goo blog サービス終了のお知らせ 

サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

黒宮帝国の崩壊。/switch 第21話 ほか(週刊少年サンデー2018年42号 感想)

2018-09-12 | サンデー感想











今週のベストコミック
switch



黒宮いいねー。
や、良くはないんですけど(笑
ただ、なんというか、ある意味主人公になれなかった男なんでしょうね
本当は黒宮だってもっとレベルの高いバスケをやりたかった・・・はず、なんですけど
その時は周りのレベルがそれを許さなかったんでしょう
だからこそ、雷夢に苛々するのもよく分かるんですけど、
ただ、やっぱり面白いのって雷夢のやってるバスケだと思うんですよ
味方を侮らない、
味方のレベルに合わせない、
もっと高いレベルを要求していく、
そして、それに応えてくれるモチベもある・・・
だから、上級生チームが苦戦してしまうのもよく分かる

ある意味、雷夢のチームは黒宮が本当にやりたかったバスケなのかもしれません
それに彼自身が気付けるかどうか、或いは、気付いてても素直になれるかどうか。。の、勝負なのかも
個人的には黒宮はルックスは作中でも最高レベルに素晴らしいので、是非明日の友になって欲しい所ですが・・・どうなる?



今週のピックアップ1
古見さんは、コミュ症です。



しかしまあ、留美子さんスタイル良いですね・・・
こんな女の子が居たら只野くんも心中穏やかではないでしょう。
ただ、その前の、、、古見さんの相様がとってもリアルで良かったです
正直、「二人で行きたかったのにー。」っていうのもある意味よくある反応じゃないですか?
だから、ああいう風な心持になってしまうのも個人的には理解出来ちゃうんですよね。

結局、ものさしって人それぞれで違いますから
どこまで言っていいのか、何に傷付くのかも人によって全然違う訳で
それを考えると古見さんみたいに何か一つ踏み出すのですら億劫になってしまう気持ちもよく分かるんです
そういう細かい心情を描くのが本当に上手い漫画だよなあ・・・って改めて感じましたね
だからこそ、ホッとした古見さんの表情が余計に胸に沁みるお話になっていました

その後の留美子さんによる水着ファッションショーは兎角眼福で良かったです・・・!(笑顔)
個人的に②が一番良いなー、って脊髄反射的に思ってたのでオチに思わずニンマリ出来たのも良かった
こりゃあ来週以降が楽しみだなっ!!と思いつつ何気に以前の札を使ったラストも巧かったなあと。



今週のピックアップ2
MAJOR 2nd



沢さん意外と熱いんですね・・・笑
みちるが気持ちでタイムリー打ったのは昔だったらメジャーの王道展開だよねー。って感想だったでしょうけど、
最近の高校野球観てるとマジでこういう展開が多いから逆にリアルに感じてしまいます
そういえば、この漫画で確か2ランスクイズもあったような・・・?
しかし、
金足農の場合はサヨナラ2ランスクイズだったんである意味漫画よりも漫画だったよなあ、って思う笑
正直敵チームが勝っても許される流れになって来てるので、純粋に続きが気になるのがイイっすね。

しかし、沢さん一気に主人公っぽくなってるよね。









プチ感想


トニカクカワイイ>ちょこちょこハヤテのキャラが・・・久米田センセの云う通りに!?

舞妓さんちのまかないさん>うーん、正直普通に食べて欲しいけれど、、、ある意味「気持ち」を頂いてるんでしょうか?
             ハンカチとかどうだったんでしょうね?安直かな笑

