是（こ）を「チプカシ」と 人はいふなり・5

廉価デジカメは滅亡寸前の様相。買うモノがない...だからって訳じゃないけど、ついつい買っちゃうチプカシネタでお茶を濁します。今回は B640WD という機種。日本未発売。輸入系チプカシはよくヴィレッジヴァンガードで売ってたりしますが、自分が実際に買ったのは三宮の時計屋さんです。

目に付く機能としては、日付は月日表示（A158W は月が出ない）、防水50M、押したらしばらく光り続けるLEDライト、などなど。そこいらの時計にとっちゃ普通な話でも、チプカシ界では高機能機です。ちなみにLEDはCASIOインターナショナルによると「アンバー」に光ります。こんな感じ。



実のところ前々から欲しかった機種ではあります。デザインがツボで。レトロ感たっぷりの樽型ケース。ずっと買わなかったのは結構高かったから。ネットの値段でもやや割高に見えるのに、ヴィレッジヴァンガードだと更に高い。ところが先日なぜか、ネットよりちょい高めくらいの値だったにも関わらずサラッと買ってしまいました。ゴールドアクターのお陰でなまじ現金持ってたばっかりに、つい大きく出てしもうたです。出先だったっていうのもなぁ。今買わなきゃ感が...まぁ、数千円程度の買い物でなにをブツブツって話ですが。

来年はひとっつもデジカメのネタ書かない（ていうか書けない）かも知れませんが、一応ここが自分の中でのメインスペースなので、とりあえず何かは書き続けます。誰に向かって言ってんのかわかりませんが、よいお年を...

是（こ）を「チプカシ」と 人はいふなり・4

「チプカシ」で当ブログにとんでくる人が多いみたいなのでネタを寄せてみました。MW-59 というアナログ機。

F-91WやA158W よりちょっとだけ高い（といっても1,500円ほどだけど）分、防水が５気圧。この値段で日付表示まで付いている。プラスチッキーな外観はオモチャみたい、というよりオモチャそのもの。おしゃれさんが着けてればファッションと解釈されるだろうけど、40男だと百均呼ばわりの危険性が。

それでも着ける、時には着ける。軽くてタフでシンプルで、そしてやっぱり「ちゃんと時計」なのがいいです。アナログも楽しいですね。

Swatch SISTEM51 その2

こちらSISTEM51の裏面。表（文字盤）よりさらに派手なのが笑える。

そんなデザインもさることながら、自動巻きのくせに半円のローターが見当たらないのがもっと不思議。実は外周のリングがローターになっていて、そらもう、ちょっとした拍子にクルクル回ります。そしてその度にギュルギュル音鳴ります。結構気になるレベルの音量です。慣れるとちょっと面白かったりもします。手首にちょっとスナップ利かせると「キュイイィィィン・・・」て感じで数秒間まわり続けたりするので。間違いなく寿命縮めてるとは思いますが.....

欠点というか気になった点をひとつ書いておくと、竜頭が異様に硬いです。特に1段目（日付）から2段目（針）に押し引きするとき。硬いうえに、確実に何かを犠牲にしてる感じの手ごたえがあって、いい気持ちがしないです。戻すときも硬さの反動で針がちょっと横ブレして時間調整がパアになるのも困ったもんです。これは単にボクがヘタなだけかもしれませんが。

あと欠点じゃないけど、やっぱり会社に付けていくのはムリがありました。ある意味チプカシよりも。買ったばっかのときは嬉しさ余って付けてってましたけどね...いちばん地味なブラックを選んだけど、それでも自分の手持ちのシャツには合ってない感じがしました。ショップやサイトで見るとあまり派手には思えないんだけど、実際に付けてみると色んな意味でよく目立つ。ま、そもそも誰もボクの服装なんて見ちゃいないとは思いますが。

ともあれ、そもそものウリであるムーブメント性能は確かなようなので、希望としては早いとこ新モデルが出てくれればなぁと思います。第2弾、第3弾と出るうちに、ひとつくらいは会社に付けていけそうなヤツも出るんじゃなかろうか。

Swatch SISTEM51

その気もないのに時計ブログに・・・

話題のオートマチック機 Swatch SISTEM51 を買ってみました。先日ちょっとぶらついていた三宮で。まだ銀座とか梅田とかじゃないと買えないと思ってたのに、思いがけず現物を見られた興奮でついうっかり・・・ちなみに現時点では更に取り扱い店舗が増えている模様。スウォッチなんて何年振り？や、10数年振りレベルか・・・

話題な点その１．パワーリザーブ90時間！これは触込みどおりかな、ちゃんと試してないけど。今んとこ完全放置は最高２日、止まりませんでした。面白がって毎日ちょいちょい手巻きしてしまうせいか、着けたり着けなかったりの割に買ってから一度も止まってないです。

話題な点その２．日差±10秒！これもまぁウソじゃないです、週に１分ずれる感じなんで。手持ちのセイコー５の暴走振りからすると十分優秀な精度なんですが、本音を言えばもうちょい頑張ってもいいのになとは思う。時計の精度のカタログ値ってまぁまぁ保険かけてるようなところあるし、実際はそこまでずれない体で構えていたので、何もそんな忠実にスペックどおり動かんでも、と。まぁ、使用環境というものも大いに影響はあると思うので、やり方次第でもう少し高められるのかも知れません。

あと、いろいろ細かいことは、覚えていればまたいずれ・・・

是（こ）を「チプカシ」と 人はいふなり・3

ぼちぼちコレクションケースが必要だ。時計、買いすぎ。今回は厳密には「チプカシ」とは呼ばれてないものの、やはりホームセンター吊り売りの定番である MTP-1239DJ という時計の話。オフィシャルサイトがないので画像だけ...こんなやつです。


チプカシに負けず劣らずのベストセラー。フルメタル、デイデイト表示、バックルは三つ折れ式、日常生活防水・・・これで約2,000円、売れるはずです。本来、ブルーの文字盤のタイプの方が、価格を思わせぬ発色と質感で人気のようですが、同じでは面白くないのと、思うところもあって、シルバーの文字盤のタイプを買ってみました。

この機種のよく知れた問題点として「バンドのコマ調整が大変」というのがあります。ゆえに実使用に際しては「それでも頑張る」か、あるいは「時計屋に持ち込む」かのどっちか。ただ、A158W や A168W での経験上、コストのしわ寄せはバンドに来てるに違いないと予測していたため、安いバンドにそんなに労力かけるくらいなら最初から交換してしまえば、とか思いつき、そう考えたら無性に欲しくなって、うっかり買ってしまった次第です。ちょうど余ってたバンドもあったし。文字盤をシルバーにしたのも、その辺の考えあってのことです。ブルーではバンドの色が限られてくるかなぁと。で、能書きが長くなりましたが、その結果がこれ。



余ってたバンド(マルマンのだったかな...)なんで選択の余地はなかったんですが、もうちょい濃い茶のがいいのかも。本来の質感を自ら手放してしまった感が。まぁ、ハナからこんな時計だったと思うことにします...注意点としては、元々付いてるバネ棒を無くしたり曲げたりしないことでしょうか。ベルト自体は幅20mmのものを入れてるんですが、本体側の幅は微妙に狭い(19.5mmだとか)ようで、ベルトは多少押したり何やらでどうにかなっても、バネ棒はベルト付属のものではどうにもならない感じでした。やり方が悪いだけかも知れんけど.....

時計としての実力はなかなか。視認性は問題なし。精度もまずまずです。まだ使って3週間ほどですが、ざっくり週に1秒進むって程度でしょうか。いつも思うけど、こんなの、よくこの値段で出せてるよなぁ...