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自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

【ザキさん可愛すぎ問題】今村朝希「つくろぐ。」 第14話 感想(コミックキューン2017年6月号)

2017-04-27 | つくろぐ。/今日D(鹿子木灯)
                                        
                                      つくろぐ。フレンズ(ぉ













既にアナウンスされてるんですけど、
「つくろぐ。」は次回で最終回。しかも、単行本の2巻は未発売になるみたいです
所謂単行本も打ち切り。。ってことですかね 正直今までの扱いからして覚悟してた部分はあったんですが(掲載順的な意味で)、
まさか単行本も出ないとは・・・率直に言ってショックでしたね。

まず、絵が初期と比べて格段に可愛くなっていて、
尚且つキャラの掘り下げも順調に行われていたように見えただけに
その意味合いでもショックですし、まさか休載明け直後にいきなり切られるとは思いませんでした

個人的には、、、
初めてキューンに読み切りが載ったときに、
「あ、今村先生の漫画が商業誌に載ってる!」って驚いて
ワクワクしながら本誌を購入した覚えがあります
今まで一度も買ったことなかったのに。。
ちなみにその時の表紙は「ひなこのーと」でした
その後記事を作成してアンケも出して、朗報を待っていたんですが
見事に連載が決まって喜び、キューンの購読を決め、自分なりに毎月気持ちを込めて応援してたつもりなんですが
ちょっとこのブログに影響力が無かったのか(笑)そこまで力になれた感覚もないまま
こうして一番迎えたくなかった結末を迎える事になってしまいました

自分の手ごたえとしては、じゅりあが出た辺りからキャラものとしての楽しさが芽生えて来て
創李の野菜克服の回でその素養が開きかけてた感覚が個人的なものとしてあったんですが
まあ、人気商売ですから、こればっかりはしょうがないですよね。。
仕事中ふいに空しくなったりもしたり、
重苦しい気分にもなりましたが、
4年ぶりのコミックスが出た事、そして、全1巻で終わらなかった事。。など、得れたものもあったと思います

ただ、心残りとしては、1巻の終わり方が新キャラが続々登場!って感じで終わってるんですよね
あれで続刊が出ないとなると、相当アレだなあ、というか、悲しみだなあ、というか・・・泣
美少女系の4コマ誌では単行本が途中で止まる事がある。って分かってたのに、
いざこういう事態になると中々現実を呑み込めない俺がいます。




カワイイ(笑


また、14話がすっごく面白いのが逆に口惜しさを増幅させてるんですよね・・・笑
ザキさんの掘り下げ回だったんですが、(ぼっち日和。。の)詩春っぽい部分はありつつ、また新境地的なキャラで
好きなものをめいっぱい好きなように語るシーンが兎角可愛くて微笑ましくて、、、ここまでザキさんをカワイイ、って
そんな風に感じたのは初めてだったかもしれません 先述したように、DIY中心だった初期から、
DIYも勿論継続しつつキャラ漫画としての引き出しをどんどん開けてる最中だったのがここ最近の「つくろぐ。」で
この回でもその試みや意欲がせいいっぱい出てるだけに、
「面白い!」って感じるのと同時に
「・・・でも、もっと読みたかったなあ。」って気持ちが湧いてくるのもまた正直な本音で。
不器用すぎる華の様子とか、相変わらずの菓子さんのストレンジっぷりとか、
ギャグも安定しているように思えるんですけどね

普通なら、好きな作品が途中で終わった時とかってその要因を分析したりするんですけど
やっぱこの14話を見てたらそういう気分にはとてもなれなくて、「もうちょっと様子見て欲しかった。。」という
そういう気持ちしか出てこないんですよ・・・汗
じゅりあとかまだまだ原石のようなキャラは居ただけに、惜しいですね。





