
でも、主人公が景ちゃんの方、っていうのがこの漫画の面白さだよな~ってつくづ思いました
あんまり話し上手じゃないし、ポジティブでもないのに、不思議と天然で努力家な部分で魅せてくれる
正に自分の理想の主人公像だな~と素直に思えた56話でもありました

それに、
吉岡くんを見事に「正解」に導く景ちゃんは格好良くもあった
プロの力を借りてどれだけいい映画に仕上がったとしても、
それは君の映画ではない
そうではなく、
「君と私で」撮る~という根本的な欲求を忘れちゃいけない
最初に思ったように、不器用でも自分の力で~、という流れに持って行く
そんな導く姿は紛れもなく主人公そのもので正直読んでいて凄く頼もしさも覚えました
あくまで、
「君の目」から見た私を-----。
言われなくても根源的な間違いに気付けるあたり、景ちゃんも景ちゃんで少しずつ大人になってるのかもしれない。


あとは、
他の二人・・・が手伝ってくれて、
「みんなで」何かを達成する~という“青春”を感じてくれれば、って思います
取り敢えず、ひなちゃんが第一目標、かな(笑












ところで、ドヤ顔の夜凪ちゃん、凄く可愛かった・・・!(笑)。

      

今日のセイヴァー新人大会は・・・。

2019-03-10 | ヴァンパイアセイヴァー






勝者トーナメントで2勝の後、敗退
敗者トーナメントでもそのまま敗退して終わりでした。
よく上がる決勝トーナメントにも今回「も」行けませんでした。


振り返ると、
ブログの読者の方にも応援してもらってるのに、
正直不甲斐ない負け方をしてしまって申し訳ない・・・と本気で思いました
めちゃくちゃ悔しい以上に自分に腹が立つのが本音ですが、
それもまた今の自分の“実力”なんでしょうね
もう一度、
やり直しです。
もっともっと強くなってリベンジしたい。


取り敢えず、今日の自分の試合は後々動画でUPされると思うんで(リツイートします)
良かったら是非観て下さい。そして、弱すぎ!と笑ってやって下さい笑

でも、やっぱり楽しいですね、このゲーム。ヴァンパイアセイヴァー!!





帰って来た日常?/DINER 第65~66話 感想(となりのヤングジャンプ掲載)

2019-03-09 | DINER
                            
相変わらずカナコ可愛い。






最近のダイナーを読んで感じるのは、ボンベロの「優しさ」である
ボンベロは・・・正直な話、自ら望んでああいう風になった訳ではなく、
そうせざるを得ない、
生き延びるために「獣」に成る必要があった、、、のだと思う
だから、
スキンやキッドなど、
自分と似ている境遇の人物にどうしても同情してしまう(同情って言い方は違うかもしれませんが)、
というか「せめてもの幸福」を与える場所。。を作りたかったのだと感じる。


ぶっちゃけ、どう考えてもカナコを見捨てた方が「楽」なのに、
それをしない・・・っていうのは、
やっぱり少年時代の色々があるからなんだろうなあ。って読んでると感じてしまう
そう思うと、カナコが災難/試練を乗り越えて行く話であると同時に、
ボンベロの成長物語でもあるのかもしれない、、、とふと思った


っていう風に考えると、
ある意味変わったようで本質は何も変わってないのかもしれないですね、ボンベロは。
正直、一人で食べる食事よりも、誰かと食べる食事のが(相性が合えば)美味しいのは事実
ボンベロにとってカナコは、カナコにとってのボンベロとは違う意味で「救い」なのかもしれない・・・てふと思いました
ポロンの時のカナコの「叱責」も、“守れなかった過去”がある分余計に響いてたんじゃないですかね
元々が優しい少年である分、
実は冷血から最も程遠いのがボンベロなのかも・・・って
過去編を踏まえて今のダイナーを読んでると素直にそう思えます。
ま、あくまで個人的な感想ですけど笑


正直な話、
カナコが騒がしくして、
ボンベロがサドっ気を発揮しているのを観てると、
実家のような安心感っていうか・・・いや、実家どころか戦場なんですけど(笑
そういうものを感じてしまいます
それを守る為、
救済のステージを守る為により強固な施設にしたんでしょう

次回、早速その成果が発揮される機会が来そうで色々と楽しみです。










ただ、刺客(?)は二人の事を知ってる風だったんで、
そう考えると因縁の相手だったりするんでしょうか
何にせよ、
久々に殺し屋バトルが拝めそうなんで大変楽しみです!