天野めぐみ>竹馬とか懐かしいな・・・読んでてやりたくなった。
      缶蹴りとかもいいですよね。

あおざくら>こういう恋愛編はいっつも面白いね(笑
      秘密の恋が燃える、というのはよく分かる。

サイケまたしても>こりゃ上手い事伏線使ったな。ただ、何度も死ぬ勇気があるのも敵の語る通り凄いですよね・・・。

エヴァンスの嘘>偽物襲来・・・浮ついた展開で結構面白い。来週以降も楽しみ。





ちなみに先週書かなかったのは、
飛び抜けた話数が無かったように感じたため。
基本、素直なブログですからね(笑



本当は誰も悪くない———。THE NOVEMBERS「keep me keep me keep me」の歌詞に関して

2018-09-11 | お気に入りの楽曲








「ここにいたければ笑っていろ」と
鬼が言っていた




酷い話だが、
最近は何をするにも妙な罪悪感と息苦しさを感じていた
いつの間にか決められている(と、思ってしまう)ルールと、
不意に、意図せず他人を傷付けてしまう、もしくは意図的に背信的な行動を取ってしまう
そんな自分自身に疲れて結構色々な事を諦めかけてたんですけど・・・。


そんな中、ちょっと前の曲ですがこの「keep me keep me keep me」という曲に大分助けてもらっていた
静かで淡々としていて、シンシンと降る雪のような、そんなイメージの楽曲なんですが、
兎角、歌詞の一行一行が心に残る印象の曲でじっと聴いているだけでも胸を打つものがある一曲に仕上がっています。





間違いは持ちきれない
償いは置く場所がわからない
本当は誰も悪くないと
誰かが言っていた



個人的に、このフレーズが凄く好きで・・・
結局、他人から見えている自分は他人の目に映っている自分のような何か、に過ぎなくて
自分だけはその意図だって純粋な気持ちだって本音だって十分理解してあげられるんですよね
その逆も然り、自分の目に映る他人だってその姿がその人のすべてではない
そう考えると、
本当のところ本当に悪い人なんてどこにも居なかったりするのかもしれません
少なくとも、自分だけはそんな自分を理解してあげなければこの先やっていけないんじゃないか、と思う。




目を開けたら選ぶことがあまりに多すぎて
寄せては返す狂気の樹海で
帰り道がわからない




ただ、世の中には決して自分が理解し得ない「何か」も確実に存在していて、
そういう中に自分の身を置いていると途端に息が苦しくなってしまう
純粋であれば純粋であるほどそのギャップに傷付いてしまう
この曲は・・・、
なんというか、
かゆい所に手が届くというか、
正直そう感じる自分の心も、要領がいつだって悪い自分自身も、ある意味日常茶飯事的な物事でしかなくて
そういうものに痛みだとか、そういう形容に近いものを感じているのなら響いてくれる楽曲じゃないかな、って思います
ゆったりとしているけれど、ちょっとホーリーな感触もあって、その毛布のようなメロディに身を任せてるだけでも気持ちが良いですね。








もうだめだと思ってるとしても


ただ、一番グッと来るのはこのフレーズですね
所謂「負けるな」「頑張れ」「諦めるな」とはまた別の云い方で、
足掻く力をくれるフレーズというか、ふとした時に脳裏に過ぎったりしてくれるのが良いです
正直な話、自分を本当の意味で許せるのって結局自分だけなんだよなあ。ってのをこの曲を聴いてると強く感じますね
本当は誰も悪くない――――――――。それこそがある種の純然たる真実なのかもしれません。救いでもあり、残酷でもあり。





完璧は君の中に。/アクタージュ 第32話「私のカムパネルラ」 感想(週刊少年ジャンプ2018年41号)

2018-09-10 | アクタージュ
                             
                           もぐもぐタイム(可愛い)。









単刀直入な感想になりますけど、
「そりゃそうだよな。」って至極納得の行く話数に仕上がっていました
他人から見る自分と、自分から見る自分では全然違う・・・そんな当たり前の“事実”ですよね
例えば俺なんかはバカだから自分だけダメで自分以外の全員が完璧に見えてしまうくらいの精神状態なんですけど、
それだって結局は他人である自分の「勝手な判断」でしかなくて当人たちの実情はまた違うんでしょう

要するに、「そういう風に見えている」いや、「そういう風に見れている」自分が居る時点で、
ある意味その人自身が自分の中にも居るような感覚・・・それが大事だった訳です
分かっているなら、真似したり取り込むのなんてある意味容易いことで、
だって今ここに居る自分自身もある意味他人の猿真似の集合体でしかないですからね・・・
これは上手い事作中で“答え”を出したなー。って感心してしまいましたね。





