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サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

2016年影響を受けた10曲

2016-12-29 | お気に入りの楽曲










1.真緑/つしまみれ


曖昧なことなら
曖昧なままでいて
わかりあえないよ
わからないままでいようよ
単純なことだよ
ただここにいたいだけ




なんか・・・この歌詞を読んでると涙が出そうになりますね・・・笑
人間を放棄したかったので去年出た「人間放棄」ってアルバムをよく聴いてたんですけど、
この曲はアレンジも歌声も雰囲気も何もかもがきれいで、でも歌詞はなんか切実で、、、と
ふとした瞬間に胸に響いてくれた一曲です
ライブだとベースが実に最高。



2.カメライフ/電気グルーヴ


がんばるがんばるなんて
やめちゃえ




色々なエンタメとか見てても、なんか情熱/気合い/諦めない/戦うんだ/足掻く、の連発みたいな。
それでいて歌も頑張れソングサンキューガイ状態なんで、なんか隙間が見当たらないなあ・・・と
勿論そういうものに感化される瞬間も多々ありますけど、
そんな中で頑張るのやめろ、って歌ってくれるこの曲にかなり救われたトコはあります



3.空に踊れば/椿屋四重奏


届きそうで届かないね
今さら 帰り道忘れた
見慣れたこの世界をはみだして
華麗に舞いたいよ




うーん・・・
自分に対して「ないな。」って思ったり、
気が付くと「うーん・・・。」ってなってる瞬間がやたら多かった気がする
私生活でもブログでもそんな「うーん・・・。」が日常茶飯事的だったので、
この曲を聴いてたらやたら沁みるなあ。と感じる事が多かったね
煮え切らない心情、、、
例えば「なんか、まあ・・・こんなもんだよね。」的な!笑
悔しさにも呼応してくれた一曲。



4.HAPPY DANCE/槇原敬之


恥ずかしそうに でも少し泣きそうに
手を取り合ってふたりは踊る
今夜は僕らがまた新しい幸せを探し出す 一番最初の日




端的に言って別れの歌なんですけど、
当時から「別れ」をこんな風に表現出来るのって凄いなあ。と思ってました
前向きな表現のようでいて、実際聴いてるとかなり物悲しく響くのもツボでした
また曲名がハッピーダンスなのに、ちっともハッピーじゃないのが最高ですよね(笑
哀しげなピアノの音色、そんな哀しみすらある種の美しさを伴って聴かせるマッキーの天才的センスが発揮されている名曲。
あとベタに「どんなときも。」とか聴いて励まされたりしてました。



5.Find the answer/syrup16g


太陽の船
いずれ海原へ
Find the answer

吐きそうだ御免




折角海原に出たのに、吐きそうなのかよ。っていう(笑
なんか「あっ、いけそうだ。」って思っても、そんな大げさな気分が持続するのはちょっとの間だけで
結局すぐ「うーん・・・。」に逆戻りしてしまう事が多かった。多かった、っていうか、もう殆どそうじゃね。っていう。

それでも執拗に答えをみつけたい、とすがる心境も理解出来る、新譜の中でも一番好きな曲です。



6.太陽のカフス/LOST IN TIME


承認欲求を満たしたいがために
弱者の剣振り回して
望んでさえいなかったサイコロの出目に
踊らされる日々の中で




ロストインタイムは「オシャレ感」とは無縁のバンドだったんですけど、
初めて「オシャレだよね。」って言ってもらえるような曲が出来たんじゃないかと思います
下賤な言い方をするとイマドキの音楽リスナーにも通じる音を作れたような気がする
しかし、歌詞の方は逆に今まで以上に内省的な仕上がりになっていて
ネガティブな言葉を吐き出して構ってもらおうとする自分に対する自己批判や
そこを目指して頑張ってたはずなのに「あれっ?」ってなってしまう空しさなど
それまでの楽曲以上にロスト節が冴え渡ってる、個人的にはタイアップとか付けて全国発売にして欲しかった新名曲。
ライブでもじゃんじゃん演奏して欲しい。特に対バンが若手の時には。



7.風/THE NOVEMBERS


風はただ通り過ぎる
僕たちをかまいもせず
いまをただ
ここをただ
通り過ぎる
行き先さえ
告げないまま
通り過ぎていく




どうやったら「動揺しない」「気にしない」ってスキルが身に付くんでしょうね?
自分の場合、些細な事で大地震でも来たの?ってくらい精神がグラグラしてしまうんで
この曲で歌われてるような事柄に対して憧憬の念があるんです
何も気にせず、
何も気に留めず、
ただ自分がしたいままに
素直な想いのままに、
颯爽と生きれたら・・・という想いを掻き立ててくれる90年代っぽいアレンジも素敵な隠れた名曲。
この曲のように生きてみたいです。心から。



8.for dear/黒夢


終わりが解り 幻滅の予感



THE・V系って感じの曲
PVの踊り方や振る舞い含めてこれ以上なくビジュアル系のイメージそのものな楽曲観、
美しさすら感じるナルシズムに完璧に打ち抜かれてかなりヘビロテしていた、
というか今も毎日のように聴いている楽曲。
個人的に清春のボーカルは物凄くねちっこくて、昔からそんなねちっこさが大好きだった。
さわやか君のさわやかな歌声とか、俺は大嫌いですからね、大抵は(笑



9.Shuffle/MY LITTLE LOVER


涙の彼方へ行こう
遠くまで行こう




涙の彼方に(とにかく)行きたくて・・・
本当に行きたかったんです。
本当に!!
なんか、夜中に一人で泣く→取り敢えず立ち直る→また夜中に一人で~の繰り返しに飽き飽きしてしまって
そんな時にこの曲を聴いてたら「あっ、これじゃん!」ってなりました
akkoさんの一生懸命捻り出してるような高音のボーカルスタイルだからこそ活きて来る曲と歌詞なんだよなあ。。って思うと
正にバンドマジックの象徴のような楽曲
マイラバって全盛期でも実は実験的だったり大ヒットしそうもない曲をいっぱい出してるよね・・・って事に今年改めて気付きました。
2016年、凄く励まされた楽曲のひとつ。ずっと涙の沼(湖ではない)に留まってますからね笑



10.ムーンライト・マジック/一風堂


夢から覚めたら 淋しすぎて
リズムにまかせてる
僕は陽炎




一風堂もよく聴いてました
個人的にナルシスティックなものが好きで、
それも、ただ品の悪いナルシズムではなく、「本物の格好良さ」が宿っているナルシズムが最高です
この曲にはそれが間違いなくあって、尚且つ自分自身も美しくなったかのような錯覚も持てる、
半ばソロみたいな状態になっちゃってた後期の楽曲ですがだからこその儚さも絶品な決定打的な名曲の一つ(だと、思う)です。散り際の美しさ。
でも「ESSENCE」ってベスト盤に入ってる楽曲は全部おススメですけどね。一風堂はホントにカッコ良い。









なんか、思ってた以上に新譜を聴けてなかった(旧譜をいっぱい聴いてるだけで満足しちゃってた)ので
来年はもっと意図的に新しい音源や最近のバンドの音楽に触れて行きたいなあ・・・って思いました
ちょっと反省ですね。
そんな中で自分に良い影響「だけ」を与えてくれた、支えてくれた楽曲を選びました。来年も音楽記事書いてくと思うんで、よろしくお願いします!