レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

中古道楽<実践編>(10)SONY Cyber-shot DSC-TX1

2013-08-29 06:06:49 | 中古
このところ自転車の方にどっぷり嵌ってる分、デジカメ絡みに費やす時間もお金もほぼ無しの状態。でも、なんとか区切りの10台目は書きたいなぁと思っていたところ、上手いこと仕込めた機種があったのでしばらく常時携帯してました。区切りに相応しい?ちょっと大物です。

  機種名:SONY Cyber-shot DSC-TX1
  販売形態:ジャンク(本体)
  購入金額:500円(キタムラ)
  属性:メディアジャンク
  試運転結果:完動(ズームの動作はちょっとあやしい)

裏面照射型cmos「Exmor R」搭載(当機が世界初だとか)の屈曲光学型機種。ソニーだし、人気のT系だし、動くのならジャンクにならないのでは?と思いつつ一か八か購入。だけど結果はあっさり起動。まぁ、外観はかなりくたびれてましたが・・・

写りについては思っていたよりずっと普通。周りがそれなりに明るければ発色が割と自然、嫌な感じはあんまりないです。暗所のWBがちょっと怪しい時があります。ノイズはやはりというか少ない。触込みどおりですね。ISO400くらいではほぼ気になりません。レンズが暗いからすぐそんくらいは増感しちゃいますけど。細部がちょっと甘いような気がするけど、これは最近の機種なりというところでしょうか。気になって仕方がないってレベルでもありません。同じExmor Rの DSC-WX1 を以前にちょこっと使ってたことがあって、かなりクセのある発色だっただけに、正直「ネタ的に動きさえすれば画質はまぁいいや」と思ってたんですが、いい意味で裏切られました。レンズの違いというのもあるんでしょうか?

画質以外で気になるところは、ズームレバーが小さくて扱いづらく、動作がカクカクと多少あやしい(だからジャンクなのかも)。あとタッチパネルの追従性がイマイチ。・・・結果、画角とか設定とか細かく変えつつ撮るのがかなり億劫な状態です。

反面、レンズバリア式だけに起動は軽快。結果、実質的に単焦点フルオート機と割り切って使ってます。入れて撮るだけ。本来はもったいないんでしょうけど、まぁワンコインで買ってきたと思えば・・・


中古道楽<実践編>(09)PENTAX Optio V10

2013-06-25 00:27:03 | 中古
引出を片付けてたら前買ったきり眠らせていたのを発見してしまいました。目新しい機種でもないけどせっかくなんで・・・

  機種名:PENTAX Optio V10
  販売形態:ジャンク(本体)
  購入金額:500円(キタムラ)
  属性:特にないけどスペックかな
  試運転結果:完動

<800万画素><36~108mm><F3.1~5.9>一時期、ペンタックス、オリンパス、ニコンがこのあたりの素性の機種を出しまくっていたような覚えがあります。廉価機種で、レンズユニットはOEMで、どこのどれ買っても能力的にはほぼ一緒という。なのにその複数台に手を出し、今またこうして買っている自分・・・懲りないにも程があります。

同列他機種は軽さや薄さを強調したものが多かったように思いますが、当機のウリは3.0インチの大型液晶です。今でこそみんな平気で3.0ですが、当時の廉価機種で投入されてるのは珍しかったように記憶しています。ただし画素数は23万画素と、大きさに比例して精細になってる訳じゃないので、大きさの割にキレイさは感じない。あくまで廉価機種のプチ差別ポイントという程度です。それより特筆すべきは視野角の広さ。これがなかなか頼もしい。人の頭越しに撮るような時、結構角度を振ってもよく見えます。

画質についてはとにかくノイズが気になる。ISO50?ウソだろうというくらい勇ましく乗っかる。ノイズには寛容なほうなんですが、そんなボクをしても400より上はちょっと厳しいかなと思うくらい。でもレンズが暗いので割と簡単に上がっちゃうのも確か。やっぱり位置づけとしては屋外昼間のお散歩カメラというところでしょうか。発色も人口光源化では不安定な転び方しますし。