溢れ出す愛の水。/水女神は今日も恋をするか? 11話感想(週刊少年サンデー2019年14号)

2019-03-07 | 水女神&幼ラブ(三簾真也)
                            
                          もっとこういうシーン希望!









いよいよ恋を自覚したアクレア、
あまりに溢れすぎちゃって冒頭から大変なことになっていて笑った
アシャの名前が出るだけで水が出るとか相当じゃん・・・と思いつつ、
そんなアクレア様がいじらしすぎて正直今週も悶えてしまった
フユちゃんも身支度を手伝う度に濡れるもんだから大変だなあ、って思う
朝から水浸しとか最早ギャグの域ですな(笑

そして、
アクレア様に妄想癖も付いて来て勝手に溢れている、、、のを見る限り、
ある意味「自由」を感じたというか、妄想って手もアリかあ。。って感心してしまった
これならありとあらゆる手段で濡らし続ける事が可能ですね!(笑顔)。




凄く可愛い・・・!



ただ、
なんというか、
フユちゃんの言葉を聞いてたら、
アクレア様はずっとほぼ一人で「使命感」を持って水を出し続けて来た訳で、
そんな彼女が幸福になる権利・・・は、きっと人並みにあるんだと思う
これまで自分を擦り減らして頑張って来た分、
アシャがときめかして、
「みんなで幸せになる。」ってテーマ性は大分光って来たように感じる

手紙を見せても良かったのかもしれないですけど、
それでは正直「義務感でやってるのでは?」という疑念を生じさせるのかもしれないので、
そういう意味では現段階では見せなくて正解・・・だった気もします
いつかその事実を知ったら、
アクレアも複雑な気持ちになりそうですけど、
それまでの「積み重ね」でそんな疑念を越えていって欲しい。。と今は思っています。

しかし、
アシャが好き過ぎて小動物みたいになってるアクレア様、可愛かったな・・・笑
あそこまで自分の存在にドキドキしてくれるって嬉しいよなあ
その上、
疑似告白まで受けちゃって。。
ハミの入るすき間がないがな(笑
そして何度も洪水の被害に遭ってるアシャがまた面白くて今週も大満足でした
アクレア様、ストレートなのも妄想も独自解釈も何でも出来て正直凄い・・・凄い、可愛いですね!(超笑顔)
なんというか、毎週の如くときめきまくってるので毎週ニヤニヤが止まらない素敵な漫画に成ってます
もっともっと、この二人のイチャイチャを眺めていたいのでこれからも応援していきます♪












しかし、フユちゃんも可愛いですね!
物語上アシャと恋出来る立場でもないし動機も付けにくいので、
この子の恋のエピソードを拝むことは難しいのかもしれないですけど・・・
それでも何らかの形でフユちゃんのお話も読んでみたいですね
アクレア、
他人の恋にときめいて水を出す~ってネタはダメなんだろうか(笑
そしてハミちゃんをちゃんと(いつか)ダメ元で告白させる気っぽいのも良かったです。

今作はきっと天野めぐみ、古見さんタイプの作品でしょうから、基本的にアクレア一本道なんでしょう
それでも、負けてもいいから頑張る~って事にも価値はあると思う。頑張った、っていうのが大事ですから。




ちひろちゃんの深い想い。/湯神くんには友達がいない 第79話 感想(週刊少年サンデー2019年14号)

2019-03-06 | サンデー感想
                             
                               カワイイ。









いや、まあ実際二人が「友達」かって言えば疑問が残る
だって休日にどこかに出かける訳でもないし、いっつも一緒にいる訳でもない
ちょくちょく連絡を取り合って共通の趣味でもある「落語」を観に行く・・・とかだったら、
正直それは友達だとは思うけど・・・
現状、「友達」とは言えないような。精々仲の良いクラスメイトってくらいでしょう。







でも、
ちひろちゃんの気持ちも正直分かる。
例え一方通行だったとしても、相手に自分を認めて欲しかった
湯神くんが心から大好きだから、向こうにも同じ想いでいて欲しかった・・・ていうのは
わがままのようでぶっちゃけ偽りざる本音でもある
湯神くんの心に残りたかった
湯神くんにとって「特別」な相手で居たかった。。
それはこれまでの積み重ねによる感情であり理屈を超えた「何か」があるんでしょうね。







