レリーズタイムラグ

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一芸入手・・・CASIO EXILIM EX-Z550

2010-09-08 23:41:18 | 寸評
久々に「これ買った」ネタでも。モノはカシオのエクシリム EX-Z550、エクシリム使うのは久々です。

上位機のEX-Z2000の影に隠れるように売られていた廉価機種ですが、明るめのレンズ(F2.6)に惹かれました。最近、レンズの明るさを押し出す機種がちょいちょい出てきてますが、例えばCANONのS90は装備が豪華、同じくCANONのIXY30SやSONYのWX1は話題の裏面照射型CMOSという具合に、レンズが明るいこと以外の付加価値が満載でお値段がお安くなく手が出ない・・・そこへ持ってきてこのZ550、広角(26mm)や手振れ補正といったトレンドは一通り押さえてあるものの、特にウリというほどの機能もなく、ボクに言わせれば「レンズが明るいことだけが取り柄」の機種です。安物買い専門としては、こういう割り切った機種の方が使途がはっきりしていて楽しい。ということで自分の勝手予算に入るまで値下がりを待っていましたが思いのほか値崩れが少なく、遂に秋モデルが発表され、いつの間にやら店頭から消えてしまいました。結局、中古で手に入れた次第です。

使い始めて2ヶ月ほど経ちますが、そこそこ気に入っています。モードは専らオートで、プレミアムオートはフォーカス常時作動の上に記録に時間がかかるためほぼ使ってません。それでも画質はそこそこ綺麗。四隅が若干流れますが気になるほどでもなく。彩度デフォルトでも原色系は比較的派手めに写りますがそれも気になるほどでもなく。

むしろ気になるのは肝心の「明るめレンズ」がオートだとなかなか威力を発揮してくれないこと。「守りに入ってる」とでも言いますか、とにかくシャッターを1/60とか1/80とか確保したがる傾向があるため、お約束の「飲食店で食い物を撮る」というようなケースでは速度を確保するまでとにかく増感、増感。いつの間にやらISO800といった具合。まあ、F3.5あたりの屈曲光学系機種ではISO1600まで覚悟するような薄暗さでも800までで済んでると思えば威力発揮と言えなくもないんですが・・・。手振れ補正も(CCDシフトとはいえ)あることだし、もう少し突っ込んでもいいと思うわけです。あくまで感覚ですが、1/10を切るとさすがに厳しいものの、1/20あたりなら割と止まります。結論としては、威力発揮のためには「手動の感度設定」が必要、なんですが、まあめんどくさいです・・・。ちなみに画像は昼間だったこともあり、ISOは100までで踏ん張っています。

そもそも高感度の画質、そんなに悪くないです。ISO800(たぶんこれが感度オートの場合の上限)まではボクの中ではなんとか許容範囲。ということで、なんとなく甘やかしつつ使っております。


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