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「SHISHAMO5」全曲レビューその11「ロマンチックに恋して」

2019-12-05 | SHISHAMO5全曲レビュー








バカみたいって笑われたって
私気にしないわ
最後に笑うのは きっと私だから









「ロマンチックに恋して」は、
元々シングルのカップリング、それも3曲目に収録されてた曲だけど、
あまりにも出来が良すぎてそのまんまアルバムにも収録された・・・と思われる
(というかシングル「水色の日々」は3曲中3曲がアルバムに収録されている)。
CMソングにも使われてたけど透き通る歌声と疾走感が心地良い出色のポップソングに仕上がっています。
華やかでお洒落なストリングスと恋に焦がれる少女の心境を歌った爽やかさが兎に角素敵で、
正直青春系の映画やアニメの主題歌にも似合いそうなくらい完成度は高いです
この曲を聴いた時、意外と、、、
意外と、という形容も失礼かもしれませんが
自分が大好きな職人気質のバンドなんだな。って実直に感じた思い出があります
ある意味、これがシングル曲でも全然良いんじゃない?というくらいメロディが素晴らしい一曲で
実際ライブでも良く演奏される早くも人気曲に成り得ている・・・そういう楽曲でもあると思う。

でも、
よくよくヘッドフォンでじっくり聴いてみると、
主張の激しいストリングスの裏でギターがジャリジャリ鳴ってたり、
本質は小気味の良い3ピースのロックンロールであることもよく分かったりもするので
そういう意味合いでは新境地でありながら変わらない良さも内包されている名曲とも言えるかも
ライブではアコースティックでよく披露されますが、個人的にはバンド演奏でもいつか聴いてみたい。


歌詞は、
正直素晴らしいです
基本的に、
ただただ無為に恋する未来を信じ切っている少女の気持ちをストレートに歌ってるだけなんですけど
そのシンプルさがまず聴いてて気持ちが良いし、ぶっちゃけ男子に置き換えても十分通じる曲にもなってるので
結構妄想じみている、というか・・・誰だって夢見たり期待するのなんかは自由じゃないですか(笑
だから、
自分だっていつか素敵な恋をする
自分に似合う誰かに出会って、
きっと幸せになる。。
という、
期待と希望を純粋にかつ切実に願っている、という
別に「叶うよ。」と言ってない分、
逆にこれはこれでリアルな歌と言えるんじゃないでしょうか

そういう風に、強く渇望する気持ち、信じる気持ちがいつか夢を叶える原動力になったりするので、
妄想しがち、想像しがちな方にとってはこれ以上ないくらい響く楽曲に仕上がってると思います
基本的にシンプルに朝子さんの歌声と丁寧なメロディが聴いてて心地良い曲だとも感じるので、
そういうシシャモのポップ職人気質に触れるという目的でも聴いて欲しい楽曲
この曲を聴きながら誰かと恋をする自分と誰かを想像するのもオツかと。

また、個人的には、、、
ぶっちゃけてしまうと非生産的な曲に自分を投影するのも良いんですが、
そろそろこういう生産的な楽曲を聴いて何かを期待したい年頃にもなって来ました
それもあって凄くお気に入りの一曲ですね。次のツアーでも演るのかな?






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