結局、他人がどれだけ完璧に映っても、
逆に自分がどれだけ愚かしく感じても、
正直それって単なる「自己評価」に過ぎなくて、
それが総合的な評価なのか?って言えば全然違うんですよね
もっと言えば、自分がもし他人にどう見えていたとしても、
本当の自分を分かっているのはやっぱり自分だけなので、
ある意味そこはやっぱり“本当”を知り得ている自分を信じてあげるべきなんじゃないかなー。って思いました
今週は正しいくらいに、ハッとするくらいに突き詰めて哲学的な内容に仕上がっていて色々レベルが高く感じました
こういう読者を見くびってない、侮ってない、ちゃんと理解してくれる・・・と信じ切って、
しっかりと展開されている漫画は大好きだな・・・!って改めて感じたりしました
いや、本当、恐ろしいほどに完成度の高い漫画ですわ、アクタージュは。





「そう見えている」「見ることが出来ている」「感じれている」「気付けている」ってことは、
君の目に映る“素敵な誰か”の欠片や素養が君の中にもきちんとある。って事なんです
だから、その気になればいつだって君は誰かになれるんだ——————————。
という、
ある種夢のある内容でもあってそういう点では掲載誌にも似合っている話数だったかもしれません
千世子さんが景ちゃんを役作りに利用したのも本当だったんでしょうけど、
あの場で思い切り喝を入れてみせた気概もまた本音だったんでしょう
そういう、ただ単に都合が良く優しい訳じゃない、
でも、逆にそういう利用価値云々だけで動いてる訳でもない・・・っていう、
千世子の絶妙な人間性が滲み出ているとこもまた人間味に溢れていて素晴らしかったと思います
今週は、また一つアクタージュという作品に惚れ直した最高の話数でもあったかと。個人的に、ね。









しかし、クレープを大口でほおばる夜凪ちゃんは可愛かった・・・!笑
正直二人のおデートの相様だけでも満足度の高い32話目でした。
掲載順も5番手でいよいよ表紙巻頭も見えて来たかな?




ブログ「戌年生の猫舌猫手」の紅茶さんと久々に会って飲んだり歌って来た話~セトリ付き

2018-09-09 | 特別企画
                               
                               @秋葉原。









3か月ぶりに紅茶さんに会って来た。
最近の紅茶さんのブログを読むと分かると思うんですが、
大分お仕事関係で疲弊している感じだったので、ちょっとでもお話して吐き出してくれればなー、と
それ以前に、自分自身が久々に紅茶さんに会って色々話したいなあ~って気持ちも大きかったんですけど(笑


6時に集合していつも飲んでるお店へ。
この日は摂生せずとにかく飲みまくってしまって、
後々何度もトイレに駆け込んだくらいの飲みっぷりでした笑
ただ、最近自分の酔うペースをコントロール出来るようになって来たので、
特に泥酔もなく終始楽しく会話出来た気がします・・・多分ね。


基本的には紅茶さんのお仕事関係のお話を延々としてたんですが、
想像以上に大変そうで社会経験の話含めていちいち発見に近いものがあって面白かったです
特に上司に連れられてキャバクラ行ったお話は想像以上に悲惨な感じで聴いてて「ああ・・・。」ってなってしまいました(笑
結構、あんまりここで書くべきではないリアルなお話もあったりしたんですけど、なんかそういうのも含めて、
他の人の生活事情を延々と聴いてるのって色々と勉強にもなったりして面白いな、と。
ペットの話、
新居の話、
自分の仕事の話、
自分のブログの話、
それから最近のジャンプの話まで結構色々話しましたけど、
栗うさぎさんのブログを絡めた最近のソーマの展開についての話が一番盛り上がった気がする・・・笑
そこから昔のジャンプ作品や昔のコメントくれた人の話題になったり、
なんか兎角ノンストップで話してた気がしますけど・・・
案外時間経つのは早くて、
気が付いたら3時間くらい経ってましたね。