ちひろちゃんは、
これまで何度も湯神くんに救われて来たし、
これまで何度も湯神くんに影響を受けて来た
その積み重ねがあって・・・
彼は偏屈な性格だけど、やっぱりそこは惚れたものの弱み。っていうか、
湯神くんは一人でも平気な人間だけど、
ちひろちゃんはそんな湯神くんに愛着のような「何か」を持ってしまった
端的に言えば湯神くんを必要としてしまったんでしょう
そして、
そんなちひろちゃんの気持ちも分かるし、
湯神くんに好かれたい。っていうわがままも分かるんですよね

まあでも、
大なり小なり「そういう感情」って誰しも持っているでしょう
この人に求められたい
この人に必要とされたい・・・
それがその通りになったらそりゃ幸せですけど、
現実は早々上手くはいかない
ちひろちゃんは、
そんな現実を咄嗟に受け入れることが出来なかった
そりゃ、理屈を超えた「色々」を湯神くんからもらっているから
湯神くんのお陰で彼女は強くなれたから・・・。

でも、
湯神くんは湯神くんで複雑な気持ちがあったみたい
湯神くんはまたちひろちゃんとはちょっと違う想いを抱いてるんじゃないかな?って思うんですけど、
そんな気持ちがいかんせん見えにくいので(笑)決してどうでもいい人、って思ってる訳じゃない
事実、ちひろちゃんの耳たぶに触れて動揺してドキドキしたのは湯神くんなので。
ちょくちょく彼女の事を気にする程度の「想い」は持っているはず
もしかしたら、
「友達」ではなく、
「異性」として意識してたのかもしれないですけど・・・実際は神(佐倉さん)のみぞ知る、なんでしょう笑

ただ、
この、上手く行くようで上手く行かない二人の距離感がまたもどかしいっていうか、
湯神くんも野球の大事な場面でちひろちゃんを見るくらいだから好意はあるはずなんですけどね
事実、上記のようにちひろちゃんを素直にリスペクトする気持ちも持っていますしね
最終的に、自分から年賀状を書いたオチは正直ほっこり出来てとても良かったです笑







中々素直になれない湯神くんと、
そんな湯神くんに感情移入しつつ振り回されてるちひろちゃんだけど、
最終的には本心で上手く行く事を願っています。。

ちひろちゃんは、
湯神くんの助言のお陰で色々なものを得た
連載初期の何も出来ずに隅で縮こまっている彼女とはあまりにも違う
今の友人たちも、この高校で卒業出来る現実も、後輩との今の関係性も、
鈴姉との付き合いやペットもきっと湯神くんの存在なしには実現しなかった
そう考えると、
湯神くんの存在に惚れてしまうのも仕方ないと思う
冷たく独善的なようでいて、
きっと誰よりも他人を見る目があるのが湯神くんだと思うから、
ちひろちゃんは要所要所でそんな湯神くんに気持ちを支えて貰って来たんでしょう
それこそが、
その訳分からんようで訳分かるような気持ちこそ、恋・・・って思うと
ある意味これ以上なく「思春期」を描けている作品なんじゃないか、って思う

ちひろちゃんは、
そんな湯神くんへの感謝の想いに自覚的になって、
自分の中で今回の出来事を消化することが出来た
彼にとって「友達」じゃなくても、
自分にとっては大切な「友達」・・・それが答えでしょう
“自分は”いつまでも忘れないでいることが出来る
それがちひろちゃんが自分で出した答え。
成長したなあ、って思うけど、
年賀状に素直に喜ぶ表情がまた彼の「特別」を受け取れたみたいでこっちも笑顔になってしまう
それはそれで嬉しい。。っていう。最終回、いや、次回でもいいけど、報われて欲しいですし、
同時に湯神くんのちひろちゃんへの本心も見れたらいいな・・・と思いつつ。


いやでも、
ちひろちゃんの気持ち分かるんだよなあ
354ページの笑顔見せられたらそりゃ好きになっちゃうよ
何か、そういう意味で、ちひろちゃんに感情移入し過ぎて感想もコッテリしてしまいましたね(笑
でも、そんな健気でいじらしくて、そして凛々しくもあるちひろちゃんが大好きです・・・!
正直、冒頭のポロポロ涙するシーンはそんな想いまで伝わって来てヤバかった。
最後までいちファンとして見届けたいです、二人の行方を。