余談ですが、
↑のシーンはまさしく「ぼっち日和。。」を連想させるようなワンシーンに仕上がっていて
古参の今朝ファンにとっては正直めちゃくちゃ堪らないシーンだと思います(笑
詩春もこんな風に勘違いされてたなあ・・・(しみじみ)
また、冒頭のノートに「ぼっち日和。。」のキャラたちがラフカットで描かれていたり往年の作者ファンにとっても、
非常に嬉しいサービス精神旺盛な話数に仕上がってると思うので、単行本が出ないからといってスルーせず、
この回は絶対に読んで欲しいですし、この漫画の面白さを感じて欲しいな。って思います
特に「ぼっち日和。。」の詩春が好きだった方は読んで損はしないと思う(笑
ちょっとセクシーな扉絵、
今村さんらしい時折不穏なギャグを挟むコメディセンスに
「自分の好き」を楽しそうに語るキャラの相様、
ザキさんのつくりん愛に(笑)
主人公華のドジっ子っぷりの面白さ、
そして今回も主軸であるDIY展開も忘れずに
ファンサービスもきっちりと、
上手く行ったり失敗したりの賑やかな展開にもほっこりしつつ、
純粋にこの手の美少女系日常コメディとしても水準以上の出来栄えだと思いました
ま、俺がそう思ってても、結果としては来月には終わってしまうんですけど。
でも、隠れてるだけで本当に堅実で良い漫画だったと思う。
誰がなんて言おうと、その感想だけは絶対に変えませんし、変える気さえ起こりません。
グッと来るシーンも多数ありましたし、自分の中ではコミックキューンを本作目当てで購入し続けるくらいに魅力的な漫画でした
アンケも毎月欠かさず出してたし、応援のファンレターも何通も送ったんですけど、やはり個人の応援にも限界があって
本当ならこのブログでもっともっと読者層を広められれば良かったんですが・・・。

力不足・・・ですね。
今村先生が次回作を上げるころには、
もっともっと影響力の高いブログになっていて
もっともっと説得力の高い感想を書けるようになっていたいです。
 でも、4年ぶりの新連載を、ようやくリアルタイムで毎回応援出来た、追えた・・・
っていうのは、「ぼっち日和。。」で大ファンになった身としてずっと夢見てた事ではあったので、
その点ではやってて純粋に楽しかった、充実してた面もあったりはします。

って、
来月もありますからね!
取り合えず今の率直な気持ちを吐き出した感想になってしまいましたが(このブログは嘘の無いブログなので)、
「つくろぐ。」はまだセミファイナル、来月のコミックキューンで最終回を迎えるので
それまではいち読者として相変わらずワクワクしながら待ってようと思います。












俺は上手く行かないことばっかです、今村先生・・・笑


実はちょっと涙が出そうにもなったんですけど・・・
自分が大好きな漫画が打ち切りの憂い目に遭うのは随分久しぶりでしたし、
ここまで一度も感想を欠かしてないんですよね、この漫画の・・・。
改めて、大好きだったんだなあ。と思うと悲しい気分にもなりましたが、
それはひとまず置いといて、
作家が一生懸命描いたものを楽しまないのは失礼ですから。
最後まで「続きが読める」という気分で全力で楽しませて頂きます

しかし、
来月センターカラーって。
正直度肝抜かれたというか、「えっ?どういうこと??」って思いましたよ
これって一体どういう措置なんでしょうね
単行本の2巻が出ない漫画の最終回がカラーで華々しく終わる・・・?
そこまでしてくれるならもうちょっと続けましょうよ
・・・まあ、でも、地獄に仏ってやつなんでしょうかね
兎角少しでも次に繋がる為にはいいことだと思いますし、最後まで当ブログは本作を推していきますよ。