自分的には、最近「自分が他人にどう見えてるか」だとか、
そういうことばっか気にして無駄に暗黒に落ちてたりしたんで、
その意味でもなんかリラックスしていつも通り楽しく飲めたのは本当大きかったです
この日はハイボールが美味しくてついついおかわりしちゃってましたね。






カラオケのセトリ

Upside Down-永遠の環-/井上昌巳(西京)*セイントテール
パーフェクトベイビー/RADWIMPS(西京)
you/癒月(紅茶)*ひぐらしのなく頃に
“らしく”いきましょ/Meu(西京)*美少女戦士セーラームーンSupers
SUPER LOVE/SO-FI(西京)*きこちゃんすまいる
光/宇多田ヒカル(紅茶)*キングダムハーツ
とっておきのキモチ/KUKO(西京)*ムカムカパラダイス
フェイク/Mr.Children(西京)
僕たちは天使だった/影山ヒロノブ(紅茶)*ドラゴンボールZ
彼岸で散る青/THE NOVEMBERS(西京)
スーパーきんぎょ/内田順子(西京)*きんぎょ注意報!
宝箱-TREASURE BOX-/奥井雅美(西京)*SHIROBAKO
Stay Alive/高橋李依(紅茶)*Re:ゼロから始める異世界生活
YES MOM!/THE BOOM(西京)
創聖のアクエリオン/akino(紅茶)*創聖のアクエリオン
笑顔のゲンキ/SMAP(西京)*姫ちゃんのリボン
わぴこ元気予報!/内田順子(紅茶&西京)*きんぎょ注意報!




今見ると、
アニソンばっか歌ってますね・・・笑
しかも、俺の方は完全にアラサー丸出しのラインナップ!(爆笑)
ただ、初っ端セイントテールの歌を歌い終わった瞬間、紅茶さんが「良い歌ですねー!」って言ってくれたのは嬉しかった
自分もめちゃくちゃ大好きでよく聴いてるだけに、「ああ、この曲の良さ、伝わったか。。」みたいな。

その他、いつも通りきこちゃん、セラムン、きん注など自分の得意な楽曲を歌いつつ、
RADWIMPSやTHE NOVEMBERSも密かに歌ったりして、でも意外と難しかったりして(汗)
もうちょっと練習が必要だなー、って少し思いました

ただ、一番盛り上がったのは紅茶さんの「光」でした
キングダムハーツの曲・・・これ、栗うさぎさんが喜ぶやつだ!って思わず二人でクスクスしたりしました
それと紅茶さんこの日はネタが少なかったらしくてあんまり歌ってなかったんですけど、
それでもあの渋い歌声を結構聴けたのも個人的には嬉しかったです
歌声の感じが反町隆史っぽいんですよね。


「宝箱」「笑顔のゲンキ」は完全に紅茶さんを意識した選曲だったんで、
その意味でも一生懸命歌えて良かったです
自己満足かもしれないですけど・・・
ただ、どっちも歌ってて気持ちが良い曲でした。最後はいつも通りデュエットで締め。

なお、この世代のアニソンがお好きな方、是非カラオケに誘ってくれたら嬉しいっす(願望)。











紅茶さんも毎日仕事、人生頑張ってるし、
自分も頑張らなきゃな~。って改めて思いました。
取り敢えず、ブログの更新頻度をもうちょっと上げたいです(笑
現状、土日が平日の疲れを取るだけで精いっぱいになっちゃってるんで。








自分が「良い人」に思えない、という話

2018-09-06 | ブログ雑記








あまり暗い話題はしたくないのだが、最近どうも自分が「良い人」ではない気がして結構悩んでしまう。







例えば、
自分が嫌いな人が居た場合、
多くの人はそれでも上辺だけは取り繕ったりするんでしょうけど
自分の場合「この人とは関わりたくないから、わざと嫌われるように持ってこう。」とか
まあそんな風に考えてしまう訳なんですけど、その時点で全然大人になれてない気がします。