などと改めて書くまでもなく、だいたい想像はついてるんですよね。この辺の機種は何台も触ってるんで。でも手にすると何か欲しくなっちゃうんです。ペンタックスの廉価機種に漂う独特のチープ感が何となく好きで。今まさに投売り真っ最中の LS465 なんかもいいですねぇ、見上げたオモチャ感。写り度外視で欲しいです。使い途がないのが目に見えてるので自重はしてますが・・・


中古道楽<実践編>(08)SONY Cyber-Shot DSC-W220

2013-05-30 07:42:41 | 中古
久々のジャンクネタです。

  機種名:SONY Cyber-Shot DSC-W220
  販売形態:ジャンク(本体、バッテリー、充電池)
  購入金額:確か1,575円(ハードオフ)
  属性:メディアジャンク
  ※属性については こちら
  試運転結果:完動

このところ購入頻度がガクッと落ちました。一周してしまった感が。ジャンクに回りがちな機種は限られているのでパターンはひと通り試せたかなと思っています。今回のもパターンとしては目新しさはありません。中古市場でのメモステDuoの見切りがボチボチ本格化してきたかな、というところ。

強いていえばハードオフ購入品でのネタをまだ書いてなかったのと、現行販売時に結構欲しかった機種だったというのがあって、何となく買ってみました。ジャンクといってもハードオフ特有の簡易チェック済みモノです。とりあえず動きそうでしかも最低限セットが付いてるなら買ってもいいかなぁと。あとはかつて買おうか買うまいか最後まで悩んだことを思い出しました。光学式手ブレ補正を積んだWシリーズは少々無骨で大柄という時期がしばらくあったのですが、ここまで小さくなったんならさすがに使ってみたいなぁというのが欲しかった動機。

そんなことを考えていた矢先、たまたま遊びに行っていた秋葉原で、偶然にも当機のタイムセールスに出くわしたことがありました。ただ運悪く軍資金が底を尽きかけていた時のこと。買えなくはないが思い切るべきかどうしようか・・・なんて思ってるうちに目当てのブラックが目の前で売り切れ。他の色は残っていましたが、ああこれは「買うな」ってことだろうなと思いそこでは買わず。どうやらその辺りが現行販売の末期だったようで、その後あっという間に店頭からは姿を消しました。

ならば中古で、とはずっと思っていましたが、どうやらそこまで売れてなかったようで、なかなか出物にお目にかかれず、いつしか欲しかったことすらも忘れていました。だから見つけたときはちょっと懐かしかったです。しかも黒だし、今度は「買え」ってことだろうなと思い即購入。

カメラの性能自体は思っていた以上でも以下でもないです。ソニーの傾向をそのまま踏襲してますね。色乗りのちょっと浅い、寒々とみえがちな画質。画角がちょっと面白いですね。30~120mmってほかであんまり見たことがないです。25mmとか28mmとか持て余すと常々言ってる者としてはかえって使いやすいかな。レンズで無理をしてない感じはなんとなく画質に反映されているような気がします。気がするだけです。

オチ的なこととしては、実は海外仕様だったようで、メニュー画面が日本語にできません。チェック欄にそんなこと書いてなかったけど?見慣れたインターフェースなので日本語じゃなくてもなんとなく困ってないし、知ってたとしても買ったとは思いますが、チェックのときにわかんなかったのかなぁ・・・


中古道楽<実践編>(07)Panasonic LUMIX DMC-LS2

2012-09-27 19:14:58 | 中古
またいずれと言いつつ全然書いてなかった、日本橋サルベージ物のネタを今頃。

  機種名:Panasonic LUMIX DMC-LS2
  販売形態:ジャンク(本体)
  購入金額:480円(ソフマップ)
  属性:強いて言えば巨大ジャンク
  ※属性については こちら
  試運転結果:完動