いつか、次回作等がヒットして2巻を出せたり、或いは同人で出たりしないかなあ。って密かに思ってます。密かに。



年を重ねるにつれてsyrup16gの「生活」の本当の凄さが分かって来る、という持論

2017-04-27 | お気に入りの楽曲












もうずっと前から、
生きていて純粋に「楽しい」と感じる事が少なくなって来ている
「満たされたフリ」「幸せなフリ」なら幾らでもそれっぽい理由を付けて誤魔化すことが出来るが、
それも結局はその場しのぎの応急処置に過ぎなくて時間が経てばすぐに忘れてしまう
最近は常に“空しさ”との戦いであり、心の通わないやりとりばかりこなしているせいで
何もかもが義務的・事務的な作業に感じてしまい、
ただただ作業的に生きるだけの毎日である
たった一つでもいい、
たった一つ、本当に「嬉しい!」って
そんな風に思える出来事が日常にあればいいんだけど・・・
身に着ける必要の無い達観ばかりが無駄に頭の中に蔓延るせいで
どうしようもない虚無感に毎日のように苛まれて気が狂いそうになる

でも、仕事終わりに自転車で家に帰ってる時間だったり、
休憩中の何気ない時間だったり、
気が休まる瞬間も確かにあって・・・
逆に言えばそれだけを頼りに生きているような状況である。





生活はできそう?
それはまだ



何が凄いって、
未だにこの歌詞の通りなのが凄いんですよ(笑
正直、この曲を初めて聴いた中学生の頃は皮肉的な作中観が気に入って大好きになったんですけど、
今この曲を聴いていると「それはまだ」の「まだ」の重みを深々と感じてしまいます
むしろ、年を重ねれば重ねていくほど器用になるんじゃなくて、
大切だった感覚すら忘れ鈍感になっていく傾向もあって
そういう自分に恐怖も感じたり、
本当に「それはまだ」そのものなのが凄いんですよね。
通じない想いに四苦八苦したり、
満たされない何かを埋める為に頭搔き毟って奔走したり、
でも結局それでも何にもならなかったり、
失われた思い出に泣きそうな気持ちになったり・・・

「あの日」から一歩も進めていない、
「あのショック」から一歩も進めていない、
迷いの森の中を進むでもなく抜け出すでもない
同じところを延々とぐるぐるしてるのが自分でも手に取るように分かって
正直死にたい気持ちにもなります。ま、死なねえけど(笑



そこで鳴っている
そこで鳴っているのは
目覚まし時計



このフレーズの本当の重みも最近痛感し始めています・・・
どんなに冴えない自分に苦しんでいても、
出せない答えに足掻いていても、
時は決して待っちゃくれない
気が付いたら朝になって
目覚ましという現実「だけ」はきっちりとそこで自分を待っている、、、
そういう残酷さと、年齢を重ねたからこその時の流れの速さの感覚がたった3行で、
それも直接的な言葉を一切使わずに表現されている。。
今更ですが、本当に凄い曲ですし
キャッチーの一言で済ませてはいけないくらいに人間の本質を鋭く突いた大名曲だと思います
定番ですけど、シロップのライブに足を運ぶと必ずこの曲を俺は聴きたくなります
この頃ずっとこの曲について脳内で考え続けてたんですけど、
その結果何となくその理由が見えた気がします。

この曲は一発で聴き手を魅了するキャッチーさも勿論あるけれど、
それ以上に年齢を重ねる度に本当の意味合いやフィーリングがクッキリと理解出来るようになる。
そういうある種のスルメ的な感覚も同時に持ちうる楽曲で、だからこそホントに凄い曲で大好きで何度も聴きたくなるんだな~、と。
なんか書いてて涙が出そうになって来ましたが、改めてこの曲に関してじっくりと掘り下げる事が出来て本当に良かったです。
syrup16gの楽曲は心の底から沁みて感動したり感情移入出来るような曲が多いので、もっと聴かれて欲しい。
なんなら普通に誰とでもシロップの話を出来るくらいのレベルにまでなって欲しいな・・・と
半分くらい本気で思ってます(笑





明日もまた、「COPY」を聴こう。自分の為に。