考える事が邪悪、というか
性格も臆病だし、
未だに「誰か」の「何か」になれてない気もするし、
結局“自分を貫くこと”に腐心しちゃってるんで気を遣って自分を曲げる事が出来ないんです
こんな性格じゃ結婚とか絶対に出来んなー。って考えると若干落ち込んだりもするんですけど(笑


醜いアヒルの子、っていうかね・・・
誰かの為になることをしよう!って思って
精一杯頑張っても空回ったり、好意を押し付けてるだけかもなあ。。と
正直自分を俯瞰で見ている自分が横で批判したりするんです
そう考えると、
何をどうしていいのかも分からなくなって、
途方にくれたりまた手前の殻に籠ってしまうんですけど。


それはやっぱり、出来損ないというヤツなんじゃないですか?(笑)って若干思うけれど、
同時に色々な意味でバカなんでしょうね。不器用で要領が悪くて、他人に染まる事が出来ない間抜け。
でも、そんな自分でも生きてるし何かしらの楽しみがあるんだよな。。
ある意味それが全てな気もしましたね。
最近ずっと考えててね。
まあ全体的に全然ダメですけどね(笑




ちょっとこの記事にはコメント付けません。なんかわざわざ書く事でもない気もするし・・・。
こういう記事を書く自分に対して批判的な自分も居るからどうしようもないですね。
でも、本当にどうしようもないですね・・・。




初めてのライン交換。/今日どこさん行くと? 第9話 感想(コミックキューン2018年10月号)

2018-09-04 | つくろぐ。/今日D(鹿子木灯)
                               
                               カワイイ。









正直、面白いと思う。
仕事場の(好きな)女性とのライン交換。。わくわくするじゃないですか?笑
想像しただけでグッと来ますけど、そんな夢が叶っちゃうのが漫画の優れたポイントなんだなー。





でも実際どうなんだろう?
こういうのって男子の方が淡い期待を持っちゃってドキドキしちゃいそうな気がするね
結局はまあ、誰だって戸部下くんみたいな反応になるんでしょうけど・・・それにしても、
上司さんとのラインのやりとりにドキドキしている戸部下くんはいじらしくてとても可愛かったです(笑
その前の弓削さんとのやりとりも可愛くて大好きなんですが、、、笑


別に俺が男子好きって事ではなく?(ぉ
ああいう風になっちゃう気持ちも分かるっていうか、
まあ基本的に男って先走っちゃう生き物ですからね笑
上司さんともっと仲良くやりとりがしたい、と恋焦がれてる戸部下くんは今月も最高でした
笑顔で布団の上に寝転がってる7ページ目の戸部下くんがまた健全な男子っぽくて可愛かったですね
ちょっとだけ、仲良くなれた?っていう、些細だけど大切な感覚・・・これぞラブコメの真骨頂!という話数でした
にしても鹿子木(今村)さんの漫画でここまで愚直な“恋する男子”が観られるのに尊さも感じますね
なんか、変化するのを観てるのも正直楽しいな、っていうか・・・。
新境地に挑戦してる感覚がビシビシ伝わって来ます。





とはいえ、妄想の上司さんも当然のように可愛いのであった(笑
っていうか、こういう都合の良い妄想を繰り広げる辺りがいかにも男子的な思想ですね
なんかそういうトコも含めてきっちりと「男の子」を描けている秀逸な9話目だったな、って思いました
それと今回Cカラーだったのですが、清楚でちょっと色っぽい上司さんのイラストがまた良かったです
単行本も無事購入出来たので、近い内にまとめのような感想をUPしたいところですね。




「あの人」登場!!/アクタージュ 第31話「阿良也の役作り」 感想(週刊少年ジャンプ2018年40号)