たまたまなのか、時期なのか、いつも(というほどいつも行ってるわけじゃないけど・・・)は見かけないジャンクワゴンがソフマップの店頭に出ていたので一心不乱に物色。ピークは過ぎていたようで大物は既に持ってかれてる感じでしたが、かつて興味のあった機種ということで買ってみました。

現役販売当時も「今時の機種にしちゃデカイな」と思ってましたがやっぱりですね。現在だったら光学12倍だかGPSだか積んでなきゃ説明できない大きさです。動力が単3電池(2本)であることを差し引いても、もうちょい何とかならんのかという迫力ですね。ただ、前もどっかに書きましたが、縦方向に大きくて御し切れない機種よりは横に長いスティック型のほうが個人的には好きなので、厚みも含めたバランス自体はボクにとっては悪くはないです。

当時のエントリー機種ですが光学式手ブレ補正を積んでいるのが最大のウリです。単3×光学式手ブレ補正・・・現在のエントリークラスではまず実現しない組み合わせでしょうね。ISO自体は400が上限なので完全に夜景となるとやはり少し苦しいですが、助けてもらえる局面は多々あるはずです。

肝心の画質ですが、個人的にはやはり「ナチュラル」に設定して丁度いいくらいなので、ルミックスの前例に違わず基本は「派手」。ご覧のとおり原色達には容赦なく引っ張られてる感じです。これでナチュラル。そんな味付けの部分はさておき、WBとか解像度とかレンジとかいった基礎体力の部分はエントリー機種であることを考えるとなかなか頑張っている感じ。インターフェース関係が今となっては贅沢ですね。モードダイヤル、独立メディアスロット、これも今の単3エントリークラスでは有り得ないギミックです。最大の弱点は液晶モニターで、100歩譲って2.0インチは我慢するにしても8.6万画素はいかにも荒い。おまけに昼間見づらい。ちょっと惜しい。

ところで当ネタ、ここまで7台のこと書いてうち3台がルミックスですが、今こうして買ってるってことは現役販売当時に買えてないということの裏返しです。同じスペックだと他より3,000円は高いのがルミックスですからね。あの時買えなかった機種に手が届いてしまうのもまたジャンクのお楽しみのひとつです・・・


中古道楽<実践編>(06)CANON IXY DIGITAL 10

2012-08-28 06:02:51 | 中古
先日の日本橋での釣果はまたいずれ。今回は・・・

  機種名:CANON IXY DIGITAL 10
  販売形態:ジャンク(本体)
  購入金額:500円(キタムラ)
  属性:IXY枠?
  ※属性については こちら
  試運転結果:完動

現行販売当時から興味のあった機種です。これでもかというくらい直線的な外観にハマりまして、中古で出物があればと思っていた機種のひとつ。ジャンクでゲットできればいうことないのになあと思って見つけたら必ず買っていましたが、3台目にしてやっと動作品に当たりました・・・

以前の属性分類でIXY DIGITALの型番2桁番台(40~80)はやたらとジャンクカゴに転がっているというような事を書きましたが、この10も世代的には少し後ですがどうやら同じ系譜のようです。見た目に騙されがちですが、サイズ、レンズ、ボタン配置から察するに骨格は同じでしょうね。当然バッテリーもNB-4Lです。

見た目で欲しかった機種なので内容をどうこう言うつもりはありませんでしたが、思いのほか出来がよくて満足してます。まず動作がサクサクと軽快なのがいいですね。合焦も早いです。画質はデフォルトでは気持ち派手なので「すっきりカラー」固定で。WBはさすがの安定感。光学式手振れ補正が付いてないので増感が頼りですが、高感度はギリギリ及第点でしょうか。

欲をいえば、より引き締まって見えるブラックの方が欲しかったんですけどね。そっち見つけたら引き続き買ってしまいそうです・・・