2018-09-03 | アクタージュ
                               
                              阿良也は結構好き。










今週も掲載順半端ないですね・・・
この間まで下位を彷徨ってたとは思えないくらいの高位置ですが、
この面白さならむしろ当然でしょう!って個人的には思います
今、ジャンプで一番気になってる、好みの漫画である、って断言してもいいくらいです。
 まず、コメディのシーンが良い具合にクスクス笑えて良かったです(笑
いきなりズブ濡れになっている阿良也、相変わらず迫られるタジタジの夜凪ちゃん、
いつまでも「熱愛してない」と言われ続けるアキラくん、、、とキャラがちゃんと育ってるのが良く分かります
個人的には、阿良也くんが好奇心旺盛でちょっと可愛かったし、男の子に「家に~」と何度も言われて、
年相応の反応を見せる夜凪ちゃんの相様がなんだかニヤニヤ出来て良かったです
結果、
男の子が二人も家に!っていう逆ハーレムみたいな形になったのも色々な意味で愉快で楽しかったかな、と。
なんだかんだカレーを作ってあげる夜凪ちゃんが何気に良い味出してました。





しかし、今回見せつけられたのは阿良也の化け物級の才能でした。
夜凪の境遇から細かな感情を抜き出し、想像し、即座に「自分のもの」にしてしまう・・・という
普通なら考え付かないような斬新なアイディアで夜凪ちゃんに“本物”を感じさせてしまった
それは同じ憑依型でも、自分の中にある感情を中心に演技している夜凪ちゃんには出来ない事

上手いのが、
序盤に阿良也をデリカシーのない風の朴念仁に描いておいて、
後半一気にその才能の凄さを見せつけると同時に夜凪ちゃんの本心も暴いてみせる、
本人にあの子らが居たから今自分は救われている~という事を自覚させて終わってみせた、
その鮮やかで明らかにアキラには足りない斜め上のテクニックを見せつけた力量の表現でした
何かを表現する人が、
「普通」でいちゃいけない。
その点だと、アキラはまだまだ物足りないのかもしれません
現に、阿良也がその感情を思い起こさせてくれなければ、夜凪はちゃんは今の本心に気付けなかった訳ですから。

そんな阿良也の洞察力、観察力、想像力・・・その全てが絡み合った手腕に兎角魅せられた31話目でした
逆に言えば、同じ憑依型でありながらここまで技量が違う「壁」を見せつけられて、
景ちゃんがまた一つ登るべき階段を見つけたような、、、そういうお話でもありましたね
そう考えると、確かに景ちゃんと阿良也は似てるのかもしれませんが・・・。





しかし、過去に想いを馳せて自分を見つめ直す夜凪ちゃんがまた妙に美しくて素晴らしかったです
あれはあれでどことなく色気があるなというか、結構魅入ってしまったんですけど・・・
最後に自分の本当の想いに気付いたシーンがまた感動的で良かった
まあ、結果的に阿良也には食われてましたけど、
何気に家族の大切さを再認識する良いシーンだったようにも思う

だけど、「今の」夜凪ちゃんに今すぐ阿良也みたいになれ!って言っても無理でしょう
だからこそ、正に、カムパネルラに“通ずる”あの人・・・そう。千世子さんの再登場と相成りました!!
これがヒントとなって道が拓けるか、
それともまた別の化学反応を生むのか・・・

どちらにせよ、ここで千世子さんの再登場は燃えますね・・・!
正直未だに未知数なキャラでもあるので、二人との絡みにもまた注目です








しかし、今週はやっぱり阿良也くんが特に良かったです
ちょっと掴みどころがなくて、妖艶で、不思議で、残酷なようで、実は優しさに溢れている・・・っていう
良くも悪くも型破りなキャラクターである意味主人公に匹敵するくらい観ていて楽しいキャラになっています
正直、阿良也くんなら「アリ」かなー、とかちょっと思ってしまいましたが・・・勿論、景ちゃん的にね?
その一方でアキラくんは凡人っぷりを晒してしまいましたが、個人的には胸が痛いです。。(笑
アキラくんがアキラくんのままいつか輝けたらいいな?とも、ちょっと祈りつつ。
夜凪ちゃんが今の試練を乗り越える時が楽しみです!